いよいよ明日土曜日!!!プロの俳優のためのワークショップ!参加者募集中 講師、太田隆文監督(朝日のあたる家、明日にかける橋、向日葵の丘) [WS]
太田隆文監督プロフィール
1961年生まれ。「スターウォーズ」のジョージ・ルーカス監督らハリウッド監督の多くが学んだ南カルフォルニア大学(USC)映画科に学ぶ。
「ストロベリーフィールズ」(2005年 佐津川愛美、谷村美月、芳賀優里亜、波岡一喜)
「青い青い空」(2010年 波岡一喜、鈴木砂羽、松坂慶子、長門裕之)
「朝日のあたる家」(2013年 並樹史朗、斉藤とも子、いしだ壱成、山本太郎)
「向日葵の丘 1983年夏」(2014年 常盤貴子 田中美里、藤田朋子、津川雅彦、芳根京子)
「明日にかける橋 1989年の想い出」(2017年 鈴木杏、板尾創路、田中美里、藤田朋子、宝田明)
地方を舞台にした感動作を作り続け、全ての作品は海外の映画祭で上映。大物俳優や国民的俳優が数多く出演。また、太田作品に出演したのちの大ブレイクしたのが若手俳優も多く、新人発見の監督と言われる。
太田監督作品。予告編はこちらで4本見れます!=>https://cinematic-arts.blog.ss-blog.jp/2019-10-23-6
プロの俳優のためのワークショップ!
講師、太田隆文監督(2年振り)
11月23日(土) 13:30〜17:30
場所、東京、大塚(詳しい場所は参加者に通知)
主催、青空映画舎
資格 演劇経験ありの方。初心者育成の講座ではありません。
通常のオーディションに出すタイプのプロフィールをPDFファイルで添付
(顔社員。名前、住所ー事務所で可ー 所属事務所、身長、体重、3サイズ、学歴、出演作品等)
参加希望理由を書いて、以下のアドレス(青空映画舎)宛にメールしてください。
aozoraeigasya@yahoo.co.jp
参加費5000円(当日払い) 領収書あります。
明日土曜日ですが、まだ応募は間に合います。
(前回の様子)
この看板の歌。こちらも全部歌えます!♫ [2019]
僕の監督作「明日にかける橋」渋谷区の幡ヶ谷でDVDレンタル中! [映画業界物語]
プロの俳優のためのワークショップ!参加者募集中 講師、太田隆文監督(朝日のあたる家、明日にかける橋、向日葵の丘) [WS]
プロの俳優のためのワークショップ!
講師、太田隆文監督(2年振り)
11月23日(土) 13:30〜17:30
場所、東京、大塚(詳しい場所は参加者に通知)
主催、青空映画舎
資格 演劇経験ありの方。
通常のオーディションに出すタイプのプロフィールをPDFファイルで添付
(顔社員。名前、住所ー事務所で可ー 所属事務所、身長、体重、3サイズ、学歴、出演作品等)
参加希望理由を書いて、以下のアドレス(青空映画舎)宛にメールしてください。
aozoraeigasya@yahoo.co.jp
参加費5000円(当日払い)
20人ほどで締め切り(少人数でもやります)応募多数の場合は抽選。
太田隆文監督のプロフィール=>https://cinematic-arts.blog.ss-blog.jp/2019-10-22-6
監督からのメッセージ=>https://cinematic-arts.blog.ss-blog.jp/2019-10-31
250円弁当シリーズ 好評です!2個買っても500円。 [2019]
LA土産を頂いた! これはSee'sのチョコレート。 僕の留学時代もお土産は毎回これだったので、超懐かしい。 [2019]
皆と仲良くするな。気の合う優秀な仲間と戦え=令和時代を生き抜く秘訣?! [my opinion]
皆と仲良くするな。気の合う優秀な仲間と戦え
=令和時代を生き抜く秘訣?!
学生時代は毎日、同じクラスメートと顔を合わす。気の合う奴がいればいいが、鬱陶しい奴ばかりというクラスもあった。それが1年続く。担任教師もそう。10代でも大人の生徒は「何言ってんだ!」と思っても従う振りをしてやり過ごす。が、僕は違うと思ったら言い返し、質問をし、問いだした。度量のない教師は感情的になり、権力を振りかざした。
ただ、大学を出て会社員になれば、
そんな経験も生きるだろう。上司は選べない。最悪の同僚でも部署が変わるまで付き合わねばならない。いろんな奴とでも仲良くせねばならない。上辺だけの付き合いで問題を起こさないようにする。僕にはそれができない。卒業してから映画の製作会社で仕事をしてもトラブルがよく起きた。
先輩たちは「トラブルメーカー」と呼んだが違う。その会社の社長やプロデューサーが理不尽なことをする。約束を守らない。だから、抗議し、申し立てたのだ。僕のわがままではない。が、パワハラがまかり通る会社。上から押さえつけようとする。高校時代の教師と同じ。だが、僕は黙らない。実力行使に出る。だから、トラブルとなるのだ。
無駄なことに時間をかける社員たち。
効率の悪い仕事をさせる社長。無意味な手続きに強要する連中。彼らを見ていると、高校時代の同級生を思い出す。「勉強が嫌だ」と言いながら「有名大学に行きたい」「有名企業に入りたい」という。でも、勉強は適当。僕が「映画監督を目指す」というと「甘い!」「無理だ!」と批判。教師も事なかれ主義。その製作会社も同じ。
でも、会社とはそんなもの。そんな社会で働くための訓練が学校なのだろう。嫌な奴とも我慢するして付き合う。バカな担任にでも従う。訓練なのだ。ところが、映画の世界でバカと仕事をするといい作品が作れない。「やる気」のある。思いのある。出来る人たちと組むことで素晴らしい作品が生まれる。バカな社長やプロデューサーがいると足を引っ張られるばかり。
作品への愛がない。楽して儲けたい。
そのくせブランドが好き。大手にへつらう。高校時代の同級生と同じような連中。最初はそんな連中に雇われ、その手の会社に呼ばれて仕事をしていたが、監督をするようになり、環境改善を進めた。嫌な奴とは仕事をしない。バカは呼ばない。役に立たないと分かれば追放。裏でコソコソも許さない。誤魔化しもアウト。
それを実践すると嫌われた。「何様だ!」と言われた。しかし、映画業界。「あの監督はいい奴だ」と言われる人はロクでもない作品しか撮らない。「嫌な奴なんだよ。あの監督」と言われる人はヒットを飛ばしている。皆に好かれる監督はバカな人たちの顔を立て、誤魔化しに目をつぶるが、いい映画を作るためにはバカを相手にしない。それが背景だ。
「映画の世界だからそれで通用するんだよ。一般の会社は違うよ〜」
でも、間も無く一般の会社もそうなる。皆と仲良く出来る人では通用しない。我慢し、バカとも仲良くするからだ。いい仕事はできない。我慢してはいけない。バカの機嫌をとる必要はない。気の合う出来る仲間と仕事をしよう。そして成果を上げよう。それが令和時代の社会の合言葉となるはずだ。
2年ぶりのワークショップが迫る。思いを伝えるのが下手な俳優たち。「やる気ないです」というのと同じだ。 [映画業界物語]
2年ぶりのワークショップが迫る。
思いを伝えるのが下手な俳優たち。「やる気ないです」というのと同じだ。
いよいよ来週の土曜に、2年ぶりのワークショップを開く。ただ、1ヶ月前から募集しているのに今回は参加者が少ない。前回の半分ほど。11月は舞台や発表会が多くて、それどころではないのか? 2年前の参加者で今回来てくれるのは1人だけ。
前回のワークショップの後
「明日にかける橋」を監督し、その時に参加者から3人を起用。その時に役はなかったが、いつか出てほしいという俳優たちが何人もいた。今、考え中の次回作では、彼ら彼女らにやってほしい役がいくつもある。再会を楽しみにしていたのに、ほぼ全員が今回は参加しない。前回で諦めたのか?この監督ではダメだと思ったのか?本当に残念だ。
太田組は俳優に合わせてシナリオを書く
できる俳優と出会えば、シナリオができていても役を直したり。俳優の力を100%引き出すのが僕の演出。だが、その辺が伝わっていないのか? 期待する俳優たちのほとんどが不参加。もちろん。今回初参加のメンバーに彼らを超える逸材がいるかもしれず、それは期待している。
ただ、前回参加者でもわざわざ「今回は舞台があり、参加できず。残念です」とメールをくれた俳優も1〜2人いる。実力も大事だがやる気も重要。何の連絡もなければ「やる気なし」と解釈せざるを得ないが、その種の連絡があれば、第2回があればまた!と思う。往々にして俳優たちは気持ちを伝えるのが下手だ。お世辞を言ったり、お歳暮を贈る必要はない。が、思いを伝えること大事。
Facebookに「いいね」押すだけでも、
その俳優を思い出す。ただ「いいね」だけでは誰でもできる。待っていてはいけない。本当に自分が出たい映画の監督やPには思いを伝えるべきだ。僕のワークショップに参加する必要はないが、「思い」を伝えないのはやる気がないと思われる。与えることをこなす教育を受けて来たので、自分から伝えることができない。
俳優だけではない。どんな仕事でも同じだ。なのに若い人たちはその辺が苦手。いや、気づいてさえいない。とても大事なことなのだが...。
日本の企業映画はいかにして作られ? なぜ、詰まらない作品が多いか?(下) [映画業界物語]
日本の企業映画はいかにして作られ? なぜ、詰まらない作品が多いか?(下)
「俺は命をかけて、この作品をヒットさせる!」
ほとんどの社員プロデュサーはそんな風には考えない。成功させるより、失敗したときのことを先に考えて、まず逃げ道を作る。「ベストセラー原作で駄目なら仕方ない」「自分には責任がない」と弁解できるようにしているだけだ。同じことは他にも言える。
「人気タレントが主演だから」
「有名アーティストが主題歌を唄うから」
「テレビシリーズの映画化だから」
みんな、ヒットするからというより、万が一ヒットしなくて責任を追求されないための提案なのである。真剣に映画を売って会社に大損失を与えたら、窓際に飛ばされる。そうならないようにPたちは「人気ブランド」にすがる。これが多くの日本映画が作られる経緯だ。
作品内容そのものより。ベストセラー原作、人気タレント、有名アーティストの主題歌を重用視。それぞれが相反するものでもおかまいなし。そうして決まった企画をテレビ局、レコード会社、コンビニ、メーカーと、いろんな企業から出資を募り、映画化。撮影に入る。
「この作品を作りたい!」
「このテーマを伝えたい」
という思いはほとんどない。だが、それはビジネスなのでいいとしよう。それならがんばって儲けてもらいたいのだが、単に人気のカードを揃え、多くの金を集めて、大宣伝して上映しようというだけの発想。料理だって高級食材ばかり集めたからと、おいしい料理が作れる訳ではない。映画も同じだ。
ただ、次第に観客もそれに気づき始めている。テレビで大宣伝しても、ヒットには繋がらなくなってきた。食品でも、車でも、テレビでも、何でも同じ。作り手に都合のいいものを作り、冒険も、チャレンジもしない。
リスクも負わないでいるようでは、いい物はできず、消費者は満足しない。映画も同じだ。なのに映画会社やテレビ局は、相も変わらず、「人気カード」集めに右往左往しているのが現状である。
[2014年の記事から]