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このところ、やたらと記事をアップする理由 ー辛い現実を知ることで、何かのプラスにしてほしい。 [7月ー2018]

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メイキング編集をしていると、「レンダリング」とか「書き出し」という作業がありーパソコン内での処理ー30分とか待たなければならない。その間にこちらでブログ記事を書いている。それらは速報的な感じで「編集作業中に映画監督が何を考え、何に悩み、どんなことをしているのか?」を伝えることができる。

もちろん、全ての監督が同じ行動をし、同じ問題に対応しているわけではないが、その一例として読んでもらえれば、映画ファンは面白がってくれるだろうし、将来映画スタッフを目指す人は何かのプラスになるかもしれない。そう思って書いている。多くの映画監督はプライドが高く、自慢できないことは話さないところがある(私は関西人なので、失敗談でもおもしろおかしく語るところがある?)あるいは「私は映画を通して語るから、他ではメッセージしない」という監督もいる。さらに面倒くさがり屋でブログもFacebookもしない監督も多い。

いずれにしても映画監督というと、ディクレターズ・チェアに座り踏ん反り返っている人!というイメージが今も強い。だが、現実はかなり違い、もちろん、昔ながら巨匠もいるが、今まで通りだとやっていけない現状がある。なのに、それらはあまり語られない。「それなら!」と僕は機会あるごとに日常を伝えることにしている。

いくら映画学校に行っても監督業の現実は分からない。メイキングビデオを見ても表面的なものしか伝わらない。だから、思いを綴ることで伝えようと思う。ただ、それを先輩たちの一部は批判する。「愚痴をネットで語るな!」「情けない話をするな」そう言われる。でも、愚痴ではないし、情けない話をしないなら、勇ましい話だけをするべきなのか?それは大本営発表に近づいていくのではないか?

大切なことは後輩たちが映画界の現状を知り、その中でいかに素敵な映画を作るか?ということ。美しい話や感動秘話ばかり聞いていてもダメだ。現場では、編集室では、どんなことが問題になり、どうやって解決するのか? どこに原因があり、それをどう次に生かすか? それを伝えることこそが、学校では学べない勉強になるはず。そして、映画の仕事以外の人でも、何らかの参考になるはず。そんなことを書き続けている。


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