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静岡県の袋井市、森町、磐田市を舞台とした映画がロスアンゼルスで上映! [7月ー2018]



静岡県の袋井市、森町、磐田市を舞台とした映画がロスアンゼルスで上映!

ジャパン・フィルム・フェスティバル・ロサンゼルス2018のHPに

「明日にかける橋」紹介記事もアップ。

英語タイトルは「BRIDGE OVER TROUBLED WATER」です。

映画祭のHP=> https://www.jffla.org




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地元の人は「明日にかける橋」を3度目で感動する理由? [地方映画の力!]

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地元で作られた映画。地元の方は興味津々で観てくれる。「どこで撮影しているんだろう?」ワクワクしながら観るが、「全然、感動できなかった〜」という人がときどきいる。或は「ストーリーがよく分からなかった〜」という方もいる。映画が詰まらなかったのか? 難解だったのか? 

そうではなく、地元の人は通常の映画とは違った見方をしてしまうからだ。本来は「ストーリー」を追う。「結末はどうなるのか?」想像する。主人公に共感。応援したくなる。ところが、地元映画の場合。地元の方の多くは「どこで撮影されているか?」をまず観てしまう。「え?ここ、どこ。あ、三丁目の公園だ! 映画で観ると立派ねえ〜」「あ、ここ知ってる。市役所の裏のお店。行ったことある!」と考えてしまう。

次に「あ、この人。鈴木さんだ! あーエキストラで出たんだ〜」「えー、川田君だー。台詞までしゃべってる〜」「山田さんまで、主人公と一緒の場面じゃん!」とか、友人に目が行く。さらに、出演をしている人は「あー私のシーン。カットされてないかな? 芝居が下手だから切られても仕方ないけど。次のシーンだよね。。。。どーかな??? あー出てる!!あーーアップになった〜ウソ〜」と思いながら観る。もう、お分かりだと思うが、

①町のどこで撮影されたか?気になる 
②友人が出ているのを探す 
③自分のシーンを確認する。 

この3つに集中してしまうので、ストーリーが眼中にないことが多い。物語が把握できなければ感動もできない。こうして地元の人には「感動できなかった」「ストーリー」が分からなかったという人が出てしまう。

では、もう1回観る。でも、出演している人は自分のシーンがカットされていなことを確認しているので、次は友人のシーンを確認する。他にも誰か知り合いが出ていないか探してしまう。結局、2回目もそれに集中してしまい、ストーリーが分からない。よし、もう一度観よう! こうして、やっとストーリーが分かり、感動した。泣けた!と思える。

まあ、大変だが、これも地元映画でしか味わえない体験だ。さらに!今回の「明日にかける橋」は昨年末の地元・完成披露試写会から再編集!2分長くなり、音響効果も全てリニューアルした。というのも、試写会を開いたホールと、今後上映される映画館では音響設備が全く違う。映画館のスピーカーシステムは非常に優秀。段違いなので、音と音楽は全て5.1chステレオで録音し直した。音楽もさらに2曲追加。オーケストラで録音してある。

シネコンのシステムで上映すれば、素晴らしい音と映像が体験できる。ラストの花火大会など、まるで会場にいるかのような臨場感。音が客席を取り囲むように流れる。先日も試写会と東京の映画館の両方で観てくれた方がこう言っていた。

「音が違うとこんなに違うとは思わなかった。10倍感動して、10倍泣けました。本当に凄かったです!」

なので、ぜひ、地元の方は地元のシネコンでご覧下さい。10倍感動します。そして、試写会を観てない方はぜひ、2度3度観てくださいね。3度目に超感動するはずですから。


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「明日にかける橋 1989年の想い出」 ロサンゼルスの映画祭で招待上映 [予告編]



「明日にかける橋 1989年の想い出」

静岡県袋井市、磐田市、森町が舞台の感動映画が

ロサンゼルスの映画祭で招待上映!8月




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本日も終了!はー今日はキツかった。 編集が捗らないときは、いろんな方法があって、 [7月ー2018]

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本日も終了!はー今日はキツかった。

編集が捗らないときは、いろんな方法があって、

①ガムを噛む ②コーヒーを飲む ③しっかり食べる ④お菓子を食べてみる ⑤冷房をつけてみる ⑥ハンバーガー屋に行って涼む ⑦ビールを飲む? といろいろあるのだが、今日はどれをやってもダメ。

体力が続かないなあ〜と思っていた。考えたら編集を始めて10日。1日も休まずに、エアコンもつけず、この猛暑の中、通常の2倍の速度で作業していた....ダメだこれは...体力持たないと思え、メイキング編集モードに入れないので、軽めの予告篇を2本作り、少しダウンしたりして、サンクスメールを長文で書いた(朝、確認してから送ります)

そうしたら、もうこんな時間。明日はやるぞーと思っていたが、戸籍謄本がようやく届いたのでパスポート申請に行かねばならない。。。。どんどん、〆切が迫る。本当に間に合うのか? いや、間に合うだけではダメ。クオリティ高くないと...


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「明日にかける橋」静岡県版・予告篇ー初公開! [予告編]



「明日にかける橋」静岡県版・予告篇ー初公開!


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「最近、監督のFacebook記事が流れて来ないけど、アップしてないの?」と言われ愕然?FBの秘密 [7月ー2018]

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ご存知のように「明日にかける橋」宣伝のために毎日、数度に渡り、10個以上の記事をアップしている。にも関わらず、それらがタイムラインに流れて来ないという話を聞いた。その背景を説明する。

Facebookというのは例えば1000人友達がいるとすると、あなたがアップした記事や写真は1000人全員には流れない。その割合は分からないが、友達の一部のみ。それがFacebookのやり方。でも、「いいね」や「シェア」をときどき押すと、その人の記事が頻繁に流れて来る。

つまり、ただ、記事を読むだけではダメ。「いいね」や「シェア」を押して交流をしない人には記事は流しませんよ〜というのがFacebook側の考え。友達交流の努力を求めるメディアなのだ。何とも面倒くさい。どんな交流をしてもいいじゃないか?と思うのだが、そんなことを暗に求めている。その裏には何らかの企業事情もあるのだが、それがFacebook。

もし、僕の記事を頻繁に読みたい!と思ってくれる方はときどきでいいので「いいね」を押してほしい。そして「明日にかける橋」を応援してくれている方はぜひ「シェア」を押してほしい(これは大いに映画の宣伝になる)そうすればタイムラインで記事が流れてくるはずだ。

Twitterもそうだが、Facebookも無料ではあるが、その裏で企業が得するシステムを作っている。人の心理を利用して嵌めるような設定がある。その辺のこと首をひねることが多いが、そこはまた別の機会に書かせてもらう。とりあえずはたまに「いいね」を試してもらいたい。

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明日にかける橋ーロビーカード紹介 花火師の丈さんの場面?! [7月ー2018]

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週末なので新作を制作。今回は花火師・丈さんの場面。

物語のクライマックスはふくろい遠州の花火。

今年も8月に開催される日本でも屈指の花火大会。

その職人役のとちのさんの場面。

前作でも大活躍。今回は?

8月11日(土)〜大阪・テアトル梅田公開。
9月1日(土)〜静岡県公開 ららぽーと磐田等。
9月22日(土)〜名古屋・伏見ミリオン座公開。

よろしくお願いします。



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メイキング編集は続く(16)日本の教育システムに育てられた若者の末路は? [my opinion]

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とりあえず必要な素材を全て時間順にタイムラインに並べた。全てOKカットだ。といっても素材はかなり酷いので加工し、前後に別の映像をつけて補強せねばならない。ブレブレ、ボケボケの映像を何とかできないか? あるカメラマンに聞いた。いくつか素材を見てもらうとこう言われた。

「作品に対する愛がない。ただ、カメラを振り回しているだけ。高級なカメラを持っていても、その使い方を学んでいないのではないか? 幼稚園の運動会を撮影する父兄の映像の方が下手でもまだ愛があり、見られるが、この人の映像は俳優に対しても、スタッフに対しても、作品に対しても愛が感じられない。映像を見ていると撮影中に退屈すると、俳優を撮るのを止めカメラを別の方向に振り、映画とは関係ないものを延々と撮ったりしている。撮影自体に興味がなかったんじゃないですか?」

その通りかもしれない....。口では「がんばります」「勉強になります」と言い、「将来はカメラマンになりたいです!」と夢を語っていたけど、その夢につながるはずの現場に興味がなく、愛を持てなかった? そういうことなのだろうと改めて感じる。しかし、その種の若者は多い。「俳優になりたい!」というので、オーディションを紹介すると「バイトで忙しいので...」という。ワークショップに出ても、おとなしく聞いているだけ。

オーディションに来ても、その監督の作品を見ていない。演劇学校でも「卒業公演なんかに、本気出せないよね?」と話している。目の前の現実に本気で向かい合わない奴が、その先の夢にたどり着けるわけないのだが? どうも彼らはリアリティがないようだ。そして目の前にあるチャンスや機会を高校の授業と同じように、おとなしく、注意されないようにして、時間を過ごす。自分からは手を上げず、意見は言わない。与えられたことはやるが、適当に手を抜く。

「近頃の若者は!」と僕は言わない。日本の教育の成果なのだ。我慢して授業に出て、おとなしくして、目立ったことはせず、そこそこ勉強して、どこかの大学に入れる。有名大学に入りたがるけど、そのための努力をするのは一部の人たちで、隙があれば手を抜く、楽をする。結局、そこそこの大学に入るーあるいは勉強をしなくても入れる専門学校に行き、高校時代と同じように、おとなしく授業を受ける。

彼らは努力しないのに「有名大学に行きたい」と言っていたレベルでと「映画監督になりたい!」「俳優になりたい!」と夢を語るのだろう。そしてまた努力はしない。全力でかからない。そのくせ真面目に授業は出る。今回の学生君も同じで、せっかく憧れの撮影現場に行くチャンスがあったのに、いつもの授業と同じように、参加はするが全力でかからず、努力もせず、注意されないようにしながら、手抜き。

彼らが卒業したあとはどうするのか? 学校は監督業や俳優業の就職を世話してはくれない。そこそこの会社に就職して、また、真面目に会社には出るのか? 全力を出さず、隙さえあれば手を抜いて、注意されない程度に仕事を続けるのだろうか? でも、そんな若者を育てたのはー優秀なサラリーマンを作るためのー日本の教育システムなのだと思える。

優秀な成績を取れなかった者は、そのラインから弾き出されて3流大学に行き、3流会社に入り、そんなブランドは関係ないのに劣等感を持つ。そして、教育の中で「やりたくないこと」を、無理やりやらせるシステムで烙印を押された人たちは、いつになっても本当に自分が好きなことでさえ、全力を出さない。注意されないことが大事と考え、隙あらば手を抜く。真面目に会社には出勤するが、それなりにしか仕事をしない大人になる。そして彼らはいう「所詮、夢は夢なんだよ」努力もせずにそういう。日本の教育が意図はせずとも、そんな大人たちを作り上げたのだ...。


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メイキング編集は続く(15 )素材がないときは? [7月ー2018]

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現在、22時55分。まだ編集を続けている。今月に入ってから東京での上映。客入りを見に映画館へ何度も。日々の宣伝。LAの映画祭への様々な資料送付。大阪、静岡公開の準備。パスポート取得の準備。LA行きの日程調整、渡航準備。そして番宣のための番組出演が6つほどでバタバタ。「明日」以外の仕事が何もできない。それどころか「報道ステも、NEWS23」も全く見られない。

朝起きてから編集室に行き、パソコンに向かい作業。ランチは近所のファーストフードへ。戻ってからは深夜まで作業。途中で連絡が入れば、電話で打ち合わせ。あるいは予告編等のデータを送る。夜中頃に終了したら、ビール飲んで寝るだけ。だが、今月下旬に大阪公開準備に行ってほしいとの話もあり、そんな余裕はないが、これも僕が行かねばならない件だ。

それも考えて、ここ数日は深夜まで作業している。ようやく先は見えて来たが、細かい作業の連続。その俳優のインタビューを見て「***シーンは本当に大変だった」というと、その日のメイキング映像をそのインタビュー映像のあとに繋ぐ。が、素材はブレブレなので、ブレていない部分(数秒はある)を切り出して、そのあとに同日に撮影した本編映像を抜き出して、見るに堪えない部分と同じ演技の部分に差し替える。

また、スチール写真やロケハン映像も使えるが、数秒のシーンを探すために、何十時間もの映像や何百枚もあるスチールを全てチェックせねばならない。それが大変。また「物」が登場する場面もある。例えばシナリオ。映画のシナリオはどこかで紹介せねばならない。それは編集室にあるテーブルの上でスチール写真を撮り、そのデータを編集機に取り込んで映像にインサートする。

その作業を全て1人でやる。通常は制作会社やスタジオに出すべき仕事だが、そんなことをすると多大な経費がかかる。限られた宣伝費を大切に使わねばならない。だから、結局、僕がやる。意外に何でもこなすので、器用貧乏と言われるが、今時の監督は何でもできないと務まらない気もする。でも、できないから多くの人が手助けしてくれるという面もあるかも?「太田は何でも1人でやっちまうから大丈夫だろ?」と思われているのかもしれない。

インタビュー映像はあと少しで終わりまで行く。そうしたら、今度はメイン俳優の紹介パートを作る。これはまた、もう一度、あの恐怖のメイキング映像を最初から見て、それぞれの俳優の見せ場となるシーンを抜き出す必要がある。ここまではメイキングでメインとなる若手俳優のシーンを中心に抜き出しをしたので、その他はまだ見ていない。再び船酔いの連続か? 

あれこれ探してどこにもなくて????と思っていたら、実は撮れていなかったという恐怖の結末も何度かあった。メイキングで撮れていないシーンあるなんて、ありえないのだが......、今回はそんな素材。まもなく0時だが、できるところまで進めたい。


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このところ、やたらと記事をアップする理由 ー辛い現実を知ることで、何かのプラスにしてほしい。 [7月ー2018]

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メイキング編集をしていると、「レンダリング」とか「書き出し」という作業がありーパソコン内での処理ー30分とか待たなければならない。その間にこちらでブログ記事を書いている。それらは速報的な感じで「編集作業中に映画監督が何を考え、何に悩み、どんなことをしているのか?」を伝えることができる。

もちろん、全ての監督が同じ行動をし、同じ問題に対応しているわけではないが、その一例として読んでもらえれば、映画ファンは面白がってくれるだろうし、将来映画スタッフを目指す人は何かのプラスになるかもしれない。そう思って書いている。多くの映画監督はプライドが高く、自慢できないことは話さないところがある(私は関西人なので、失敗談でもおもしろおかしく語るところがある?)あるいは「私は映画を通して語るから、他ではメッセージしない」という監督もいる。さらに面倒くさがり屋でブログもFacebookもしない監督も多い。

いずれにしても映画監督というと、ディクレターズ・チェアに座り踏ん反り返っている人!というイメージが今も強い。だが、現実はかなり違い、もちろん、昔ながら巨匠もいるが、今まで通りだとやっていけない現状がある。なのに、それらはあまり語られない。「それなら!」と僕は機会あるごとに日常を伝えることにしている。

いくら映画学校に行っても監督業の現実は分からない。メイキングビデオを見ても表面的なものしか伝わらない。だから、思いを綴ることで伝えようと思う。ただ、それを先輩たちの一部は批判する。「愚痴をネットで語るな!」「情けない話をするな」そう言われる。でも、愚痴ではないし、情けない話をしないなら、勇ましい話だけをするべきなのか?それは大本営発表に近づいていくのではないか?

大切なことは後輩たちが映画界の現状を知り、その中でいかに素敵な映画を作るか?ということ。美しい話や感動秘話ばかり聞いていてもダメだ。現場では、編集室では、どんなことが問題になり、どうやって解決するのか? どこに原因があり、それをどう次に生かすか? それを伝えることこそが、学校では学べない勉強になるはず。そして、映画の仕事以外の人でも、何らかの参考になるはず。そんなことを書き続けている。


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