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「明日にかける橋」の市民俳優オーディションパート2を今週末に受ける皆様へ御願い [6月ー2017]

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「明日にかける橋」の市民俳優オーディションパート2を今週末に受ける皆様へ

今週末に「明日にかける橋」市民俳優オーディション②③が開催される。ロケ地である静岡県袋井市でだ。すでに受付は締め切られ300人近い応募を頂いた。僕の映画では最高記録の人数。それも県内だけではなく、遠方からの応募もある。毎回、多くの市民が参加。本当にありがたい。

僕の映画では毎回、市民の皆さんに出演してもらう。通行人のようなエキストラだけではなく、台詞のある役。名前のある役。有名俳優の相手役をする役まで、いろんな役を用意している。どれを演じてもらうといいか?を決めるために、市民俳優オーディションを開く。

台詞がうまい人はそんな役を。台詞が苦手でも存在感ある人はそれが生きる役を。刑事。探偵。主婦。いろんな役がある。高校生。小学生の役もある。どの役が相応しいか?映画界で行なわれているのと同じスタイルでオーディションをする。

すでに締め切ったので、今から応募はできないが、すでに応募した方は、ぜひ、僕の過去の作品をDVDで観ておいてほしい。近所のTSUTAYAやGEOに行けば置いてある。

「向日葵の丘 1983年夏」
「朝日のあたる家」
「青い青い空」

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そうすると、僕がどんな映画を作る監督か?分かってもらえるし。自分たちが演じる姿がどんなふうに映画になるのか?も想像しやすくなる。

市民オーディションの審査は僕自身が行なう。みなさんとお会いするのを楽しみにしている。


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「明日にかける橋」は今、支援御願いしている段階。なのに何で「撮影どーですかあ?」なんてコメントが来るの??(再掲載) [6月ー2017]

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【「明日にかける橋」は今、協賛金を集めている途中。支援御願いしている段階。何でこんなコメントが来るの??】

多くの人から激励を頂いている。ありがたい。でも、こんなコメントも来る。「公開が楽しみです!」「大阪の映画館で観ます!」「スポンサーがついて良かったですね!」或は「撮影はどうですかあ?」ー???? まだ「明日にかける橋」は完成していない。いや、撮影も始まっていない。いや、製作費も集っていない。地元の方々が今、町中を駆け回り寄付を集めてくれているところだ。目標額が集らなければ撮影はできない。だから、もの凄くがんばってくれている。

そして今回の映画にスポンサーなどついていない。市民映画。大手の会社が出資する映画ではない。初期段階から「市民映画。寄付を集めて作る映画」とお伝えしている。なのに「製作スタート」というと「スポンサーが着いた!」と思う人がいるようだ。同じように「製作スタート」というと「映画館で公開される!」と思う人もいる。でも「朝日のあたる家」のときは多くの映画館から上映拒否。お蔵入りの可能もあった。今回もどうなるか分からない。

そんな状態で「公開楽しみです!」「大阪の映画館で観ます!」と言われると、もの凄く違和感を感じる。一般の方は「製作スタート」=「映画館公開」と思うのだろうが、作る側からすると、「妻が妊娠した。でも、死産の可能性もある。心配だ。でも、いい子が生まれるようにがんばろう!」というときに「成人式が楽しみですね〜」「高校の卒業式には行かせてもらいますよ!!」と言われた気持ちになる。

こんなこともあった。映画がようやく完成。でも、映画館で公開できるとは限らない。いくつもの館に交渉。やっと、東京1館で上映が決まったことを発表したら、こんなコメントが書き込まれた「DVDになった見せてもらいます!」一瞬、嫌がらせかと思った。が、その人のプロフィールを観ると以前から応援してくれていた方だった。というのは、映画人は映画館の大スクリーンで観てもらうことを一番の目的として映画を作っている。それを映画館公開前に、DVDになってから観るといわれるのは本当に悲しい。

ラーメン屋さんに「店、オープンするので食べに来てください」と言われて「カップラーメンになったら食べます!」というのと同様なのだ。だから僕も当初、頭に来て「だったら、観ないでください!」と答えてしまったことがある。その人はビックリして、僕が何を怒っているのか分からなかった。申し訳ないことを言ってしまった。一般の人には理解し辛い。「映画はDVDで観るもの!」と思っている人も多いだろう。でも、映画人からすると「映画館で観るほどの作品ではないのでDVDで十分」と言われた思いがするのだ。

それに映画館で上映されたからとDVDになるとは限らない。僕の「青い青い空」はDVD化に6年かかった。「朝日」3年。映画館公開=DVDではない。それどころか、映画が完成されても映画館で上映されるとは限らない。「お蔵入り」といって上映されずに終わる映画もたくさんある。

そして、東京の映画館のみで上映。地元のみで上映というのもある。それを「大阪で観る!」「名古屋で観る!」と言われると......そのコメントを観て「大阪公開が決まっているんだ〜」と間違った連鎖が広がる。地元では皆、真剣に寄付集めをしてくれているのに、そんなコメントを他の人が読むと「あー製作費は集ったんだ」と思われ「寄付はもういいね」と思われるかもしれない。期待のコメントが悪意のコメントになってしまう。

映画作りは分かり辛い。理解されにくい仕事だ。誤解されることがとても多い。ただ、前々から応援してくれている人たちから、そんなコメントが入ると淋しいし、本来は期待のコメントなのに間違った情報を拡散することにもなる。そして、その種のコメントを書き込む人の多くは以前から僕の映画を応援してくれている愛ある人であり、悪意は全くない。だからこそ、悲しく、この記事をあえて書かせてもらった。

僕の最新作「明日にかける橋」は製作スタートを発表した段階で、今、まさに地元の方々が製作費を集めるために、夏のような気温の中、市民の皆さんを訪ね寄付を御願いしてまわってくれている。寄付が集らないと万が一のこともあり得る。そして寄付が全額集って初めて真夏の撮影。そして編集。試写会。宣伝。ここまで来てようやく映画館公開だ。さらにDVD化と、ひとつひとつ、粘り強く交渉し、勝ち取って行かねばならない。長い長い戦いなのだ。それが映画作りである。

寄付を頂ける方はこちらをご覧下さい。協賛機は全国から受け付けています=>
http://ffc2017.main.jp/finance.html




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「明日にかける橋」撮影準備ーいよいよ戦闘態勢になって来た! [6月ー2017]

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夏の撮影を控えてスタッフもほぼ決まり、それぞれとの打ち合わせが始まった。ある日は撮影部、照明部と相談。例えばクライマックスの橋をどう撮影するか? カメラマンと相談して撮影方法を決める。それに従い照明部がどれだけライトが必要か?考える。が、巨大な橋を照らし出すには巨大なライトがいくつも必要になる。と、ライトを借りるのにかなりの費用が必要。照明部の人員もかなり必要。人件費も上がる。だが、予算は限られている。どうすればいいのか? その種のことを打ち合わせする。

同時にキャスティングもまだ続いている。電話1本では決まらない。ピザの注文ではないのだ。依頼をしてもなかなか返事をくれない事務所もある。断るのなら早く断ってくれた方が次の俳優に依頼できる。そう思いやっと連絡が取れたら「やる方向で考えています!」との返事。先方もいろいろあるようだ。ルーズで返事をしないのではなく、大きなイベントがありスタッフの手が回らないこと。事務所内で出演についてあれこれ議論されていたということもある。

見積りも作らねばならない。寄付で集る総額から「何にいくら使うか?」を計算する。通常、映画の製作費は3分の2は人件費。これが一番高くつく。だから、いかにスタッフを減らすか?ということが課題。通常は各パート4人+ドライバーだ。つまり5人。これを2人にすることで人件費を削減する。が、それはつまり2人で5人分働いてもらうということだ。よほどのことがないと、そこまでスタッフはやってくれない。

厳しい状況での映画作りだが、そこを地元が応援支援してくれる。宿舎に限りなく安く泊めてもらう。食事を作ってもらう。ボランティア・スタッフとして参加してもらう。車両を貸してもらう。そんなことでかなり製作費を削減。そんな地元の熱い応援に応えてスタッフはがんばる。こうして地元とスタッフが協力し合って撮影することで、限られた予算で、企業映画並みの作品ができる。集った額だけで作るとテレビの深夜ドラマのようなレベルしかできないが、通常なら1億2億かかるものがその何分の1かで出来る。

他にも美術部は多額の費用が必要。照明部もいろんな機材がほしい。撮影部だって移動車や多くのレンズがほしい。でも、そのリクエストの全てを聞くと費用が足りない。どこにいくら配分するか? また、スタッフを保険にいれねばならない。事故があるかもしれない。交通費もかかる。車で行くのか?ロケバスで行くのか?車両を借りるといくらか? キャストはやはり新幹線で呼ばねばならない。いろいろかかる。そしてスタッフ全員が一気に集まり打ち合わせする訳ではないので、僕があちこちに出向き、1人1人と打ち合わせする。

通常、見積りはプロデュサーの仕事だが、僕はプロデュサーも兼ねる。撮影現場ではさすがに無理なので、ラインプロデュサーがいてくれるが、予算削減に1番有効なのは僕が7人分働くこと。今週末は地元で市民俳優オーディションが2回。ついでにロケハンや宿舎探しもせねば。帰京したら、いよいよ、プロの俳優を集めてのオーディションをせねばならない。こうして撮影前にいつも倒れる寸前となるのだが、闘いは始まったばかりだ。




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「明日にかける橋」は市民が寄付を集め作る映画。御支援の御願い! [6月ー2017]

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[新月]「明日にかける橋」は市民が寄付を集め作る映画。御支援の御願い![新月]

通常の映画は大手企業や映画会社、テレビ局が出資して作られる。でも、僕の映画の多くは市民の寄付で製作される。市民のみなさんが町の魅力をアピールするための映画ーでも、PRではない。物語ありきの感動作であり、有名俳優が何人も出演。完成後は全国の映画館で公開。多くの人に感動を届ける。僕の映画「ストロベリーフィールズ」「青い青い空」「朝日のあたる家」はそのスタイルで作られている。

なぜ、映画会社で作らないか?というと、いろいろ制約があり、本当に素敵な映画を作るのがむずかしいから。最初から主演俳優が決まっていたり、人気コミックの原作とか、制約されたところからスタートせねばならない。シナリオに対しても頭の古い偉い人たちがあれこれ口を出し、つまらないものにしがち。

プロデュサーが癒着する大手プロダクションから何人も俳優を使わねばならなかったり。「感動作を作る!」というより、「なれ合い」や「しがらみ」の中での「お仕事」となりがち。もしスポンサーにレコード会社がいれば「うちのアーティストの歌を主題歌に」となり、物語に不釣り合いな歌でも使わなければならない。俳優事務所が出資していれば「うちの***を主役で!」となってしまい、明らかにイメージの違う俳優でも主演にしなくてはならない。それで素敵な映画ができる訳がない。

それが市民の寄付なら、その手のしがらみはない。市民の願いは「わが町を舞台にした感動映画」「本当に素晴らしい作品を作りたい!」そんな熱い思いにあと押しされてスタッフ、キャストもがんばる。あれこれ理不尽な制約や指示はない。結果、僕の映画は毎回「泣けた」「感動した」と言ってもらえる作品ができる。

そして、地方映画は「大人の文化祭」だ。みんなで寄付をし、映画に出演、有名俳優と共演、スタッフのお手伝いをして、映画を作り上げ、上映会。そう、まさに文化祭。素敵な思い出作りなのだ。そんな「明日にかける橋」寄付を御願いしている。遠方の方でも振込で参加してもらえる。

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上写真がHP。「協賛ファームはこちら」をクリックすると書類のページになる。そこに名前、寄付の額等を書き込んで送信。後日、銀行や郵便局から振込という形だ。1万円以上支援してくれた方は映画のエンドロールに名前が出る。映画は100年残るメディア。あなたの名前も100年残る。協賛額が多くなれば名前のサイズも大きくなる。

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まずは写真上のMENUから「製作費は市民の力で」をクリック。説明を読んでほしい。みんなで作る映画「明日にかける橋」応援、支援を御願いしたい。

こちら=>http://ffc2017.main.jp




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僕の映画「向日葵の丘」「青い青い空」「朝日のあたる家」ー渋谷のTSUTAYAでレンタル中! [My Movies]

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 僕の監督作品ー3本ともレンタル中。

 もちろん、「向日葵の丘」も!

 渋谷TSUTAYA。

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僕の新作映画のHPはこちら=>http://ffc2017.main.jp

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