「2001年 宇宙の旅」全てのクリエーター必見の巨編! [映画感想]
1968年公開、巨匠スタンリー・キューブリック監督の映画。「スターウォーズ」「未知との遭遇」他、多くの作品に影響を与えた名作。僕は1979年(もう、39年前!)にリバイバル公開されたときに、大阪の千日前スバル座で観た。高校生だった。
「何でOS劇場じゃないんだ」
と思ったが、2回観に行った。その後、OS劇場閉館記念上映のときにも1日上映されて行った。が、確か35ミリ版で残念。
そして今年、映画祭でLAに行ったときチャイニーズシアターで「2001」の予告編を観た。
「日本でもやればいいのに〜」
と思っていたら来ましたよ〜。それもIMAXで上映。写真にもあるがとにかくスクリーンがデカい。この映画を上映するに相応しい。
デジタル&CG全盛の今見ても見劣りしない特撮。重厚な内容。3時間近い上映時間。全てが巨編だ。これは映画ファン、映画人、俳優、クリエーター問わず、観るべき必見の作品。明日1日まで東京は数カ所で上映している。(明日にかける橋ーも明日、地元上映が終了)僕は新宿のTOHOシネマで観た。品川、成田でも上映している。
この映画はテレビやDVDで観てもあまり意味がない。大画面で観て、それも70ミリやシネラマ、IMAXで観てこそ、その価値が分かる。明日、上映終了。ぜひ!
「明日にかける橋」 未公開スチール紹介ー葬儀のあとの場面 [ロビーカード紹介]
明日にかける橋ー未公開スチール紹介 3人組の市民俳優さん! [ロビーカード紹介]
ご報告!次回作は沖縄戦ドキュメンタリーを制作 [10月ー2018]
ご報告!次回作は沖縄戦ドキュメンタリーを制作
さて、この時期になるとよく訊かれるのが「次回作は何ですか?」ということ。ご報告する。期待に添えなくて申し訳ないが劇映画ではない。ドキュメンタリー。「何だ。あの堅苦しい奴ね?」というなかれ「朝日のあたる家」以来の硬派な題材だ。「沖縄戦」を描いたもの。
僕は本当に勉強不足で、太平洋戦争中に沖縄でどんなことになっていたか?知らなかった。「過酷な戦争で、多くの人が亡くなった」ということくらい。学校の「日本史」の授業では太平洋戦争になるまでに3学期が終わるし、NHKの「大河ドラマ」は戦国時代とか、サムライものばかりしか放送しない。(「山河燃ゆ」という例外はあったけど)
太平洋戦時、沖縄で何があったか? 友人たちにも訊いてみたが明確に答えられる者はいなかった。おまけに僕は中学時代から映画ファンでありながら、戦争ものにはあまり見ていない。一応、当時話題になった「ミッドウエェイ」「遠すぎた橋」「203高地」は映画館で見たが、あまり関心を持てなかった。
それでも以前から「太平洋戦争」は一度、しっかり勉強せねばならないと思えていた。そして先の沖縄知事選。デニーの勝利。その選挙までの様子をニュースやネットで見ているだけでも感じることは多かった。2年ほど前から今回の準備を始め、すでに勉強は進めている。故・翁長知事のスピーチも平和祈念公園で二度聞かせてもらった。そして沖縄戦を見つめて行くと、その先に日本の未来が見えて来ると思える。
ただ、誰も知り得ない衝撃の事実を描くものではない。すでに歴史として認定されている事実を紹介する作品。しかし、それらの事実さえ、ほとんどの日本人は知らない。そんな沖縄戦のドキュメンタリーを制作。映画館公開はない。基本はビデオ教材。小さな作品だが、完成時には大都市での上映会を予定。「朝日のあたる家」以来の猛勉強を続けている。また、応援して頂けるとありがたい。