2017年ー最後のご挨拶 [12月ー2017]
今年は「明日にかける橋」で始まり「明日にかける橋」で終わった1年でした。一昨年の秋からスタート。今年になり準備、撮影、編集、完成披露試写会と、まる1年「明日にかける橋」の戦いでした。本当に厳しい戦いでしたが、完成披露試写会は満員御礼の連続。作品の評判もかなりなもので、ほっとしています。
しかし、戦いはまだ終わらず、来年夏以降の全国映画館公開を目指して次のステップに入ったということもあるのです。この段階こそが本来の目的。映画を多くの人に見てもらうことこそが大事。映画を作った意味。地方で作られた映画の多くは地元上映で完結してしまい、いい場合でも誰も知らぬ間に東京でひっそりレイトショーして終わりということが多く、苦労して作った映画を無駄にしてしまいがち。
でも、今回は最初から全国公開、海外の映画祭を視野に入れてスタート。ロケ地の魅力。そして多くの人に感動を伝えられるはず。本当に楽しみ。ここまで来れたのも、いくつもの困難や絶望を超えて走り続けた地元実行委員会の方々の力。心から感謝しています。
試写会を終え、ほっとしたのもつかの間、気付くと今年はあと数時間。来年はどんな年になるのか? 見据えて行きたいと思います。映画を応援してくれた多くの皆さん。本当にありがとうございました。