帰国しました! まるでタイムスリップからもどったみゆき?! [LAの映画祭]
ラッシュアワーの電車で最寄り駅まで。ヘロヘロなのでタクシーで。アパートに到着。「我が家に戻った!」というより「この部屋。何か知っているなあ?」という感じ。泥棒に荒らされたともなく、出発のときと同じ。バタバタで出発したので、掃除せねば..というまま。その日は日本製の発泡酒を飲んでバタンQ。
翌日、目が覚めると「ここはどこだ!? あ、家か...」という感じ。海外から帰ったというより、過去からタイムスリップした感じだ。LAは大学時代を過ごした街。6年も住んでいた。当時のことが鮮やかに思い出され、記憶が蘇る。過去にタイムスリップした感じだ。大学時代を終えて帰国したのが1990年。それから28年...。本当にいろんなことを感じた。
まだ、頭はLAモード。英語が先に出てしまう。「僕は今、どこにいるのか?」「ここはどこ?」という思いと「これが今の現実。この街で戦っている..」という思いが交差。まさに「明日」のみゆき(鈴木杏)が現代に戻ったときは、こんな気持ちだったのだろう。
過去。現代。青春時代。おっさん時代。アメリカ。日本。LA。東京。いろんなことが頭を過る。だが、本当に疲れた。恐怖のメイキング編集のときから睡眠時間を削って作業。そのまま、大阪公開。舞台挨拶。お盆でホテルが取れずサウナの長椅子で寝る。そしてLA。1日3時間睡眠で行動。とどめが飛行機。肩こりと背中の激痛がかなりなものになっている。
でも、無事上映が済み。スペシャルな賞も頂き。ほっとしたこともあり、疲労困憊が吹き出して来たのだろう。これで一休みして...とは行かず。来週には静岡県公開。舞台挨拶で現地入り。続いて横浜。名古屋。まだまだ終わらない。ただ、今日1日は休息する。
日本まであと1時間! 機内映画に板尾創路監督作。 [LAの映画祭]
噂のU航空。実は前回も同社。というのは、快適なS航空が続いたので、たまには問題多い会社も経験と思ったから。以前にも乗ったことがあったが、そのときに比べるとサービスや食事も良くなっていたことを感じた。とは言えA社やS社に比べるとまだまだという感じ。
今回は経費節約のため最安値の飛行機。それがU社だった。かなり不安だったが、数年前よりまた進化しており、日本語ができるCAも多く、食事もさらに良くなっていた。夕飯のメニューはチキンテリヤキ。野菜サラダ。ごはん(カリフォルニア米)といっても「うまい!」ということではないが、努力中というのを感じる。
ただ、この会社でなくてもエコノミーの席は狭く、メイキング1ヶ月半で肩こりと背中の痛みが最高潮のまま渡米したので、同じ姿勢で10時間は体に激痛が走る。またまた数時間で目が覚める。これまでLAからの帰りは目が覚めたら、成田だったが、睡眠不足なのに、数時間しか寝られないままのフライトとなる。
機内で見られる映画。その中に「明日にかける橋」の板尾創路さんが監督した「火花」を発見。「明日」もいつか機内で見れる日が来るのだろうか?3時間遅れでテイクオフしたが、到着も3時間遅れ。ちょうど東京のラッシュアワーにぶつかる。デカいスーツケースを持って満員電車に乗るのは辛い。
でも、こんな感じで今回のLAー映画祭の旅は終わる....。
いよいよ帰国。ロスアンゼルス国際空港へ! [LAの映画祭]
映画祭が終了。帰国の途に着く。飛行機会社はあのU社。かなり不安。でも、ここが最安値。今回は快適さより節約節約。いよいよ、LAを去る。第二のホームタウンとも言える街。時間があれば想い出を辿る旅してみたかったが、今回は映画祭参加が目的。それでも行く先々で、いろんな想い出が蘇った。そのことはまたお伝えするが、今はロスアンゼルス国際空港に向かう。
そもそも渡米時の飛行機のシートは狭くて、1ヶ月半に及んだあの恐怖のメイキング編集で肩と背中が今も激痛。そのためにあまり眠れず。3時間寝ただけで到着。LAは朝。
そのまま活動開始。連日、映画祭のイベントがあり、それが終わってからホテルで真夜中までFacebookやTwitterの更新。そして日本への連絡。朝は午前4時5時に起きて準備。撮影と海外ではめっちゃ朝早く目が覚める。「明日」撮影時も僕だけ5-6時起き。同じくらいに起きて来る和歌山からのボランティア・スタッフさんと近所のローソンに行き、モーニングコーヒーを飲んだのを思い出す。そんな感じでLAでもほぼ1週間。早朝起床。真夜中まで作業。睡眠時間、連日3−4時間。おまけにLAは日本に負けない猛暑...。
でも、映画祭では特別賞を頂き、映画も好評だった。全てを終えて今、LAXーロスアンゼルス国際空港に向かう。その途中に母校USCの側を通る。1990年の帰国時と同じコース。フリーウェイを使わない方がラッシュ時には早いこと。6年住んでいたので周知。そんな時代ー28年前を思い出す。3時間前に空港着くように向かったのに、噂のU航空。3時間遅れ。再び狭いシートで10数時間。背中に激痛の旅となりそう。
帰国した1週間後にはロケ地静岡県で「明日にかける橋」の映画館公開だ。まだまだ休息は取れない。さよならLA。また、逢う日まで。今度はじっくりと想い出を見つめる旅にしたい。また、逢う日まで。
「明日にかける橋」LAの映画祭で特別賞を受賞。太田監督が英語でスピーチ。 [LAの映画祭]
毎年、ロスアンゼルスで行われるジャパン・フィルム・フェイスティバル・ロサンゼルス。日本の文化を紹介、日米の交流を目的とした映画祭で今年で13回目を迎えた。
静岡県袋井市、磐田市、森町を舞台とし、市民が寄付を集めて製作した映画「明日にかける橋1989年の想い出」も招待作品として上映された。会場はオレンジ・カウンティのコスタメサ。
多くの観客が集まり、静岡県の美しい風景を堪能。クライマックスでは多くの人が感動、涙した。クロージング・セレモニーで「明日にかける橋」は特別賞を受賞 。映画祭に参加していた太田隆文監督が英語で受賞スピーチ。
「大学時代(南カルフォルニア大学映画科)を過ごしたこのLAで、映画祭に参加し、賞を頂けたことはとても嬉しい」
と語った。
LA通信② ヘルシーなハンバーガー! [LAの映画祭]
明日にかける橋ーLAの映画祭で招待上映 太田監督が舞台挨拶。 [LAの映画祭]
毎年、ロスアンゼルスで行われるジャパン・フィルム・フェイスティバル・ロサンゼルス。日本の文化を紹介、日米の交流を目的とした映画祭で今年で13回目を迎えた。
これまでにも、大林宣彦監督、俳優の仲代達矢さんらがゲストとして参加。今回は女優の桃井かほりさんが監督作品を携えて参加。リトル東京とオレンジ・カウンティの2カ所の会場で8月18日から数日に渡り、日本映画20本ほどが上映された。
日本でもヒット中の「カメラを止めるな」を始め「HEE」(桃井かほり監督)「糸」(田中美里・主演)等と共に静岡県袋井市、磐田市、森町を舞台とし、市民が寄付を集めて製作した映画「明日にかける橋1989年の思い出」も招待作品として上映された。
会場はオレンジ・カウンティのコスタメサ。多くの観客が集まり、静岡県の美しい風景を堪能。クライマックスでは多くの人が感動、涙していた。上映後は太田監督が舞台挨拶。観客とQ&Aも行った。