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田中美里さんのFM番組。bayfm78 Morning Cruisin'』 で「明日にかける橋」の話を少しするとのこと。 [3月−2018]

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「明日にかける橋」に出演してくれた田中美里さん

パーソナリティを担当するFM番組。bayfm78 Morning Cruisin'』では、

「明日にかける橋 1989年の思い出」のお話も少しするとのこと。

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ぜひ!明日3月31(土)午前9時〜

 http://web.bayfm.jp/cruisin/


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明日にかける橋ー日記 久々に編集作業! [3月−2018]

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上がって来た合成カットを本編にはめ込んで行く。久々に編集作業でちょっとぎこちない。合成というのは背景は本当の地元風景。そこにいろんなものをはめこんで、****感を作りだす。

映画公開前に詳しく説明すると面白くないので、1つだけ紹介すると、例えばテレビ。主人公がテレビを見ているシーン。そのテレビには何も映っていない。別の日に撮影したテレビ番組を編集。そのテレビ画面にはめ込む。それが合成作業。そうすると、あたかも主人公がテレビを見ているような場面になる。

なぜ、現場のテレビにその番組を流して撮影しないのか?というと画面に映る番組をカメラで撮ると、目に見えない走査線が映ったり。画面が反射して見辛かったりするから。あえて別撮りしてはめ込む。

そのカットは3−5秒。なのだが、今回はテレビを見るシーンがとても多いので、かなりの数。午後から作業をしているが、まだ終わらない。単にはめ込むだけでなく、あれこれ効果もかけるので時間がかかる。



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「明日にかける橋」東京先行公開まで3ヶ月なので宣伝スタートだ。 [映画宣伝入門]

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間もなく4月だ。「明日」は6月30日(土)東京先行公開(有楽町スバル座にて)なので、明後日の4月1日でちょうど3ヶ月前。そう、映画宣伝の本格スタートの時期である。先の記事でも書いたが、3ヶ月前から宣伝を開始、公開初日にピークになるように盛り上げるのが目標である。

今回は市民による市民映画なので、通常の企業映画のように潤沢な予算はないが、配給会社が予算内で出来る限りのことをしようと計画してくれている。その辺を少し説明する。まず、できないのはテレビスポット。新聞の全面広告。雑誌広告である。これらは数百万から数千万の費用が必要だからだ。

しかし、パブリシティという方法がある。テレビや新聞の記者を読んで出演者にインタビューしてもらう。それをニュースや記事にしてもらう。その場合は費用はかからない。ただ、先方が興味を持ってくれないと成立しない。今、人気のアイドルが出演しているとか、ベテラン俳優がイメチェンで過酷な役に挑んだとか、そんなことをマスコミは注目する。だからこそ、映画会社は有名俳優や今旬のタレントを出演させたがるのである。

だが、まずはマスコミ向け試写会だ。4月中旬からスタートする。本来は公開までに10回ほど試写をすることで、1人でも多くのマスコミ、映画評論家に見てもらい。新聞や雑誌、テレビで作品評をしてもらうのだが、今回は予算の関係で5回。その5回になんとか多くのマスコミに来てもらうように、ダイレクトメールやお知らせを発送。声をかける。これも配給会社の仕事。

次にポスターとチラシ。これはすでにデザインが終わり印刷に出した。ポスターは上がって来たのでこの記事で紹介。シネコンに貼るようの大きなサイズ。右横の人(私ですが)と比べると、その大きさが分かる。が、これを今すぐに街角に貼ったりはしない。まだ、公開まで3ヶ月あるので今貼っても、ポスターを見た人はそこまで覚えていない。3ヶ月も貼っていると風景の一部となってしまい、誰も注目しなくなる。貼り出しの時期はとても大切だ。

チラシはまもなく上がるが、これは4月に入れば映画館に置かせてもらう。熱心な映画ファンはチラシを集め、裏表読んで、興味があるものを覚えてくれる。ただ、映画ファンでも特定の映画館に来るのは月に1回くらい。今回「明日」をやってくれる関係映画館にはチラシを置いてくれるが、系列が違う映画館グループには置いてもらえない。公開まで3ヶ月、その間にチラシが置かれた特定の映画館を訪れるのは3回くらいか。そのときにチラシを置いていないと、映画の存在を伝えることができない。だから、これは4月になれば早めに映画館に置いてもらう。

まだまだ、宣伝作業はあるのだが、今回はここまで。あと、無料で情報発信できるネットを活用しない手はない。すでに僕は「明日」監督日記(ブログ)を1年前から連載している。それを続ける。そしてこのFacebook。応援してくれる方はまず、僕の記事のシェアとか「いいね」をお願いしたい。そしてみなさんにお願いするアイディアも用意しているので、また別の機会に説明させてもらう。市民が市民の力で作った「明日にかける橋」応援よろしく!

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明日にかける橋ー日記 配給会社と東京宣伝会議! [3月−2018]

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昨日、新宿で「明日にかける橋」の宣伝会議を行なった。今回は具体的にどう進めて行くか? 予算は限られているので、その中で何を実行し、何を削るのか?等を話し合う。先の記事にもすでに書いたが、チラシ&ポスターは印刷開始。ポスターは上がって来た。マスコミ試写会用の招待状は週末に印刷が上がるので、それ次第に住所書き、発送。

試写会の会場はすでに予約済。マスコミ以外は誰を招待するか?を打ち合わせ。初日舞台挨拶も計画。誰に来てもらうか? 上映期間中、初日以外にもイベントをするかどうか?パンフレットの直し。本編素材はいつ完成か? DCPはいつ作るか? エンドロールはいつ届くのか? 予告篇は? そして海外の映画祭はどうか?等を延々と打ち合わせ。

海外の映画祭への出品は特に力を入れたいが、審査してもらうのに費用がかかる。それで落ちたら経費がもったいないが、世界の人が見てくれるのは嬉しいこと。その審査料をどうするか? 宣伝費だけでも厳しい状態。その辺を考える。

そんな感じで、間もなく4月。東京公開まで3ヶ月となる。本格的な宣伝スタートだ。多くの皆さんの応援なくしては今回の成功はない。静岡県のみなさんが力を合わせて作った市民映画。何とか多くの人に見て頂きたい。応援よろしくお願いします。


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「明日にかける橋」東京宣伝ーロビーカード作戦? [映画業界物語]

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映画のスチール写真は、物語の一場面、そこから「どんな物語だろう?」と想像を膨らます。昔はそんなスチール写真が映画館のロビーに貼られていて「ロビーカード」と呼ばれた。「次回上映」と書かれたウインドウの中に飾られたスチール写真を見ながら「どんな映画かなあ」と「あーこの俳優さんが出てるんだ」「何か悲しいストーリーみたい?」とかいろんなことが想像し、映画の公開を楽しみに待ったものだ。

それがシネコンになり、その手のロビーカードは貼られなくなった。それどころか上映中のポスターを貼らないシネコンも多い。映画館にフラッとやってきてポスターや看板を見て「おー健さんが出てる映画だ。見よう!」と映画を選んだりもしたが、今はテレビやネットで知った映画がどこで上映されているかを調べた上で映画館に向かう。だからポスターも貼らないのだが、少し寂しい。

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そこで僕は毎回、ロビーカードを作りFacebookやブログで紹介している。ポスターを繰り返し何度もアップするのも大事だが、スチール写真を見ることで「この子可愛い」「何か感動もんだね」と感じて映画館に足を運んでくれることもある。なのに、この手の宣伝をする配給会社はほとんどない。スチール写真は公式HPにアップしているから!みたいなことで、スチール写真を宣伝に使う社は本当に少ない。

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そこで今回もスチールをロビーカード風に加工。東京公開の6月30日まで、毎週1枚ずつ公開していく。昨年末の完成披露試写会のときは、劇中の一場面でなく、撮影風景をロビーカードにしたものを試写当日まで2ヶ月間。毎週1枚公開して行ったが、今回は12枚を順次公開して行く。応援頂ける方はぜひ「シェア」してもらえるとありがたい。

上写真は以前に紹介した主人公みゆき役の越後はる香さんのスチール。携帯ではなく公衆電話の受話器を持つみゆき。ここにサブタイトル「1989年の想い出」がダブるよね? さあ、どんな物語なのか? 東京先行。6月30日(土)〜スバル座で公開だ。

予告篇はこちら=>https://youtu.be/i25nExjEbws

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映画宣伝は映画館公開日から逆算してスタート。戦略が大切! [映画宣伝入門]

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宣伝が溢れている。テレビ、新聞、雑誌、ネット。街を歩けば看板。だから、多くの人は麻痺して宣伝というものを把握できなくなっている。例えばテレビCMを見る。「あー歌手の***が出ている。可愛いー」と思う。それは繰り返し放送される。が、いつしかオンエアは終わるのに、多くの人は終わったことに気付かない。それどころか、そのCMの存在すら完全に忘れてしまう。何かの拍子で「あの歌手のCM」と言われて「あー、そんなのあったなあ!そういえば、最近は見ないね?」と思い出す。

つまり、情報を受ける側というのは、真剣に見ていない。意識していないということ。すぐに忘れてしまう。それも完璧に忘れる。ドラマやニュースだと、しっかりと覚えているが、宣伝はしっかりと把握しない。そんな多くの人たちに商品を覚えてもらおうと宣伝マンたちは日夜努力。心理学や思想操作も利用して宣伝をするのが広告代理店。アメリカでは選挙のときに代理店を雇い、候補者のイメージ戦略を行なうほどだ。宣伝は大事なのである。


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映画の場合も同じだ。大作映画の場合。宣伝活動は1年前くらいからスタートする。が、ほんとうにジワジワと始め、公開の3ヶ月前から盛り上げる。通常の映画は3ヶ月前。これが基本だ。あまり早くから大宣伝すると、結果、公開の頃には忘れられている。例えば絶対に見たい映画があっても、半年先だと覚えていない。1ヶ月くらいならカレンダーに丸を付けて待つが、何ヶ月も先だと厳しい。

また、何ヶ月も前にバンバン宣伝してしまうと、人々は「そろそろ公開か!」と期待する。が、何ヶ月経っても公開されない。ようやく公開されたときには忘れていて「まだ、上映してなかったのぉ〜」と思え印象が悪くなる。以前にある超大作映画が何ヶ月も前から大宣伝して、皆すでに見た気になってしまって惨敗したということもあった。

本来、映画の宣伝は3ヶ月前ほどにスタート。最初はジワジワ。公開が近づいて来ると、マスメディアで紹介が始まり、宣伝イベントがあり、ポスターが貼られて、映画館にチラシが置かれて、テレビスポットが1週間前から流れ、前日の新聞に広告が出る。公開当日は俳優たちが来て舞台挨拶! というのが基本である。

つまり、舞台挨拶の日に最高潮に盛り上がるように計画。少しずつ宣伝が増え、大きくなることが大事なのだ。ゆるやかにスタート。公開初日が最高潮である。これがスタート時に大宣伝したり、公開直前で宣伝がもり下がったらアウト。少しずつ大きくとなっていく波に観客を乗せるのが宣伝なのだ。

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以前にある街で作った映画。プロデュサーが映画館で試写会を1日だけやると言い出した。「宣伝になりますよー。マスコミも呼びましょう〜」と、試写会は別に行なうが映画館での一般試写もありだ。が、映画公開の1ヶ月前の試写なのに、出演者全員を地元に集め、舞台挨拶をさせるという。そんなバカな話はない。というのも、そのプロデュサーは映画業界初心者で、宣伝の基本が分かっていなかった。

舞台挨拶というのは最大の宣伝カード。有名俳優たちが一同に集る。それを目当てに観客とマスコミが来る。そんな大切なカード。それを公開1ヶ月前に使ってどうするの?1ヶ月前の試写会で俳優が集れば、マスコミはそこで取材。記事やニュースを出す。

それを翌日に見た人は「この映画観たい!」と思っても1ヶ月先にしか映画を見れない。その内に映画の存在も忘れる。Pはいう「だったら、公開初日にも舞台挨拶すればいいんですよ」だが、マスコミはもう来ない。同じ記事を二度は書かないーそれがマスコミだ。その日に記事やニュースになれば、それらを見た人が翌日に映画館に来てくれる。多くの客が期待できるが、2度目なので記事にはならない。宣伝にもならない。

つまり、大きなチャンスをみすみす捨てるのが、1ヶ月前の試写会=舞台挨拶というイベント。何考えてんのぉ! そもそも1ヶ月前に舞台挨拶をする意味がまるでない!というとPは「マスコミが喜びますよぉ〜」と答える。うーーん。マスコミを喜ばすために舞台挨拶をするのではなく(そもそもマスコミは喜ばない。記事になりそうだから来てくれる)、彼らに取材して報道してもらうことで、翌日から多くのお客に来てもらうことができる。それが意味。翌日は上映しない試写に舞台挨拶しても何の意味もない。

Pさん。映画業は初体験でその辺が分からない。2倍宣伝できると思ったらしい。さらにそんな無意味なイベントとのために、その街まで7人ほどの俳優を新幹線で連れて行く、どれだけの費用がかかるのか? メイクさんも雇い、連れて行かないとならない。そのギャラと交通費。さらに全員の食事代。新聞に出ても観客動員に繋がらない試写会のために、多額の費用を使うのは意味がない。


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Pには全力で説明したが、理解できないようだった。でも、結果、試写会の舞台挨拶は中止。公開初日のみとなった。そこへ多くのマスコミが訪れ、新聞記事にニュースにしてくれて、翌日はそれらを見た人たちが大勢映画館に来てくれた。大成功だった。

つまり、Pさんは何でもいいから派手な宣伝をすれば、アピールすると思っていたのだ。が、宣伝はカードを出す順番が大切。舞台挨拶という最大のカードを公開日の1ヶ月前に切るのは間違い。最大のカードは公開日に使うことが大事なのだ。同じように、何ヶ月前から派手な宣伝をすることはマイナス。少しずつ盛り上げる。波を作る。それによってジワジワと映画の存在を伝えて行く。覚えてもらう。全ての終着点は映画館での公開初日。

その日が決り、映画館も決まってからが、本格的な宣伝のスターとなる。そこから逆算して、宣伝戦略を立てる。映画宣伝も選挙も、新製品の発売も同じ。それが宣伝の基本なのである。


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