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「明日にかける橋」ラスト舞台挨拶ツアー 伏見ミリオン座 ららぽーと磐田 十三シアターセブン で舞台挨拶! [9月ー2018]

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絶賛上映中の「明日にかける橋」

名古屋 22日 伏見ミリオン座 舞台挨拶

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静岡  22日 ららぽーと磐田 舞台挨拶

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大阪  23日 十三シアターセブン 舞台挨拶

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チャンスを掴むということーそれに気付かず消えて行く俳優の卵たち? [映画業界物語]

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俳優になる。或は作家になる、歌手でも、映画監督でも、実力だけではなくチャンスというものも大きい。いくら素晴らしい演技力を持っていても監督やプロデュサーの目に止まらなければテレビや映画。大きな舞台での仕事はできない。いくら面白い小説を書いても、出版社が認めなければ本にはならない。歌手がCDを出したり、ライブをやるのも同じ。業界の人たちが認めないとスタートできない。

例えば俳優の場合はオーディションに参加するのが第1歩。だが、その前に事務所に所属しないとオーディションにも行けない。監督やプロデュサーに会うこともできない。どんなに演技力があっても、見てもらうこともできない。さらに、事務所でも力のないところやドラマ志向でない所だと、映画会社やテレビ局からオーディションの連絡が来ない。そんな事務所に所属していてもチャンスはめぐって来ない。

といって大手の事務所に所属するのは簡単ではない。小さな事務所に入るのさえ大変。だが、オーディションだけが全てではない。小さな出会いから大きな展開が始まることもある。例えば、今回の「明日にかける橋」出演者。ある3人は僕のワークショップに来てくれた子たちだ。

「え、監督のワークショップに出れば出演できるんですか?」

と言われそうなので詳しく説明する。俳優の卵たちはこう考えがちだ。

「有名監督のワークショップに行けば、その監督の映画に出してもらえるかも?」

だが、ほとんどは監督にとってワークショップはアルバイト。そこから次回作のキャストを選ぼうとは思っていない。ただ、主催者はそれを匂わせて参加者を増やし、儲けようと考えている。なのに、こういう卵たちもいる。

「映画に出れると聞いてワークショップに出たのに、エキストラしかやらせてもらえなかったよ。高い料金払ったにダマされたなあ!」

これは大きな間違い。ワークショップに出たくらいで、それが1万円の費用だとしても、そんなことで映画に出られると思ったら大間違いだ。エキストラだって勉強。ダマされたどころかラッキーだったと言える。出演するということは、もの凄く大変なこと。もし、エキストラと言われたら、自分の実力がその程度と考える方がいい。

それが通常のワークショップのあり方。だが、僕は考えた。本来のオーディション。時間がない。1人5分ほどで判断せねばならない。5−10人と一度に会う。自己紹介と台詞読み。それだけで実践に耐える新人を選ぶのは大変。といいながら、僕はその中で、かなり凄い子たちを何度も選んでは来ている。ただ、短時間では実力発揮できない人もいるはずだ。

そんな中に、なかなかの実力者がいるかもしれない。そう思って昨年3回のワークショップを行なった。そこから役に合う3人を選んだ。もし、彼らが、僕のワークショップに参加しなければ、映画出演はなかった。そして、役を決める最終ワークショップ(とは彼らには一切伝えていないが)に参加してなければ、選ばれることはなかった。つまり、彼らはチャンスを掴み、それを生かしたのである。

ある役。一番の候補はA君だった。が、彼は1回目のみの参加。あとは来ていない。おまけに「いい役者が見つかるといいですね?」とまで言っていた。なぜ、「俺を選んでください!」と言わない。お前の仕事は何だ? やる気がない。また、その役候補にB君は最終日に早退。じっくり演技を見ることはできず、諦めた。

逆に「最終日。撮影で行けません。残念です」と連絡してきたC君が、最終日の後半戦で現れた「撮影が早く終わったおで...」と。結局、C君とD君の決戦。遅れて来たC君がその役を勝ち取る。もし、撮影が早く終わらなければ、もし、C君が「もう、間に合わないから行かないでおこ」と考えたら。結果は違っていた。こんなことがよくある。実力は3人ともほぼ同じ。最後は運の強さだ。これもチャンスを掴むということだ。努力だけではない。

僕も同じような経験がある。アルバイトをしながら、シナリオを書いていた30代。平日の昼間に業界の先輩から電話がかかってきた。

「明日から撮影。メイキングの仕事。来れる?」

えー明日から?と思ったが、その場でOKして、そのまま事務所に向かった。ら、その監督に「お前、ピザ屋みたいだな!」と言われたが、バイトはいつでも休めるものにしてあった。翌日から10日間の合宿ロケとなる。その監督はいう

「もし、お前が電話に出なかったら、別の奴に連絡したんだ。よくあんな時間にいたな?」

これもラッキーとしか言えない。たまたまバイトが休みの日。それもたままたアパートにいた。携帯のない時代。家の電話機が鳴った。その仕事で認められた僕は、別のメイキングの仕事をもらい。それらの作品が認められ、その後、製作会社の社長からドラマの監督をするように言われる。それが監督デビュー作となる。

もし、あのとき、部屋にいなかったら、別の展開だったかもしれない。先輩が僕に電話してくれなければ...。僕でなくてもよかったのだ。いろいろ感謝と同時にラッキーだったと感じる。僕としては、そのチャンスは逃しても、別のチャンスをものにして監督デビューしたと思っているが、そのチャンスは5年後か、10年後か? それは分からない。今、目の前のあるチャンスに気づき、掴めるか?が大事。

監督になってから、身近にいる若い俳優たちに声をかけることがある。友人監督のオーディションがある。僕から頼めば参加させてはもらえる。事務所がどこでもOK。だが、若い連中はこういう

「その日。バイトなんすよ!」「シフト入ってるんで抜けられないんすよ」

そのオーディションで認められ、大きな役がもらえたかもしれない。が、彼らはバイトを優先した。そんなことが何度もあり、それ以降「バイトがあるから」という返事をしたら二度と連絡はしない。小さな仕事を頼むこともある。が、俳優の卵はこういう。

「その日、友達と旅行に行くんですよ」「結婚式があるんですけど」「体調が悪くて」

芝居以上に大切なものがあるということだ。そんな奴に仕事は任させられない。彼らは想像しないのだろうか? その仕事を受けていれば、他のスタッフとも知り合う。その人たちから別の仕事を依頼されるかもしれない。そこから仕事が広がる。

なのに、多くの卵たちはそんな想像はしないのだろう。「バイト休むと店に迷惑かけるしなあ」「友達との約束だから迷破れないし」「前々から決まっていたんで」と考えるのか?それなら、その気持ちを大切にできる仕事を選んだ方がいい。俳優業は親の死に目に会えない仕事。その意識の低さと、チャンスというものの大切さを分かっていない。小さなチャンスを逃しても、「また、何か声がかかるだろう」と考えている。

「すみません。劇団の公演なんですよ...」

これは仕方ない。それは役者として大切な仕事だから。だとしても、それが何度も続くと、縁がないと思われてしまう。何度もダメという俳優に何度も連絡はしない。他に頼める先はいくらでもあるのだから。小さなチャンスがどれだけ大きなものか? 分かってもらえたと思う。それを理解できないと俳優だけではない。作家でも、歌手でも、映画監督でも、その手の仕事に就くのは難しい。けど、チャンスって何か?学校では教えてくれない。受験や就職試験以外で運命変わることないから、気付かないのだろう。これも戦後教育の弊害なのかもしれない。


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「明日にかける橋」最終舞台挨拶ツアー。長澤凛さんも参加! [9月ー2018]

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「明日にかける橋」最終舞台挨拶ツアー。長澤凛さんも参加!

名古屋 22日 伏見ミリオン座 

静岡  22日 ららぽーと磐田 

登壇者 岡村洋一、長澤凛、太田隆文監督他


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【告知】ー「明日にかける橋」残念ながら豊川市公開はありません。。 [9月ー2018]


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「朝日のあたる家」「向日葵の丘」は豊川市公開がありましたが、

今回の「明日にかける橋」残念ながら豊川市公開はありません。

最寄りの上映館は名古屋の伏見ミリオン座。

少し遠いですが、ぜひ、そちらでご覧下さい。

申し訳ありません。

22日伏見ミリオン座初日は太田監督とキャストによる舞台挨拶あり。

よろしくお願いします。



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