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「明日にかける橋」ー秋風景撮影! 袋井市在住の方にお願い [告知]

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編集作業が続いているが、いよいよ本格的な秋。地元の風景撮影を行う。映画に四季の映像が入るとクオリティがワンランク・アップ。文芸作品のような風格が出て来る。毎回、地元のそんな風景を撮影する。今回一番の狙いは袋井市の法多山、可睡斎の紅葉。この2カ所で紅葉を撮影させて頂く。

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ただ、タイミングが大事。撮影に行ったけど、まだ葉っぱは緑ではアウト。数人のスタッフで行くのでそれなりに交通費、宿泊費、食費、人権費がかかるので、ここぞ!というときに、2−3日ほどで撮影したい(他でも秋風景等を撮影するので)。何度も行くことはできない。予算的にも1度きり。そこで地元周辺に住む方から情報を頂きたい。まず、例年だと何月の何日頃が紅葉が最高潮か? そして現在はどうか? 

コメント欄に情報を投稿。或は僕のFacebookのコメント欄に写メをアップしてもらえると、ありがたい。その情報をもとに秋風景撮影の日取りを決めたいと思う。ぜひぜひ、よろしくお願いします。

●袋井市 可睡斎 法多山ー紅葉の頃に撮影。現状を写メ、お願いします!●


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明日にかける橋ー編集日記 藤田朋子さんの舞台「おんなの家」を拝見 [「明日」編集]

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この日は「もう、会話せねばならない!」ということが分かっていたので、それなら!と会議の前にある舞台を観に行った。「明日にかける橋」に出てくれた藤田朋子さんが明治座で公演を行なっているのだ。映画に出演してくれたお礼も伝えたいし、進行状況もお知らせしたい。また、映画公開に向けて、いろいろ宣伝にも協力してもらわねばならないのでご挨拶。

ほぼ3時間の舞台。ほとんど藤田さんが主役ともいうべき物語で、台詞がもの凄くあり、大変な役だが、本当に彼女の実力は凄い。舞台ではそれが存分に発揮される。現在、編集中の「明日にかける橋」でもちょうど藤田さんが出ている部分なのだが、かなりのパワーで演じてくれていて、出て来るだけで物語が盛り上がる。

終焉後、楽屋にご挨拶。12月下旬に完成披露上映会が地元であることを伝えると喜んでくれた。早く観たい!てなことを話したのだが、3週間も人と話していないと、言葉が出て来ない。もう、言語障害。頭に単語が浮かばない。何だか、うまくしゃべれないでいると、映画ライターさんが登場する。あ、この日は「明日にかける橋」パンフ用インタビューの日だった。藤田さんには「監督への不満とか、悪い話でも何でもしてね!」というと「悪い話なんて全然ないよ!」と言われた。が、僕がいるとインタビューもし辛い。早々に引き上げる。

このあとにパンフレット会議で渋谷へ。そのことを先の記事で書いた。さあ、帰宅して編集作業再開だ。藤田さんとはあまり話さなかったが、パンフ打ち合わせでかなりしゃべってしまった。おまけに久々の外出。3週間も編集室に座っていたので体力が落ちているのか、疲れが酷い。満員電車に揺られ帰宅。翌日からはまた編集室に籠る。うまく編集の霊(?)は降りて来るか? それとも七転八倒、何もできずに苦闘する日々となるのか? 乞う、御期待。


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明日にかける橋ー編集日記 パンフレット会議第2回の中味? [「明日」編集]

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「人と会話してはいけない!」作業をしているのに、どーしても避けられないものがあり、打ち合わせに出席。というのも12月下旬の地元完成披露上映会で販売するパンフレットの詳細を決めねばならないからだ。

プロデュサーと、デザイナー。そして僕の3人。記事を書いてくれる映画ライターさんはすでにインタビューを開始。この日も鈴木杏ちゃんの取材しているとの連絡が入る。こちらはメインビジュアルを決めねばならない。皆が知る映画で例を上げるなら、あの「ジョーズ」。鮫が海から上がって来て、泳いでいる女性を襲おうとしている絵。あれがメインビジュアルだ。

「未知との遭遇」は夜の道。その奥で光る何か? 「ET」は宇宙人の指と少年の指がくっついてるあれ。というふうに映画はメインビジュアルを決めて、ポスター、チラシ、チケットと全て同じデザインに統一して宣伝する。あれこれいろんなパターンを使うと見る人が覚えてくれないからだ。それが宣伝というもの。

「ジョーズ」で言えば、鮫のポスター。鮫のチラシ。鮫の前売り券と全てデザインが同じものが使われた。もし、ひとつだけ別のデザインを使っていると、気付いてもらえず、アピールできない。宣伝においては基本。とても大切なこと。人というのはなかなか映画の存在を認知してくれない。だから、印象の強いーインパクトあるビジュアルを作り、全て統一して宣伝する。

作品によっては公開に近づくと、ビジュアルが変化するタイプもある。「スターウォーズ」シリーズがいい例だが、最初はダースベーダーだけ。それが次第に新しいキャラクターが紹介され、最後は全員がビジュアルに出る。だが、その場合は過去に使ったビジュアルはもう出さない。見ている人が混乱するからだ。

今回の映画は全国展開せねばならない。そのためには多くの人にアピールすることが大事。そのビジュアルを決めるにあたり、まず、誰が出演しているか? ジャンルは何なのか? アクション映画か? 恋愛ものか等。笑えるのか? 文芸作品なのか? 何なのか? どんな物語なのか? さらにはターゲット。子供向けか? 女性向けか ? 家族向けか?そんなことを1枚のポスターで伝えることが大事。

ただ、全てを正確に盛り込むと逆に分かり辛くなることもある。分かりやすく「恋愛映画!」とした方がいいこともあるし「有名俳優が出てます!」という手もある。その役者のファンが大勢いるなら、その方がアピールする。が、有名でもファンが劇場まで押し掛けるようなタイプでなければ、意味がない。これは所謂、広告代理店的な発想。

監督が「この映画は恋愛映画だ。恋愛ものとして売ってほしい」と思っても、その年の日本映画に恋愛ものがやたら多ければ、霞むので別の要素を打ち出した方が差別化ができる。また、ブログで何度も書いて来たが「地元映画だから地元の美しい風景をポスターにたくさん使ってほしい」と言われることもある。が、それは逆効果。それでは映画のポスターではなく観光PRと思われてアピールできないのだ。

ポスターを始めとするメインビジュアルは「売りたいもの」を載せることではない。映画の一番の魅力をそこに打ち出すこと。「感動できる映画」なのか? 「大笑いできる映画」なのか? それを伝えてこそ観客は「泣けそうな映画だから見たい!」「笑える映画だから見よう」となる。

あるいは「これは地元をアピールする映画だから!」と地元の風景写真にー**市でオールロケした映画ーとキャッチコピーを付ける地方映画がよくあるが、最悪のパターン。それでは観光PRポスター。有名観光地でない限り地方に興味を持つ人は少ない。映画ポスター(ビジュアル)はロケ地を売るのではなく映画自体をアピールするのが目的。

その映画を見てもらってこそ「舞台となる町が素敵だったなあ〜。今度行ってみたい!」と思ってもらえる。だからこそ、一般商業映画と同じように、中味の魅力を伝えるビジュアルを考えねばならない。地方映画が陥りそうな点を含め、その辺もデザイナーさんに伝え、こちらで考えるイメージをいくつか伝える。それを実際に絵(ビジュアル)にしてもらい、そこから突き詰めて決めていく。さらにスチール写真やキャストの説明。(デザイナーさんは撮影現場にはいなかったので、その辺を全くご存知ないので解説)

てなことをしていると、もの凄い量の会話をしてしまった。かなりヤバい! これで編集室に戻り、作業を再開できるのだろうか?(つづく)


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明日にかける橋ー編集日記 声を出さねばならない日? [「明日」編集]

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編集開始より、人とは会わず、編集の霊(?)が降りて来やすいように、編集室に1人籠って、電話を止め、メールもなるべく見ないようにして集中して作業を続けて来た。飯で外に出るときも、ハンバーガー屋とかで、会話を交わさなくてもいい店にする。その成果が上がり、霊が降りて来たようで、このところ朝から深夜まで仕事。こうして3週間が過ぎた。

しかし、しかし、ついに人と会わねばならないときが来た。本当にはこのまま「引きこもり」作業を続けたいのだが、そうもいかない。パンフレット制作の会議にでなければならないのだ。そう12月下旬の地元完成披露上映会で発売する「明日にかける橋」パンフ。そのデザインについての打ち合わせだ。

すでに方向性が決まり、俳優のインタビューを6人分。あと、いろんな記事を掲載するのだが、次に打ち合わせるのはスチール写真のこと。10月前半に僕が数千枚から苦労して選んだスチール写真。その事務所チェックが終わり戻って来たという。それを見ながら、どの写真をどのページに使うか? そして、メインのビジュアル(映画を象徴するもの)をどうするか?を決めねばならないのだ。

編集中だからあとで!という訳には行かない。12月下旬に間に合わせるには、もうこの数日で決めないと間に合わないのだ。そしてメインビジュアルに関しては作品を象徴するものだし、業界的にも監督の希望が重用視される。また、パンフ中味に関しても、記事にしても、写真にしても、全てを把握し判断できるのは監督だけだからだ。

例えばスチールを見てもそれが撮影風景なのか?映画の一場面なのか?判断できない。俳優が笑顔でカメラに向かってピースしても、そんな場面があるのか?それともスナップか?が普通の人には判断できない。さらに、映り込んだ人が俳優かスタッフか? はたまた実行委員か? そして地元のロケ地。それがどこなのか?を判断できるのは監督だけなのだ。

カメラマンや製作部なら分かるかもしれないが、すでに彼らは別の仕事をしている。太田組で引き続き仕事をしているのは、プロデュサーだけ。彼もまた全てのロケ地を把握。市民俳優まで判別することはできない。

昔、参加した映画のパンフではその辺をAP(アシスタント・プロデュサー)が勝手に進めて、地元のお寺の名前を間違ったり、ロケしていない町の写真を別の町として紹介したりして大変だった。それは町の人たちにも失礼。現場にいなかったスタッフが写真を選んではいけない。

そんなことでパンフ会議に出なければならない。ということは声を出し会話をせねばならない。けど、そんなことしたら編集の霊が離れて行き、また何日も作業ができなくなるかもしれない。どーする? やばい! あーー。(つづく)


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