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メイキング編集は続く(15 )素材がないときは? [7月ー2018]

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現在、22時55分。まだ編集を続けている。今月に入ってから東京での上映。客入りを見に映画館へ何度も。日々の宣伝。LAの映画祭への様々な資料送付。大阪、静岡公開の準備。パスポート取得の準備。LA行きの日程調整、渡航準備。そして番宣のための番組出演が6つほどでバタバタ。「明日」以外の仕事が何もできない。それどころか「報道ステも、NEWS23」も全く見られない。

朝起きてから編集室に行き、パソコンに向かい作業。ランチは近所のファーストフードへ。戻ってからは深夜まで作業。途中で連絡が入れば、電話で打ち合わせ。あるいは予告編等のデータを送る。夜中頃に終了したら、ビール飲んで寝るだけ。だが、今月下旬に大阪公開準備に行ってほしいとの話もあり、そんな余裕はないが、これも僕が行かねばならない件だ。

それも考えて、ここ数日は深夜まで作業している。ようやく先は見えて来たが、細かい作業の連続。その俳優のインタビューを見て「***シーンは本当に大変だった」というと、その日のメイキング映像をそのインタビュー映像のあとに繋ぐ。が、素材はブレブレなので、ブレていない部分(数秒はある)を切り出して、そのあとに同日に撮影した本編映像を抜き出して、見るに堪えない部分と同じ演技の部分に差し替える。

また、スチール写真やロケハン映像も使えるが、数秒のシーンを探すために、何十時間もの映像や何百枚もあるスチールを全てチェックせねばならない。それが大変。また「物」が登場する場面もある。例えばシナリオ。映画のシナリオはどこかで紹介せねばならない。それは編集室にあるテーブルの上でスチール写真を撮り、そのデータを編集機に取り込んで映像にインサートする。

その作業を全て1人でやる。通常は制作会社やスタジオに出すべき仕事だが、そんなことをすると多大な経費がかかる。限られた宣伝費を大切に使わねばならない。だから、結局、僕がやる。意外に何でもこなすので、器用貧乏と言われるが、今時の監督は何でもできないと務まらない気もする。でも、できないから多くの人が手助けしてくれるという面もあるかも?「太田は何でも1人でやっちまうから大丈夫だろ?」と思われているのかもしれない。

インタビュー映像はあと少しで終わりまで行く。そうしたら、今度はメイン俳優の紹介パートを作る。これはまた、もう一度、あの恐怖のメイキング映像を最初から見て、それぞれの俳優の見せ場となるシーンを抜き出す必要がある。ここまではメイキングでメインとなる若手俳優のシーンを中心に抜き出しをしたので、その他はまだ見ていない。再び船酔いの連続か? 

あれこれ探してどこにもなくて????と思っていたら、実は撮れていなかったという恐怖の結末も何度かあった。メイキングで撮れていないシーンあるなんて、ありえないのだが......、今回はそんな素材。まもなく0時だが、できるところまで進めたい。


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