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友人が「明日にかける橋」のロケ地・袋井市を旅行したとの連絡! [地方映画の力!]

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旅行が趣味というサラリーマンの友人。男性40代。彼から以下のメールが来た。嬉しいものだ。ご紹介する。

『お久しぶりです。太田さんが「明日に架ける橋」を撮ったということで、ロケ地の袋井て何があるのかなぁ、と思い、web見てみたら、可睡斎のひな人形展示のページが出まして。このひな人形軍団見てえなあ、と思って行ってきました。

おひな様のあまりの数の多さとディスプレイのインパクトに、笑ってしまいましたが…。可睡斎は他にも見所が多くて、3時間くらいいました。あとはだんごやマドレーヌで美味いのがあって、袋井すげーっ!て感じを受けました。

太田さんが映画撮ってなかったら、全く知らなかった町です。素敵な街を教えてくれて感謝!でございます』

可睡斎とおひな様は映画の中でも登場。お楽しみに。6月30日(土)〜有楽町スバル座で東京先行公開。特報=>https://youtu.be/GQvGqBhNHaY


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映画宣伝ーFacebookで映画を宣伝する方法。地道な努力はいるが何といってもタダで宣伝できる! [映画宣伝入門]

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宣伝というのはとても大切であること。ここしばらく何度も書かせてもらっている。が、特に一般の方は「宣伝」ということを今イチ体感し辛いものがある。テレビ、新聞、ネット。その中であまりにも宣伝が溢れているので、無意識の内に「誰かが宣伝してくれるよね〜」と思ってしまい、自分たちが作った地方映画なのに、何ら宣伝しないで「公開が楽しみだなあ〜」と観客になってしまう現象がよく見られる。

何度も書いて来たがテレビや新聞。ネットは宣伝費をもらて宣伝しているのであり、親切で宣伝をしている訳ではない。また、市民が作った映画は企業映画のような十分な宣伝費がないのが通常。その範囲内でできることを考えることが大事。テレビのスポットや新聞の全面広告なんて数千万円かかるので、とても無理。企業とは違う方法論を実践することが必要なのだ。


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そんな中、一番安くて….いや….お金をかけずに宣伝できるのがネットだ。Facebook、Twitter、ブログは宣伝費を払わなくても宣伝ができるメディアだ。誰でも100人とか「友達」や「フォロワー」がいる。別の街や別の会社にも知り合いがいる。まず、そんな人たちに自分たちの作った映画を伝えることからスタートできる。

が、こんな人がいた。僕のやり方を学び市民映画を作った後輩。その映画に大きな貢献をした50代男性からこう言われた。彼は製作委員会のリーダーである。

「監督!ネットで映画の宣伝しましたよ!」

というので、Facebookを見たそうだ。すると、映画の上映会の日時、場所、時間が書かれた記事がアップされていた。「がんばってくれてるなあ〜」と友人は思った。が、その後、その男性は全く映画の告知記事をアップしてくれない。どうなっているのだろう?と訊いてみるとこう言われた。

「アップした記事は前に見てもらったでしょう? その記事を見て上映会に皆、来てくれますよ」

後輩は愕然とした。そもそもFacebookの記事は時間と共にライン下に流されて行き、それを探すにはラインをどんどん遡らないとならない。つまり、数日が経てば、その記事を読む人はゼロになる。それにもし、時間や場所を告知するならFacebookではなく、記事を固定できる公式HPを作るべき。Facebookはその種の告知には向かない。


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つまり、その男性がFacebookで1回だけ告知したことは「友達」がアップ直後に見て「へー地元の映画が作られたのかア?」と思うだけ。「見たい!」と思っても時間や場所をそこでメモして保存する人は極々わずか。もっと言えば、その男性の「友達」は何人いるのか? 結局、Facebookにひょいと記事を書1回書くだけでは宣伝にはならない。

なのにその男性は記事を1回アップして「宣伝した!」と思い込んでいた。後輩監督はあきれ果てて、そのことを男性に告げたら「でも、テレビや新聞で宣伝する金はないし、仕方ないでしょう!」と逆に憤られたという。こんな方は意外に多い。

Facebookが宣伝にならないのではない。1回記事を上げただけでは宣伝にならないということなのだ。テレビCMだって同じ。繰り返し繰り返し同じCMが放送される。そう、人は何度も何度も同じ宣伝を見ることで認知し、興味を持ち、行動する。1回宣伝を見ただけでは覚えてもくれないのだ。

Facebookでも同じ。一度、上映会の場所や時間を告知するだけでは不十分。それこそ1日数回。上映会の当日まで、繰り返し繰り返し、インフォメーションを伝えてこそ宣伝になる。CMもFacebookでの告知でも同じなのだ。


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「えー、毎日? 面倒だなあ〜」

という人もいる。しかし、1億円の宣伝費がありテレビでCMスポットをバンバン流してくれるのなら、関係者は何もしなくてもいい(本当はそれではいけない。やるべきことはある)が、宣伝費が僅かしかない。でも、自分たちの街をアピールする映画を多くの人に見てもらいたい!そう思ったら、無料で情報が拡散できるFacebookやTwitterで毎日情報発信をするべき。だってタダなんだもん!

「宣伝費はない」「毎日アップは面倒」というのでは何もできない。その昔は労力と時間を使っても一般市民が情報を発信する手段はなかった。でも、今はネットがある。FacebookやTwitterがある。官邸前でもう6年続く抗議デモも最初はTwitterの呼びかけで始まった。そんなふうにネットでも大きなムーブメントを起こし社会的な影響さえ与えることもできる。面倒くさがってはいけない。毎日、情報を発信することで多くの人に伝えることができるのだ。

後輩の話に戻る。その街で作られた映画。リーダーでさえ、そんな状態。メンバーたちもネットをやっているのに、誰も上映会の日時を伝えることもせず。ひたすら「上映会楽しみだね〜」とお客様気分だったという。後輩はすっかりやる気をなくしてしまったが、これも先に書いたのと同じ。その街のメンバーは「やる気」がないのではなく「宣伝」というものが分からない。実感できない。どうすれば宣伝ができるか?を知らないだけなのだ。


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だからまず、宣伝とは何かを伝える。どうすれば有効な宣伝ができるか?を説明することが大事なのだ。いろんな方法があるが、今回はひとつだけ書いてみる。Facebookなら、毎日、いや、毎日でなくても、3日に1回は自分たちが参加した映画のことを記事にすること。撮影中の想い出でもいい。上映する映画館の日時、場所でもいい。地元の風景写真でもいい。チラシを写メしたものでもいい。長い文章である必要はない。それを続けていればFacebook友達の目に止まる。

1度記事をアップしたくらいでは「ふーん」で終わるが、2度、3度と書き続けると、友達はその映画のことを覚えてくれる。その内に「そんなに何度も告知する映画ってどんなだろう?」と興味を持ってくれる。繰り返しアップすることで、より多くの友達が読んでくれる。友達が100人いたとしても、1〜2度記事を上げただけで、何人が読むのか? 昼しかFacebookを見ない人。夜しか見ない人。週イチの人。月イチの人。そう考えると1回記事を上げるだけでは、本当に僅かな友達しか読んでくれないことが分かる。

ある意味で選挙活動が近いかもしれない。

1日だけ街角に立ち「次の選挙は私、○山○男をお願いします!」と言っても誰も覚えてくれない。だから、毎日、街を回る。朝昼晩と駅前に立つ。そうやって顔を売り、政策を伝え、支持を集めて投票してもらう。映画の宣伝も同じ。繰り返し繰り返し、熱意を伝える。毎日、記事を書けなくても、誰か仲間が上げた記事を見つければ、それをシェア。過去の記事を再掲載してもいい。とにかく、何度もくり返すことが大事。

もちろん、1日に10回も記事を上げる必要はない。あまりに記事を連発すると嫌がる人もいる。それなら1日1回。2日に1回でもいいから長期間続ける方がいい。忙しくてアップできない期間があっても、シェアしたり、誰かの記事に「いいね」押すだけでもプラス。それが宣伝活動。

お金をかけなくても情報拡散することはできる。それをみんなでやれば大きな力になる。その熱い思いは必ず多くの人に伝わる。今日からやってみよう!


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