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H.B.D.T.Y [10月ー2018]

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人はなぜ自分の価値観を盲目に信じて、押し付けてしまうのか? [my opinion]

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人はなぜ自分の価値観を盲目に信じて押し付けてしまうのか?

先に書いた記事。「価値観」について、もう少し考えてみる。先に登場した後輩監督の話だ。映画撮影後、地元のあるオヤジが怒っているとの声。何だろうと聞いたそうだ。

「撮影が済んで1ヶ月経つ。一度、地元へ来てお礼をいうのが常識だろ? なのに監督からは何の挨拶もない!」

意味が分からない。その時期、彼は編集中。朝から深夜まで編集機に向かっていた。映画が完成すれば地元で完成披露上映会も予定されている。そこでお礼に伺える。なぜ、中途半端な1ヶ月という区切りでお礼に来いというのか?不思議に思ったそうだ。 

その上、ロケ地は遠い、その交通費はどうするのか? 低予算映画なので、1万円、千円を節約している。意味のないお礼に費用を使えない。また、時間も大事。完成披露上映会までに映画を完成させねばならないのだ。にも関わらず挨拶を要求してくる意味が分からなかった。

実はその方。ある業界の方。その世界では仕事を終えた1ヶ月にはお礼に行くという習慣があったのだ。でも、今回は映画だ。映画界でそんな習慣はない。というより、まだ完成していない。

もし、映画が完成してから1ヶ月後にお礼に来いというのならまだ分かる。自分たちの業界の習慣だからそう言ったと解釈する。が、映画は完成していない。撮影が終わっただけだ。それも編集で多忙。後輩がいろいろ考えて分かったのは、その人は

「撮影が終われば映画は完成!」

と思っていたこと。それが一つ目の間違い。次に、自分の業界の習慣を映画業界に押し付けたこと。業界はそれぞれに独自の習慣がある。それは守るべきことだろう。が、それを他の業界に押し付けるのは違う。例え、その町の独特の習慣でもそれを東京の映画人に押し付けるべきではない。

もちろん、そんな習慣はその町にもない。その人が働く業界だけなのだ。それはあとで分かったこと。もし、その人が懸命なら「だったら、映画人はいつお礼に来るのか?」と考えるだろう。が、そうは考えず、自分の業界の習慣を守らないと怒り、あれこれ嫌味を言ったり、試写会にも協力せず、後輩のことをこう言っていたらしい。

「失礼な奴。常識がない。映画を撮らせてやったのに恩知らず!」

しかし、常識がないのはその人の方だろう。自分の業界の礼儀を他業界の人に押し付け、それも直接言わないで、礼に来なかったからと悪口を言ってまわる。それなりの年齢なのに情けない。が、そのオヤジに聞くとこういうらしい。

「礼儀というのは、言われてやっても意味がない。俺がいちいち言わなくても1ヶ月経ったら、手土産持って挨拶に来て、お陰で映画ができました。ありがとうございます。と頭を下げるのが当然だ。そんなこともできない奴はダメ。応援してやったのに、本当に失望したよ」

自身の業界でなら、それは正しいかもしれない。が、他業種の人に何も言わず「言われなくてもお礼に来るのが当然」というのはおかしい。だが、彼は長年、その業界で仕事をしているので、いつしかそれが全てになってしまっていたのだろう。考えたら、1ヶ月後のお礼なんて、他の業界ではない。パソコンを買ったら、1ヶ月後にアップルからお礼の挨拶があるだろうか? 

もし、これが業界が違うのではなく、宗教ならどうか? 教えで食べてはいけないものがある。その料理をその人に出す。食べれない。「失礼な。せっかく料理したのに!」と、そのオヤジは怒るのだろうか? 価値観や決まりが違うのだ。それを互いに押し付け合うのは無意味。まして、そのことで悪口を言い触れ回るとか、いい大人がすることではない。僕も経験がある。あるお寺をロケハンで訪問したとき、そこの住職が
こう言った。

「まず本堂に行ってお参りしてください」

スタッフは本堂に案内され、本尊に向かい住職がお経を唱える。スタッフは合掌して頭を下げるようにと言われる。これもおかしい。スタッフに他の宗教を信じる人がいたらどうするのか? キリスト教徒やイスラム教徒がいたらどうなのか? その人たちに別の教祖を祈れというようなものではないか?だが、住職はいう

「お寺に来たらお参りするのが当然です!」

ま、そんなことを強要する寺はなかなかないが、その人も「それが常識だ」と思い込んでいるのだろう。他の宗教を信じていてもも本人が望んで参るのならいい、が、それを「当たり前だ」という理屈で強要するのはおかしい。なぜ、いい年の大人たちがそんなふうに自分の業界、あるいは自分が信じる「常識」を他人に強要するのだろう?それは先の例だけではない。子供に

「しっかり勉強しなきゃダメよ」

という親。勉強することで、今の時代どんな展開があるのか? これは僕が映画でよく描く部分だが、多くの親は勉強して、いい大学に行くことが子供の幸せと思い込んでいる。が、バブル崩壊以降、一流企業に入っても安泰ではないことは分かっている。にも関わらず、古い価値観を押し付けようとする。

「戦争に行ってお国のために死ぬのが日本人」

と教えていた戦中の日本。もう、敗戦が確実になっても、多くがそう信じていた。これは人の命より国が大切ということ。今では考えられない価値観が横行していたのだ。「しっかり勉強して一流大学へ」も、あと数年経てば、「あの頃の日本人はおかしかったよね。戦中と同じだよ」と思うだろう。ブラック企業も戦時中を彷彿とさせる。

戦中は「国のために」今は「会社のために」

そういって身を粉直して、体を壊しても、命を失ってもがんばる。そこまでして国や会社のために尽くすという価値観。それがおかしいことは多くの人が感じているはずだ。そんな歪んだ価値観を押し付ける。撮影1ヶ月後にお礼に来ないと怒るオヤジも、過労死するまで働かせる会社も、ある価値観を人に押し付けるという意味では同じなのだ。

しかし、押し付ける方はそれが正しい、常識だ、正義だとすら思っているだろう。分からない奴に教えてやっているんだ。と感じているはずだ。アメリカが独裁国を解放すると、戦争を仕掛けて独裁者を排除する。でも、それは本当に独裁者であったのか? アメリカから見たときにそう見えただけではないか?それぞれの価値観はあっていい。それを他者に押し付けることで問題起きる。

映画を作るのなら映画のルールで、そこに別の業界を持ち込んで来る人がときどきいて揉めることがある。「なぜ、あの人たちはあんなことを言い出すのか?」考えたとき、価値観の押し付けが行われていることが多い。同じことが日常でもよく行われていること感じた。ある価値観を盲目に信じてしまったとき、人は正義を感じて、それを人に押し付けてしまう。そんな構図があること。感じている。


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「明日にかける橋」人気スポットー明日橋への行き方! 地図で道順紹介。 [9月ー2018]

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「明日にかける橋」人気スポットー明日橋への行き方!

地図に赤線で道順を書きました。

袋井駅を出て大通りを北に直進。

原野谷川に出たら静橋を渡り、すぐに右折

(この角左に達也が写真集を買う本屋さんあり)

土手をまっすぐ行くと、右手に明日橋が見えてきます。


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フェイクニュースの時代に大切な事は何か? 騙されないために大切なこととは? [my opinion]

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フェイクニュースの時代に大切な事は何か? 騙されないために大切なこととは?

昔は時間があればテレビつけて….という生活。朝起きたらテレビ。だったが、最近は時間があればFacebook、Twitterー何より映画の宣伝。そして情報収集。テレビでは報じられない情報がたくさんネットには流れているからだ。

それが先日、ちょっと時間があり、ゴールデンタイムにテレビをつけてみた。というのも、僕の映画に出てくれた若い女優さんが出演しているバラエティ番組が放送されたからだ。MCは80年代から活躍するお笑いタレントSさん。もう30年以上、第1線で活躍しているのだから凄い。そして今でも笑わせてくれる。が、何か物足りないもの感じる。

「笑い」のネタが全部、日常のちょっとしたことでの笑いなのだ。その後、他の番組もいくつか見てみた。が、乱暴にいうと、どうでもいいことをパネラーたち、お笑い芸人が語る、論じる。あるいはクイズ形式で盛り上がる番組ばかり。それをずっと見ている視聴者はどうなって行くのだろうか? 

てなことを偉そうにいう僕も、昔はそんな視聴者だった。80年代は「欽ちゃん」の番組は全て見ていたし、ドラマも毎週見るものが5本くらいあった。ニュース番組は見ず(「ニュースステーション」もスタートしていない頃)洋画劇場で興味ある映画が放送されれば観る。ワイドショーの「ロス疑惑」は張り切って見ていた。

「テレビは事実を伝える。ま、ワイドショーとか信頼性に欠けるところはあるが、嘘は報道しない。特にNHKは硬いが信頼性はある」

と思い込んでいた。テレビを通じて世界のことを知ることができる。ブラウン管を通して、僕らはいろんな情報を吸収していると感じていた。

それがアメリカに留学。ロサンゼルスで生活してみると驚くことがたくさんあった。日本ではあれほどアメリカのニュースが流れ、CNNも見ていたし、僕の場合はアメリカ映画もたくさん見ていた。「ベストヒットUSA」も毎週見ていた。なのに生活レベルのアメリカを知らないことを痛感する。

例えば銀行。日本の銀行は一部を除き今も午後3時閉店。それが当たり前だと思っていた。本当に不便だったが、それが銀行だと思い込んでいた。が、

「アメリカの銀行は全て午後5時までやっている。現金引き下ろし機は24時間。365日使える。手数料はいらない」

へーーまじ? なんでーという感じだった。つまり、3時閉店。現金引き出し機も土日は手数料100円というのは日本固有のあり方だったのだ。それまで世界の銀行はどうだろう?と考えることすらなかった。

アメリカという国のことも分かったつもりになっていた。ビルボードで誰が今、1位とか、全米映画の興行収入は何という映画か?は熟知していたが、銀行のこと。まるで知らなかった。

が、その銀行の通帳。アメリカは金額を手書き。80年代後半のこと。対して日本は全部コンピューター管理で全て機械が打ち込む。アメリカが進んでいるとこ。日本が遅れているとこ。知らないことがたくさんあった。日本で言われていたアメリカ人の習慣。全然違うこともあった。

アメリカのこと以上に、他の国からの留学生。中国、台湾、韓国。そしてサウジアラビア、イラン、イラク、クエートと、クラスメートとなった彼ら彼女らと交流を持ち、いかにアメリカ以外の国のことを知らないか?を思い知った。

つまり、日本で生活していると、テレビを通じてアメリカのことをたくさん知った気になるが、それは音楽や映画、そしてどっちでもいい情報がほとんど。そして、日本では同じアジアの国のことを知る機会も少なく、それをテレビは伝えなかった。

まして中東の国についてはもっと伝えない。もちろん、僕自身もアメリカ以外の国に興味がなかったこと。アメリカについてもショービジネス関係に強い興味を持っていたこともある。

テレビはその程度のことしか伝えていなかったのに、僕らは世界を知っているような気になっていた。「世界まるごとHOW MUCH」を見て世界の風景を見ていたが、それはどうでもいいものばかりで、その国の本質や特質を伝えるものではなかったのだ。

例えば銀行が5時まで営業していることを知れば、今まで3時閉店が当たり前ーそれが常識と思っていたーその常識が壊れる。そして

「なぜ、日本は3時で閉めるのか? 考えたら、郵便局だって、役所だって5時まで営業している」

という疑問が出てくる。つまり、日本の銀行は昔からの習慣に乗っかり、努力せず、この多様化の時代でも、3時に閉店しているということが見えて来る。今では自動現金降ろし機があるので、大きな不便はなくなったが、80年当時は機械も7時頃には止まり、一切現金が下ろせなくなった。

当時は本当に不便な思いをしたが、アメリカでは365日、24時間。いつでも引き出せる。通帳に手書きで金額を書く国でそれができるのに、最先端の機械を使う日本の企業でなぜそれができないのか? そこには企業努力の不足があるはずーそんなことを考える。

つまり、情報だ。情報があれば、そんな疑問を持つことができる。なければ理不尽な現実も「当たり前」と思い、不満や憤りを持たず。疑問にさえ思わず日常を送ってしまう。そして日本は情報が溢れていると思い込んでいたが、流れる情報のほとんどは意味のない、どちらでもいいものであること。アメリカに行き気づいた。

さらに、衝撃を受けることが帰国後に起こる。311。東日本大震災によって起こった福島第1原発の事故だ。オンタイムでテレビ報道を見ていた。放射能の怖さは映画を通じて感じていた。が、水素爆発が起きてもテレビのコメンテーターはこういう。

「これは大丈夫ですよ〜放射能含まれていません」

やはり、日本の原発はチェルノブイリと違い優秀なのだな。と思ったりしていた。が、ちまたで原発反対デモが起こる。それでもまだ僕はことの重大さに気づかないでいた。

アメリカ映画で「チャイナシンドローム」というのがある。原発事故を隠蔽しようとする企業とジャーナリストの攻防を描いた映画だ。高校時代に見て

「日本の原発はどうなんだろう? スリーマイルズ島やチェリノブイリのようなことは起こらないのだろうか?」

そう思えが、映画監督を目指し、上京。自主映画に必死の時代。それから留学。帰国してアルバイトしながら、シナリオ書き。ようやく、監督デビューして、過労で倒れて、311。そこでようやく20年ほど経って以前の疑問を思い出した。リハビリを兼ねて、原発事故の勉強をしよう。ここから全てが始まった。

図書館に行き。事故当時の新聞を読む。まだ事故から数ヶ月、大手新聞を片っ端から確認。さらに週刊誌。月刊誌。そして分かったこと。こんなことになってるとは思わなかった。まるでパニック映画の世界。福島だけでなく、東京にも放射能が降り注いでいた。やはり、あのときの爆発で放射能が噴出したのだ。

そして、福島の現実。テレビでは一度も放送されなかった地元の人たちが大挙して避難する姿。そこから原発関係の本を読み漁った。最初が京大の小出裕章さんの本。そしてジャーナリストの上杉隆さんの本。そしてネットでも検索。さらにとんでもない事態になっていることが分かってきた。テレビでは伝えていないことが山ほど見えてきたのである。さらに、事故を起こした東京電力という会社。

「電気を大切にね!」

でお馴染み。あの女の子キャラクター。内田春菊の絵。衝撃的な事実に気づく。上杉隆さんの本を読み分かった。電力会社は競合する会社がない。電力会社は各地域に1つだ。なのになぜ、CMを打つのか? という指摘。あーーーそうだーー「電気を大切ね」のCM。何千回と見ているはずなのに気づかなかった。

競合がいない。CMの必要はない。ということは上杉さんの指摘通りだ。電力会社は500億円の宣伝広告費を使う。2位のトヨタの倍。テレビ局にとっても、新聞社にとっても超大手スポンサーだ。つまり、お得意様にとって悪い情報をテレビや新聞は報じない。。。。。その通り、事故直後はバンバンと報じていたメディアも時間が経つと、消極的になって行く。まるで事故は収束しましたといわんがばかり。僕のまわりでも

「もう、魚は怖くて食えない!」

と言っていた友人たちも、1年も経つと

「もう大丈夫だよね?」

と居酒屋で刺身盛り合わせを注文。2回の経験で分かってきた。1回目はアメリカ留学。そして2回目は原発事故。日本のテレビが流している情報というのは、どーでもいいことと、スポンサーに都合のいい情報だけなのだ。そんなテレビを見て、僕を含め多くの人たちは、それら情報を信じ、疑わない。

そして怖いのは、肝心な情報が報じられていない。あるいは軽く、分かりづらく伝えるだけなのだ。そのために多くの人は特定秘密保護法も、安保法案も、集団的自衛権も、可決されたことも知らない。それらがどんな法案なのかも知らない。日本が戦争ができる国になっているんだよというと

「心配し過ぎだよ。日本は9条があるから、大丈夫!」

なんて答えが返ってくる。その9条をも変えようとしているのに。久々に見たバラエティ番組。そこでも笑いのネタに一切、政治や社会問題は出て来ない。あの衝撃だったウーマン・ラッシュアワーも、テレビ出演を見ない。結局、これがテレビの実態。先日見た「ゼイリブ」の世界になってしまった。

しかし、面白いのは、そんなテレビを最近の若い人たちが見ないということ。その手の調査によると、今テレビを見る層は50代以上だそうだ。僕を含めて上の世代。テレビ信仰が強い人たちだ。聞くと、僕と同世代の友人。彼らの子供たちはテレビを全く見ないという。ネットのみ。ネットから情報を得ているという。

もしかしたら、これが希望になるかもしれない。テレビは洗脳装置だ。全てが分かった気になり、肝心なことを知らなくても、それに気づかない。その点、ネットは正しい情報も間違った情報も溢れている。もしかしたら、その中で、リテラシーが育つかもしれない。もちろん、極端な情報しか発信しない人たちの輪にいると、その世界に染まってしまうが.....。

いずれにしても大切なのは正確な情報を見分ける力だ。それを見極めること。そこが今、日本人に求められていることだと考える。


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監督の近況。穴倉で仏像を彫るような毎日? [9月ー2018]

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近況をお知らせしておこう。「明日にかける橋」の大きなイベントが全て終わった。予定してなかったラスト舞台挨拶ツアーで再び、地元の映画館、大阪、名古屋へも行けたし(支援者の方のおかげです!)、その地元は8週間のロングランとなり、同じ地区で上映された僕の「青い青い空」の6週間を抜くヒットとなった。凄いことだ。

間も無く、地元公開も終了するが、1人で多くの方に観て頂きたくて、今もネットによる宣伝は毎日続けている。地元映画館だけでなく、この先、群馬県でも上映されるので、お知らせは続けたい。が、これまでのように予告編や挨拶動画を多数編集することはない。メイキングもすでにオンエアされた。

それら編集は本当に時間がかかり、朝から深夜まで、何日もかかる。特にメイキングは未だにイラつくほど苦労した。腐った魚でうまい料理を作るような苦悶の作業を1ヶ月半。朝から深夜まで.....、だが、評判はとても良かった。

そんなこともあって、つい先日まで他の仕事をする余裕がなく、やるべき作業が押せ押せになっていた。それもようやくスタートしたので、現在は午前中に「明日にかける橋」、午後からその他の作業をしている。いずれもパソコンでする仕事なので、座りっぱなしで背中が痛い。もう、呪いかと思うような痛みで、ときどき指圧に行く。

が、すぐにまた痛みが始まり耐えられなくなると、横になり休憩。そのときはiPadでツイッター。「明日」情報を発信する。最近はそんな生活だ。とにかく、やることは山済み。もう1ヶ月以上、人と会っていない。携帯も切ったままであることが多い。時代劇でいえば、山奥の洞穴で仏像を彫るような感じだ。とにかく、今の作業を終えないと次のステップに行けないのでがんばる。宣伝も続ける。


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「1987、ある闘いの真実」観た。凄かった! [映画感想]

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凄かった、、、、

終わってしばらく席を立つことできなかった。

民主化を勝ち取った韓国。その真実の物語。

打ちのめされた。

そして今の日本がダブった、、、。


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「明日にかける橋」地元上映は今週いっぱいかも?=でも、次なるイベントも準備中! [地方映画の力!]

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「明日にかける橋」地元上映は今週いっぱいかも?=でも、次なるイベントも準備中!

地元での映画館公開もいよいよ終盤。今週金曜日で終了という感じがしている。メジャーな企業映画でもむずかしい8週間上映。大ヒットとなった。このあとも、各地の映画館で上映が予定されているが、第3章もいよいよ完結という気がしている。

第1章は委員会の立ち上げから、製作費集め、第2章が映画撮影〜完成まで。そして第3章が宣伝〜映画館公開。2章はスタッフ&キャストが中心に進むが、3章からは地元の方々と配給会社が中心。宣伝活動も僕はお手伝いするという形。そして第4章はそれ以降。非劇場上映=つまり、自主上映やレンタル上映。地元の方々が中心に活動することになる。

テレビ放送やケーブル、衛星放送なども可能性が出てくる。こうして作品はさらに多くの人たちが見て行くことになる。が、第3章の映画館公開でどれだけヒットしたか?が大きく、そこで知名度を上げることで、テレビやケーブルで放映されたときも「あーあの映画だ。観たかったんだ〜」と思ってもらえる。そして、いろんなイベント。

あれこれ考えていて思うのは、やはり地元製作委員会の皆さんの活躍だ。すでに上映終了後には「明日にかける橋」ロケ地巡りバスツアーを企画。準備を進めているという。素晴らしい! というのも、この手の地元映画は作ったらおしまい!ということがとても多い。映画の宣伝さえせず解散ということが本当に多い。それをちゃんと宣伝して、大ヒットさせて、さらにその後の展開まで!

そもそも、地方映画は地元をアピールすることが目的。映画が出来て終わりではない。宣伝をしてより多くの人に見てもらうことが大事だが、多くの地元はそれに気づかない。上映が終わったら「さあ、日常に戻るか〜」となりがち。でも、映画というのは映画館でやるだけでなく、いろんな活用ができる。地元の中学校で上映する。市民ホールで上映する。ただ上映するのではなく、学校なら生徒たちに感想文を書いてもらう。

ロケ地がいくつ分かったか?クイズをしてみる。それぞれのロケ地はどんな場所なのか?学習。地元を知るとてもいい機会だ。実際、僕の監督作の1つ「ストロベリーフィールズ」ではロケ地となった中学校の生徒たちが自由研究で、ロケ地巡りをして、大きな地図を作成。ロケ地の説明。写真も添えて壁新聞を作り文化祭で張り出したりしている。単に地元を知ろうといっても生徒たちはピンと来ないが、映画があることで、強い興味を持ったという。

そんなふうに映画を使った地元学習も可能。映画館まで行けないお年寄りを集めて巡回上映をするとか。考えると、いろんなことができる。にも関わらず、まったく活用できない街もある。後輩がある県で作った地方映画。地元の人たちの寄付で作りながら、宣伝もせず、映画ができたら、委員会メンバーは地元出身の代議士を訪ね「町おこしのために映画を作りました〜」と挨拶???後輩はいう。

「要はそれが目的。町おこしにがんばる**さんと、議員先生にアピール。名前を覚えてもらいたかったんですよ。だから、映画さえできればオーケー。宣伝もしない。市民に見てもらわなくてもいい。大先生に近づければいい......本当に町おこしをしようとしたわけではないんです......情けない....」

もったいない話だ。せっかく映画を作りながら活用しない。何千万円分もの対費用効果があるのに、作った映画を蔵に入れて鍵をかけるようなもの。映画は活用してこそ効果を発揮する。だが、映画に詳しくない地元の方々には、その発想がないことが多く、選挙と同じように「応援する」=>「当選」=>「見返りを求める」そんな構図を重ね自分たちにメリットに繋げようとしたのだ。

後輩の例だけでなく、そんなケースは数多く聞く。それだけに今回の「明日」委員会のおばちゃんたち(おじちゃんたちもいます)は本当に凄い。映画公開が終わらない内に、ロケ地巡りツアーを企画。12月に実施するという。最近は映画のロケ地を訪ねることが聖地巡礼といい、遠くからロケ地を訪ねてくる人が多い。地元に住むなら簡単に行けるわけだし、知った場所でも映画を見たあとで訪れることで違って見える。

そこで故郷の魅力を再確認することができる。俳優たちが感動ドラマを演じたと思うだけでも、見慣れた風景がとてもドラマティックに見えてくるはずだ。近々、告知があると思うので、参加したい方は委員会のHP等をチェックお願いしたい。でも、まだ、今週はららぽーと磐田で「明日」は上映中。まだ見てない方。もう一度観たい方はぜひ!


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明日にかける橋ー上映していること地元でも、知らない人はまだまだいますよ〜! [10月ー2018]

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明日にかける橋ー上映していること知らない人はまだまだいますよ〜!

地元でロケして、テレビや新聞でも報道されて「みーんな映画の存在は知っているはず!」と思っていたら、公開終了後に必ずこんな人たちが!

「えー全然知らなかった〜!いつ上映していたのぉ?」

町中にいっぱいポスターも貼ったし、チラシも何千枚も配った。なのに「観たいと思っていたのに〜」という。でも、それが一般の人。映画ファンでなければ自分から調べて映画館には行かない。

ネットで検索もしない。公式HPの存在も知らない。いつ公開されたか?も知らない。でも「観たい」という人たちは何千人もいる。「その内に観に行こう〜」と数ヶ月が過ぎる人もいる。が、映画の上映は基本2週間だ。

だから、地元の方はぜひ声をかけてほしい。せっかく8週間も上映されたのだから。「何か、押し付けがましくてえ・・」というなかれ、言わない方があとで「何で言ってくれなかったの!」と怒られるはず。上映はもう終盤だ。

ぜひ、声かけお願いします!せっかく、みんなで作った地元映画なのだから。明日の日曜日は

ららぽーと磐田11:50〜から1回上映。

お見逃しなく!


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「明日にかける橋」未公開スチール紹介 大洞院ロケ [ロビーカード紹介]

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「明日にかける橋」未公開スチール紹介 大洞院ロケ

この場面も見せ場のひとつなので、これまでネットでは公開しなかったスチール。映画を観た方は「あーーーあのシーンねえ」と思うが、観てない人は何をしている場面だか分からない。

でも、写真をよく見ると、後方左に板尾創路さんと田中美里さんの姿。前面には市民俳優の皆さん。何やら物騒な物を持っている。一体何が??? 映画を観てのお楽しみ。

いよいよ、ららぽーと磐田の上映も最後の1週だと思える。もう8週間もやっているのだ。本日21日が最後の日曜日かも。たぶん、次の金曜日が最終日だ。

決めるのは映画館だが、早めにお伝えしないと「えー、次の日曜に行こうと思ったのに〜」ということになってしまう。ぜひ、本日! 


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「明日にかける橋」未公開スチール紹介 明日橋の場面 [ロビーカード紹介]

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「明日にかける橋」未公開スチール紹介 明日橋の場面

ん? 明日橋の手前で昼寝をする人たち? それとも行き倒れ? 映画を観た人なら分かるが、ここから物語がスタートする。そして、あーなって、こーなって、最後はえーーとなって涙の結末を迎える。ふふふ

写真に写る明日橋。すでに観光名所となり、多くの人が他府県からも訪れている。そして、全力で橋を渡る? 袋井駅から徒歩で15分くらいの場所。探すとすぐに分かるので、ぜひ。

そして、ららぽーと磐田の上映もついに最後の1週だと思える。もう8週間もやっているのだ。本日21日が最後の日曜日かも。たぶん、次の金曜日が最終日だ。

決めるのは映画館だが、早めにお伝えしないと「えー、次の日曜に行こうと思ったのに〜」ということになってしまう。ぜひ、本日! 


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