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本日は午前10時の映画祭。「アラビアのロレンス」完全版。 DVDも持っているが、 また見てしまった [映画感想]

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本日は午前10時の映画祭。「アラビアのロレンス」完全版。

1963年。すでに3回ほど見た上にDVDも持っているが、

また見てしまった。映像が本当に素晴らしい。

今回気づいたが、「続悪名」と同じテーマ。



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「この世界の片隅で」ー観た。  打ちのめされて何も言えない。オリジナルは観ているのに、 [映画感想]

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「この世界の片隅で」ー観た。

 打ちのめされて何も言えない。オリジナルは観ているのに、


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「ディアハンター」ベトナム戦争を描いた金字塔!=打ちのめされた。 [映画感想]

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「ディアハンター」ベトナム戦争を描いた金字塔!=打ちのめされた。

若い頃から戦争映画は好きではなく、よほど有名な作品しか見てなかった。が、「ドキュメンタリー沖縄戦」を手がかるようになってからは、あれこれ見るようにしている。どうも昔の戦争映画は武勇伝的なもの、戦記物的な描き方が多いのが好きになれない理由の一つだったようだ。

それらのパターンでない映画をもう一度見ようと、あれこれ考えて「ディアハンター」を再度見た。と言っても1979年の公開以来だ。当時、大阪のOS劇場で見た。アカデミー賞も受賞した名作。大ヒットした。あれからちょうど40年。DVDで見直した。

この映画。ベトナム戦争ものと思って観ると最初の1時間はずっとペンシルバニアの田舎町が舞台。デニーロたちが演じる鉄工場で働く兄ちゃんたちの馬鹿騒ぎや結婚式が延々と描かれる。マイケル・チミノ監督の得意パターン。ベトナム戦が描かれるのは1時間を過ぎてから、それも戦闘シーンは15分。あとはあのロシアンルーレット。それが15分ほど。次の30分はサイゴンの話。

そのあとアメリカに戻り。デニーロは親友を探しに再びサイゴンへ。となる。超大作のイメージがあったが、実は戦闘シーンは僅か!ロシアンルーレットの場面はもう見ていても苦痛だが、製作費的には大した額はかかっていない。もちろん、15分の戦闘シーンだけでも、日本映画何本分?という額だが、思った以上に戦争場面は少ない。

それでも成り立つんだ....という思い。ロシアンルーレットの場面に戦争の狂気が集約されているし、決して低予算感はない(製作費はかなりかかっている!が、使い方が意外だった)。このスタイルは応用できるのでは? それはさておき、3時間3分のこの映画。見終わると打ちのめされ、何も言えなくなる。よくある戦争映画の爽快感はなく、友人を失ったデニーロたちの悲痛な思いが伝わり、自身の友達を亡くしたかのように暗くなる。

アカデミー賞に相応しい名作。もう少し、あれこれ戦争映画を勉強しよう。



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2019年のベスト8ー今年は名作がたくさんあった! [映画感想]

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2019年のベスト8ー今年は名作がたくさんあった!

これらの内、「天気の子」「ジョーカー」「ターミネター」「エンドゲーム」は劇場で2回見ている。他も、もう一度見たかったが、終わってしまった。この20年ほどで2回見ようと思った映画はほとんどない。そのくらいに今年は凄かった。

特に「エンドゲーム」は「スターウォーズ」時代の終わりを予感させ、「スカイウォーカーの夜明け」を見たときにそれを痛感した。涙がボロボロこぼれた作品ばかり(主戦場とハリウッドは違うが)心にグッと来たものが多い。

これらの作品のほとんどに共通するのは「家族」「仲間」という絆の物語であること。それが現代のキーワードであり、観客の心に突き刺さるのだと思える。


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「男はつらいよ お帰り寅さん」をやっと見た。 [映画感想]

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「男はつらいよ おかえり寅さん」をやっと見た。

この映画を見たら2019年も終わりと思っていた。今年のトリ。いや、トラだが、「男はつらいよ おかえり寅さん」をやっと見た。お!と思ったこと。シリーズ終盤になった頃。主人公はもう寅さんではなく光男君であり、泉ちゃん(後藤久美子)とのラブストーリーとなっていた。「男はつらいよ」ではない別の物語に寅さんがゲスト出演という感じ。

渥美清さんが体調を壊し、ハードな撮影に耐えられなくなったということもあるが、尾崎豊を思わす?光男君の青春物語は、それなりに楽しく見ていた。今回は完全にその続きであり、後日談であり、主人公は完全に光男君! その青春物語の完結編ともいうべきエピソード。

ネタバレにはならないと思うので書くと、寅さんは登場しない。回想で現れるだけ。でも、それは正解であり、桜さんも、ヒロシさんも既に老人になっているのに、若い寅さんが現れる(過去の映像を合成して)のも変だし、リアルに年取った寅さんをCGで描くのも違うだろう。

でも、単なる回想ドラマになっておらず、光男君ら、くるま屋の家族のその後が描かれており、家族とは何かを問う物語になっている。まるで木下恵介監督の映画を見るようだ。あちこちの場面で心に刺さるセリフがある。光男がいう

「寅さん。何で人は生きていくの?」

回想場面を見ている内に、そうか....「男はつらいよ」というのは喜劇ではなく、人生や家族を考える物語だったことに気づく。

ただ、最後になると、山田洋次監督の「渥美清さん。ありがとう」という思いが全開になり、本来のテーマから逸れるている気がするが、ある意味で、このシリーズの完結編を撮るのに、20年の歳月が必要だったことも感じる。泉ちゃん。リリーさん。朱美(美保純)、源ちゃんらが出てくるだけでも懐かしい。

このシリーズで探したものは何だったか?を山田監督がもう一度確認し、寅さんに感謝を伝えるために、この完結編を作ったように感じる。


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あなたが俳優を目指すなら絶対に見て欲しい!「ウエストサイド物語」(午前10時の映画祭) [映画感想]

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あなたが俳優を目指すなら絶対に見て欲しい!「ウエストサイド物語」(午前10時の映画祭)

この映画が劇場公開されるのは、もう15年振りだろうか? その前はさらに15年ほど。DVDではかなり前から見られるが、この映画だけはテレビ画面で見ても意味がない。映画館の大スクリーンで見るからこそ、あの迫力と感動が押し寄せる。

映画史上、屈指の名作。ミュージカルの金字塔。それが「ウエストサイド物語」だ。CG技術がどんなに進んでも、この映画の迫力、センスを超えることはできないだろう。「レ・ミゼラブル」「グレーテストマンショー」マイケルジャクソンの「ビートイット」(多分「BAD」も)原点はこの映画だ。フィルムメーカーたちは「ウエストサイド物語」を目指し、学んでそれらを監督している。

僕がこの映画を初めて観たのは高校時代。テレビ洋画劇場。「月曜ロードショー」だったかのお正月スペシャル。3時間ノーカット。吹き替え俳優も凄い。沢田研二、大竹しのぶ、安奈淳、国広富之。映画雑誌で何年もタイトルだけは知っていた。すごい名作だという。ビデオのなかった時代だ。

しかし、噂と違い、退屈極まりない物語。どこが名作?17歳の僕はそう感じた。その後、映画館で1980年にリバイバル。大画面で見ようと、川崎の映画館街で見たら、35ミリプリントの上下をカットしたシネスコサイズで上映されていた。(ほんとは70ミリプリント。当時の場末の映画館ではいい加減な上映が多かった)大画面で見ても感動はなく終わる。それが18歳。

その後、20代の終わり頃。アメリカ留学のバケーションで帰国した時に、渋谷パンティオンで70ミリ大画面で見た。ストーリーを知っている、すでに3回見ているのに大感動。打ちのめされた。凄かった。本当に名作だった。一緒に見た友人も言葉を失い。「凄かった....」としか互いに言えなかった。1990年代にも一度リバイバルがあり、若い俳優の卵を連れて銀座で見た。

そいつも打ちのめされて、言葉を失ったまま帰っていった。それ以来、劇場公開があると、若い連中には勧めている。あのセンス。あのスピード、あの感覚。全てが一流。表現者を目指すなら一流を見ることが大事。言っちゃ悪いが日本のアイドルのミュージカルなんて見ていたらダメ。この映画を観た上で観て欲しい。

そんな「ウエストサイド物語」下記の映画館で見ることができる。次はまた15年後かもしれない。DVDではダメ。若手俳優のあなたも、ミュージカルに興味ない君も、表現に携わる仕事をする人は絶対に見て欲しい。

2019/12/13(金)~2019/12/26(木) 午前10時から1回上映

札幌シネマフロンティア
MOVIE ON やまがた
T・ジョイ新潟万代
ユナイテッド・シネマ アシコタウンあしかが
シネプレックスつくば
TOHOシネマズ 市川コルトンプラザ
MOVIX三郷
ユナイテッド・シネマ ウニクス南古谷
TOHOシネマズ 日本橋
立川シネマシティ
イオンシネマ シアタス調布
TOHOシネマズ ららぽーと横浜
TOHOシネマズ 小田原
TOHOシネマズ 甲府
イオンシネマ金沢フォーラス
静岡東宝会館
ミッドランドスクエア シネマ
TOHOシネマズ 岐阜
イオンシネマ津
TOHOシネマズ 二条
TOHOシネマズ なんば
TOHOシネマズ くずはモール
TOHOシネマズ 岡南
広島バルト11
シネマサンシャイン大街道
福岡中洲大洋
TOHOシネマズ アミュプラザおおいた
TOHOシネマズ 長崎
天文館シネマパラダイス



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「カリオストロの城」を見て再発見したルパンの魅力=新作にはそれがないので詰まらないのか? [映画感想]

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「カリオストロの城」を見て再発見したルパンの魅力=新作にはそれがないので詰まらないのか?

現在、公開中の映画「ルパン3世」CGアニメ版。あまりに酷い理由を知るために同作品が目指したであろう「カリオストロの城」をBDで見直した。やはり、同じ設定、同じセリフを使っており、リスペクトがあることを感じる。が、なぜ、尊敬する作品には遠く及ばない退屈な作品になってしまったのか?詰まらない理由は昨日の記事で紹介した。今回は「カリオストロ」から新作が学べていない部分を考えてみる。

劇場公開以来、すでに20回以上も見ている作品だが、見だすと止まらなくなる。展開も結末も知っているのに目が離せなくなる。新作を見たばかりなので、この名作からいろんなものを取り入れていることも分かる。パクっているのではない、オマージュなのだが、決してそれらは生きていない。新作にない表現を上げていく。

努力するルパン。汗を流し、体を使い、走り、泳ぎ、飛ぶ。そんな姿に少し微笑み、観客は共感する。対して新作ではどんなトラップも、危機も難なく乗り越えてしまう。スーパーマン的なルパンがいる。驚きはあっても共感や微笑ましさは感じない。

また、ルパンと次元との関係性。観客は2人が仲のいい、長年の友達であることを知っている。そのせいか新作ではそこをあえて描いていない。友達らしい会話、友達らしい態度、時々冷たい態度を取っても、友達関係であるという展開。対して「カリオストロ」はあえて仲の良さを描いている。ジャンケン、スパゲティの取り合い、子供同士のように無邪気な2人が描かれる。

それらの描写によってルパンや次元に強い感情移入をしてしまう。「あいつらいい奴だな」という好感を持ってしまう。新作では「それは分かっているだろう?」というかのように描かれていない。次元だけではない。五右衛門、不二子、銭形も「カリオスロ」ではとても魅力的だ。クールな五右衛門も、いつも裏切る不二子も、敵であるはずの銭形でさえ「いい奴!」なのだ。

それをちょっとしたセリフ、ちょっとした態度で描いている。本筋とは関係ない部分だ。が、それが観客に強く伝わる。そして新作ではそれらがない。サイボーグが五右衛門や不二子を演じているだけのような味気なさ。間違った描写はないが、好きになれない。銭形の性格をコピーしたロボットのようなのだ。

そして新作ではない部分。ルパンの敗北。血を流し倒れるルパン。観客は応援せずにいられない。それも、どか食いして一晩で復活しようとする。健気なルパン。新作ではひたすら頭脳明晰で、運動能力が優れたスーパールパンが描かれる。他のメンバーもまるで超能力者。なので感情移入ができない。応援したくならない。放っておいても大丈夫という安心感。それが新作を退屈にした原因だろう。

それは何かと言うと、人間味だ。人間性だ。クリエーターはルパンのキャラは把握しているが、そこに特別ではない普通の人の、いや、ダメな奴らと共通する人間性を持ち込んでいない。人は優れたところに憧れるが、同時にダメな部分に共感する。それを新作のクリエーターは気づいていない。ルパンの魅力はスーパーヒーローというだけでない、人間的な部分にもあること。「カリオストロ」を見直して気づいた。



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映画版「ルパン三世」(CGアニメ)も「スターウォーズ」最終章と同じ。ファンが作ったルパンごっこ? [映画感想]

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映画版「ルパン三世」(CGアニメ)も「スターウォーズ」最終章と同じ。ファンが作ったルパンごっこ?

ファースト・シーズンは1971年。今も続く人気シリーズだが、作り手は代替わり。当時、テレビで見ていた層が作っている。明らかに「カリオストロの城」を目指している。それはいい。レティシアはクラリスであり。ラストシーンも敢えて同じ設定。

だが、中身は「カリオストロ」というより「レイダース」であり。それをルパンで焼き直した形。こちらも「スターウォーズ」と同様に机の上で、考え書いたストーリー。「ルパン」シリーズを熟知し、キャラも把握しているが、全て借り物であり、「007」や「インディジョーンズ」風物語を机の上で作り上げた感じ。

批判するのは簡単だ。ストーリー作りは本当に大変。同時に宮崎駿の偉大さも痛感する。「カリオストロ」は何度も見てもハラハラドキドキ、ルパンを応援せずにいられなくなる。が、この映画は何か他人事で、次元も、五右衛門も、不二子も、単なる知り合い感覚。どのキャラクターも愛しさを感じることが出来ない。

「スターウォーズ」もそうだったが、クリエーターは過去のシリーズは愛しているが、本当にルパンや次元への愛があるのだろうか? ルパン人形や次元人形を使い、ルパンごっこをしているだけに思える。それと「SW」もそうだが、クリエーターは若い頃から映画少年で、実体験が少ないのではないか?

恋したり、友達と喧嘩したり、泣いたり、笑ったりという映像以外での体験が少ないのではないか?だからナマ人間を描けないのではないか? 要はオタクなのではないか?とすら思える。一体何が違うのか?「カリオストロ」を再度見て(もう20回ほど見ているが)その答えを探してみたい。


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「スターウォーズ」最終章。もう一つの弱点?=俳優陣の弱さ? [映画感想]

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「スターウォーズ」最終章。もう一つの弱点?=俳優陣の弱さ?

(ネタバレはないけど、観てから読んで欲しい)

ファンが机の上で作った物語。だから、感動しないと前回書いたが、もう一つ問題がある。俳優だ。新三部作のレギュラーメンバーが皆、個性が弱く、魅力的でない。とても一生懸命に芝居はしており、下手ではないが、伝わって来ない。レイも、フィンも、どういう人か?よく分からないし、「レイ、頑張れ!」と心から応援したくならない。

比べて旧三部作。ルークを演じるマークハミルはその後の経歴を見ても決して演技派ではなく、普通の兄ちゃん。でも、ルーク・スカイウォーカーなのだ。レイアのキャリフィッシャーも、普通の姉ちゃん。でも、愛すべきお転婆プリンセスだ。ハンソロこと、ハリソンフォードはこの頃から名優。さらに新人3人を包み込むのが大御所アレックギネス。さらに敵のモフターキン総督=ピーターカッシング。俳優が皆、個性的だった。

前三部作だって、ナタリーポートマン、ユアンアクレガー、クリストファーリー、サミュエルLジャクソンと多くが存在感があった(アナキンの青年パートの彼だけミスキャストと思えるが)。その2つの三部作に比べて、今回は本当に弱い。好きになれない。応援したくならない。これは何なのか? 芝居が下手というのではなく、俳優自身に魅力がないのだ。その背景にあるものは?

俳優はプライベートが幸せだとダメになる。特に女優はそうだが、彼氏ができる。結婚する。子供ができる。そちらに思いが行ってしまい芝居に力が入らない。そんな女優は多い。逆に離婚したばかりはいい。「元夫に思い知らせてやる!」と芝居を頑張るからだ。つまり、何かを抱えている俳優の苦しみや悲しみが芝居に出るので、観客の心を打つ。代表的なのはジェームズディーン。彼の演技は涙を誘うが、演技ではなく、本当に孤独で寂しかったのだ。

悲しみでなくても個人の人生が出る。先のハミルやフィッシャーだ。フォードは大工仕事で生活費を稼ぎ、オーディションを受けていた時代。その意味で新三部作のレギュラーは皆、真面目に勉強する若き俳優たちでしかなかったのではないか? でも、悪いのは彼らではない。彼らを選んだ監督だ。JJはVFXにはこだわるが人間を描くのはうまくない。人より映画に愛がある人。それでアニメキャラのような人間味のない俳優陣を選んだのかも?

だから、最終章でも、あの俳優が出てきた場面(秘密!)は急激にクオリティが高くなり、涙がこぼれた。あれが大物俳優の力なのだ。そんなことも感じる。やはり俳優の力は大きい。



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「スターウォーズ」最終章は、心が震えなかった。その理由を考える? [映画感想]

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「スターウォーズ」最終章は、心が震えなかった。その理由を考える?

(ネタバレはないけど、観てから読んで欲しい)

まだ、昨日が封切り日なので観ていない人たちが多。詳しい感想を書くことでネタバレになるのは避け、違った角度での感想を書かせてもらう。今回の新三部作にルーカスは関わっていない。会社ごと権利を買い取ったディズニーが制作する新作。作るのは「スターウォーズ」を観て育ったJJエイブラムら次世代スタッフである。

これはnetflixのオリジナルドラマ「ストレンジャーシングス」等と同じ構図。あちらはスピルバーグ、リドリースコット、ジョージAロメロらの作品を観て育ったクリエーターのドラマ。日本でもその手のものが最近は多い。どれも共通するものがある。愛する作品をファンであるスタッフが続きを作る。そのために過去の焼き直しが多くなり、オリジナリティが失われて行く。

悪い言い方をすれば「スターウォーズ」ゴッコ。子供達がライトセーバーのおもちゃを持ち、オリジナルの物語を作り遊ぶ。それに近いものになることが多い。また、ファン出身の監督たちはよく映画の勉強はよくしているが、オタクであることが多く、映画以外の体験が少ない。これは漫画家の本宮ひろ志さんも昔、指摘していた。

「俺たちは河原で木刀持って喧嘩するような子供時代を送っていて、それを漫画にした。が、今の世代はその俺たちが書いた漫画を見て、自分は何も体験せずに漫画を書いてしまう。それでは読者に伝わらない」

が、今の次世代は本当によく勉強をしており、技術も知っていて、結構、面白いドラマを見せてくれる。が、「ストレンジャー」も第3シーズンから息切れ。同様に「スターウォーズ」も次第にパワーが落ちてきた。映画、映画で過ごした青春時代。その知識を駆使して愛する作品の続編を作っても、オリジナルには遥かに敵わないこと。痛感する。

どんなにオリジナルを愛していても「風と共に去りぬ」のファンが続編を書いてもダメ。白土三平の「カムイ伝」の続編をファンが書いても無理なのだ。同じことが「スターウォーズ」に言える。別角度からいうと、今回の物語は机の上で書かれたもの。「驚きの真実」=(旧三部作でのベイダーとルークの関係を踏襲)「感動の結末」「新しいアクションシーン」「伏線の回収」ということをあれこれ机の上で考え、あるいはスタッフとディスカッション。

そんな形で作られたストーリーなのだ。非常にうまく出来ている。が、その種の物語は心に刺さらない。頭で作ったものは頭では理解するが、心に伝わらない。そこには「スターウォーズ」愛はあっても、社会経験の中で感じた痛みや喜びが込められていないように思える。

旧作にはルーカスの思いが込められていたが、新三部作にはそれがない。だから大きな感動が得られない。それをクリアしているのが、同じ次世代の若いスタッフが作る「ゲゲゲの鬼太郎」だ。また詳しく解説する。



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