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明日にかける橋ー日記 予告編が完成! [4月ー2018]

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ようやく出来た!で、スタッフではなく信頼できる一般の方に見て頂いた。感想はこうだ。

「たった100秒の中で物語をうまく説明している。誰が出ているか?も分かる。この予告編だけで泣ける。感動する。観たくなる。恐るべし100秒」

とのこと。行けそうだ。近々、映画でかけてもらえるはず。あと、静岡県版も作った。こちらは同じ100秒だが、ロケ地である袋井市、磐田市、森町の風景を織り込んでいる。これも誰かに見てもらわなければ。と思いつつ、メール連絡。住所の連絡。試写状を送らねば。

15秒スポットは近々ネットで配信予定!



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明日にかける橋ー宛名書きと予告編編集 [4月ー2018]

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本日も昨日と同じく、宛名書き。というより、予告編を編集しながら、レンダリング中に宛名書き。
ただ、本編が4ヶ月ぶりに完成しほっとしたせいか?疲労が吹き出してダウンしそう。でも、試写会の日はどんどん近づく。少しでも早く発送しないと。

予告編100秒。3通り作る。有楽町スバル座版、全国版、静岡県版。最初の2つは最後の「***公開」というお知らせ以外は同じ。静岡版は地元の風景が多めのバージョン。映画館が決まったら、県内の映画館で流してもらう用。

と、この瞬間に「試写状受け取りました!」とのお返事メール。よし、がんばるぞ、しかし、こなぎジジイを3人背負っているような疲労感....。

特報=>https://youtu.be/GQvGqBhNHaY

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明日にかける橋ー予告篇がもうすぐ完成?! [4月ー2018]

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かなり苦戦したが予告篇が間もなく完成する。15秒のテレビ&ネット用スポットと100秒の映画館用予告篇だ。両方とも、これまでの特報とは違い本編の動画が流れる。鈴木杏が、板尾創路が、田中美里が演じる物語の一部を観ることができる。

ただ、15秒の方はCMと同じ。あまりにも短い時間なのであっという間だが、どんな映画であるか?テイストは伝わる。現在の宣伝というのは、そんなふうに極短い時間でアピールせねばならない。以前の映画予告篇を調べると、3分、4分というものが多い。それならいろんなことを伝えられていいな〜と思うが、実際観て観ると、少々退屈する。

現代の時間の流れは早いので3分もじっくり見せられると、もういい!と思えてしまうのだ。その意味でも100秒くらいがちょうどいいのかもしれないが、15秒はやはり短過ぎる。でも、テレビで流してもらえるとしても、それが標準。なかなかむずかしい。

その15秒は今週中にネット配信できるかもしれない。100秒の方は映画館で今月中にでも上映がスタートできると思う。スクリーンで観てもらうと、「明日にかける橋」の魅力。いっぱい伝わるはずだ。

特報=>https://youtu.be/GQvGqBhNHaY


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明日にかける橋ー試写状の住所書き。手書きは大変?! [4月ー2018]

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本日は宛名書き。マスコミ試写会の招待状だ。基本、配給会社が1000通を超えるマスコミ関係者に発送してくれる。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、映画サイト、映画評論家、映画ライター、著名人等。映画を観てもらい、彼らが持つメディアで紹介してもらうためだ。

これと平行して僕は友人知人の業界人をリストアップ。招待状を送る。といっても、単なる友達ではない。会社員の友達を招待しても、宣伝には繋がらない。日頃のお礼に招待するのではなく、あくまでも宣伝のために試写を観てもらうことが目的。

そんな方々をリストアップ。100人ほどの宛名書きを昨日から続けている。これがなかなか大変。年賀状はパソコン印刷するので、ハガキの住所なんて何十年振り? 試写状はすでに、あれこれ文章が印刷されているので、住所スペースが小さく、パソコンでの印刷がむずかしい。結局、手書きだ。

1枚1枚に切手を貼る。現在は62円。100枚送れば6200円だ。切手代もバカにならない。そして、送った内で来てくれるのは、本当に僅か。というのも、興味を持ってもらえないということもあるが、皆さん多忙。その上、試写の日というのが、平日の昼間であることが多い。

土日や平日の夜というのは少ない。なぜなら、その時間帯の試写室のレンタル料が高いからだ。夜1回しかできないのなら、昼で2回した方がいいというのが配給会社の発想。いろんなところを節約しつつ、1人でも多くの人に映画の存在を伝えようとがんばってくれている。

こちらも負けじと試写状を発送せねば。本日もそれで1日が終わりそうだ。あ、予告篇の最終仕上げもせねば。映画「明日にかける橋 1989年の想い出」東京先行公開。有楽町スバル座にて。6月30日(土)~公開!


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予告篇作りの参考に観た名作映画の予告篇 [4月ー2018]

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予告篇作りの参考に観た名作映画の予告篇①長尺版
https://youtu.be/I2zFQmHWVCI

予告篇作りの参考に観た名作映画の予告篇②15秒版
https://youtu.be/XBRhJ-HfcNI

予告篇作りの参考に観た名作映画の予告篇③長尺版
https://youtu.be/EXeTwQWrcwY

予告篇作りの参考に観た名作映画の予告篇④長尺版
https://youtu.be/3gG5NYKZ40A

予告篇作りの参考に観た名作映画の予告篇⑤長尺版
https://youtu.be/h43kW_96xTU



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明日にかける橋ー日記 予告篇作りはむずかしい! [4月ー2018]

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苦戦したのは15秒もの。テレビでよく映画公開直前に流れているのが15秒もの。15秒じゃ全然伝えられないが、現代はそれくらいの短い時間で宣伝しないといけないらしい。

いろいろ、最近の話題作のスポットを見たが、どれも1点に絞り込み編集している。「15時17分発、パリ行き」なんて、15秒スポットを見ただけだと、アクション映画か?と思ってしまう。でも、あの映画で15秒に絞ると、やはりあの場面であり、そこを強調するしかない。

「ペンタゴンペーパーズ」に至っては、あの15秒で分かる?という気もするが、スクープを出そうとする新聞社、それを阻止しようとするニクソン政権という構図はしっかりと見せている。感動場面があるとか、一切見せずにあらすじに絞っている。

んーーーむずかしい。



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明日にかける橋ー日記 予告篇を作っていて、あーーーという事件? [4月ー2018]

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本編の改訂版が完成。予告篇を編集中に大変なことに気付いた。あるカットを探して本編映像を観ていて、「おーこれこれ!」とその映像を切り出そうとして、あーーーーーーーーーーーヤバい!というものを発見してしまった。これはマズい(言えません!)明らかにおかしい!というカットを見つけてしまった。

別の例でいうと、江戸時代が舞台なのに侍が腕時計をしているのが映っているとか、左利きの主人公が右利きで手紙を書いているとか、物語に合わない場面。芝居が下手とかでなく、「おかしい!」という部分。

よく映画雑誌やサイトでそんな特集があり、あの完璧主義者のスタンリーキューブリック監督の映画でもそんな場面があることが紹介されたりする。ま、それほどの大きな失敗ではないが、物語の意図からしたときに、おかしい!という部分なので直さなければならない。

幸い、撮影し直しとかではなく、合成処理で対応できる部分だったので、担当者に連絡。急ぎで直してもらったが、何人もの関係者がすでに映画を観ているのに、誰もその部分に気付かなかった。僕も全く気付かなかった。そんなふうにして巨匠監督の映画でも、その種のミスが残ったまま映画館で上映されてしまうこともあること。痛感する。

さあ、そんなことで本編映像はもう一度書き出し、そのために何時間もかかる。当然、その間は予告篇の編集ができない。〆切は本日の夕方。ま、15秒版はもう出来ているので、あとは90秒版だけだが、本当に間に合うか? 作業開始だ!

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映画「明日にかける橋」特報映像=>東京先行公開。6月30日(土)〜有楽町スバル座 [4月ー2018]




明日にかける橋」東京先行公開。

バブル最盛期にタイムスリップする日本版「バック・トウ・ザ・フューチャー」

笑って、泣いて、感動。

鈴木杏、板尾創路、田中美里、藤田朋子、宝田明が出演。

有楽町スバル座にて。

6月30日(土)~公開!

特報映像です=>https://youtu.be/GQvGqBhNHaY



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祝・明日にかける橋ー改訂版完成!昨夜深夜 [4月ー2018]

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今年に入ってからずっと作業を続けていた改訂版が昨夜遅くに完成した。3月の終わりに行なったMA(音楽、音関係のダイビング等)が終わり、あとは合成素材を待つだけとなっていた。

それも4月に入り完成。上がって来たので、本編映像にそれを取り込む作業をスタート。昨夜、専門スタッフにスタジオに来てもらい、最後の手直し。言葉で書くにはあまりにも表現し辛い細かい部分をかなり手直し。さらに、1カ所気になっていたシーンのカレコレ(画面の色合いを直す作業)。より昭和な色(舞台は平成元年だが、昭和64年であり、まだまだ昭和の面影のある時代なので)を強めに出してみた。

こうして映像部分も完成。そこにすでに出来上がっている5.1chステレオの音データ、音楽データ、等6トラックのラインを並べて、書き出し。3時間ほどで改訂版データが上がった。これで本当に本当の完成だ。

ただ、このデータをそのまま映画館で上映する訳ではなく、DCPというHDのようなもに収録して、それを映画館に届ける。その加工作業は後日だが、作品としてはこれで完成だ。映画の最後に流れるエンドロール。これだけはDCP作業の際に付けてもらうのだが、そのサンプルも今朝、送られて来た。これも完成披露試写会阪とは違う。

まず、あれ以降に寄付をくれた方々のお名前を追加している。今回の作品は企業映画ではなく、市民の皆さんの寄付で作られた市民映画だ。といって、街の観光地案内のPR映画ではなく、大手映画会社と肩を並べられる大エンタテイメント感動作品。そんな作品を市民が作ってしまったことが本当に凄い。

撮影中にも多くに市民の力に支えられたが、何より地元実行委員会の方々の活躍が大きい。「故郷を舞台に映画を作ろう!」と普通のおばちゃん3人が声を上げ、仲間を集め、寄付を集め、プロの映画人を呼び、全国で公開できる、いや、世界に出せる映画を作ってしまったのだ。

そんな委員の皆さんに敬意を評するために、完成披露試写会版のエンドロール(委員会メンバーパート)を少し変更。カッコよく名前が登場する形に直した。通常のエンドロールはただ下から上に名前が流れて行くだけだが、委員の皆さんの部分は特別な形にしてある。

通常、委員会は一番最後か、スタッフのあとに来るが、今回はキャストのすぐあとが実行委員会メンバーとした。この映画を作ったのは彼女ら、彼らなのだ。そんな新エンドロールも加え、昨夜完成した映画「明日にかける橋」は東京先行公開。6月30日(土)から、何と有楽町のスバル座で公開される。全国公開は秋。ぜひ、ご覧頂きたい。

特報映像です=>https://youtu.be/GQvGqBhNHaY



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「バック・トウ・ザ・フューチャー」に衝撃を受けて早30年。「明日にかける橋」が間もなく完成する。 [4月ー2018]

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学生時代からタイムマシンものの映画を作りたいと思っていた。当時はHGウェルズの「タイムマシン」を代表するように昔々に戻るというのがタイムマシンものの王道だった。恐竜時代であったり、ローマ時代であったり。そんなドラマを作りたいと思ったのは、まず、子供時代に観ていた「タイムトンネル」の影響だろう。確か白黒で、日曜日の夕方から放送していた。主人公が毎回、過去に行くアメリカの人気ドラマ。

そしてNHKの少年ドラマシリーズ。これは江戸時代とか戦時中にタイムトリップする物語。そんなドラマをいつか作りたいと思いながら、アメリカ留学。USCに通い、ハリウッドのシネラマドームでで観たのが「バック・トウ・ザ・フューチャー」だ。30年前の1955年にタイムスリップ。そこで若き日の父や母と出会う物語。

これはやられた! 恐竜時代やローマ時代にも戻るのではなく、30年前の50年代にバッキンタイムというのは、本当によく考えついた。ロバート・ゼメキスとボブ・ゲイルは偉い!それから25年ほど。2005年に監督デビュー作の「ストロベリーフィールズ」を撮った。この物語の舞台は昭和40年代。つまり、1960ー70年代。8ミリカメラが出てくるノスタルジックなファンタジー。

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4作目の「向日葵の丘」もサブタイトルにあるように「1983年夏」ー1983年の物語だ。そんなふうにタイムスリップしなくても、近過去を舞台にした作品を続けて撮っていた。そんなとき、「ストロベリーフィールズ」のあと、次回作として企画したのが待望のタイムスリップものだった。現代から昭和40年代に戻り、主人公のサラリーマンが初恋の女子高生と再会するという物語。でも、過去を舞台にすると高額な制作費がかかるので断念。

それから12年。静岡県の袋井市から地元映画の製作以来を頂いた。懐かしさ溢れる素敵な街。そこを舞台にどんな物語を描くといいか?考えていて、12年前のタイムスリップものを思い出した。すでに数年前にシナリオにしている。それをベースに、地元の魅力を取り込んで仕上げよう。お寺、橋、茶畑。そして花火大会。それらを書き込むと、それが本来の形であるかのように素敵な物語になった。

舞台は1989年。バブル最盛期だ。というのは前作「向日葵の丘」で1983年、つまりバブル前夜を描いていたので、今度は最盛期から描くことで別の何かが見えて来ると思えたのだ。1990年代。地方でロケしてよく思ったのは、駅前から商店街の途中までは新しくなりながら、そのあとは昔ながら古びた商店街。とか、再開発がバブル崩壊で途中までしかできていない街がいくつもあったこと。或はバブルの恩恵が届かないまま、バブル時代が終わり、何も変わらなかった地方。

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そんな街でもバブルという巨大な幻想に飲み込まれ、日本人は大切なことを忘れていたように思える。「もう少しバブルが続いてら」「もう一度バブルが来たら」という田舎の社長の声もよく聞いた。が、「向日葵の丘」で描いたように、お金よりも、物よりも大切なものがあるはず。それを別角度から描くには単に1980年代を舞台にするのではなく、その後の不況となった2000年代からタイムスリップすることで、描けるのではないか?と考えた。

こうして長年の思いである「タイムスリップ」ものとして「明日にかける橋」がスタートする。当初、06年に考えたときは、サラリーマン男性が初恋の少女に再会する話だったが、「バック」に敬意を込めて、主人公が両親に会う話にした。ただ、主人公を女性、OLにした。さらに子供時代の自分にも会う。そして映画を観てもらえば分かるが、日本版「バック」といいながらも実は違う。笑いースリルとサスペンスの超娯楽巨編である「バック」に対して太田組はやはり、涙と感動が加わる。


前作の「向日葵の丘」も「ニューシネマパラダイス」をベースにしていると言われたが、実は違って、あれは実話をもとにした物語。だから、「ニューシネマ」を観たとき(これもLAで観た)に驚いた。あちらも監督の実体験が元と聞くと、監督になるような人は似たような経験をしているようだ。で、今回も「バック」に影響を受けているが、デロリアンも出て来ないし、雷が時計塔に落ちたりしない。

さあ、どんなタイムスリップ物語なのか? まだ、詳しくは言えないが、昨年末の完成披露試写会では多くの方が号泣。毎回、映画終了時に大きな拍手が起きた。「もう一度観たい」「DVDを買って1人で心行くまで泣きながら観たい」との声も頂いた。DVDは当分ないが、6月30日から東京先行公開。何とスバル座で上映。ぜひ、映画館でご覧頂きたい。


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明日にかける橋ー日記 夜中に目が覚め、夜空を見上げた。 [4月ー2018]

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風邪をひいたのか? 熱ぽいので、酒を飲んでコンビニ弁当を食べ早めに寝た。ら、怖い夢を見る。舞台はアメリカ、留学中のときのようだ。何が怖いか?思い出せないが、もの凄い不安感に襲われてハッと目が覚めた。

「ここはどこだ?」と部屋を見回す。場所だけではない、年代が分からない。留学時代なら1980年代後半。それとも、帰国してからの東京のワンルームアパート。それなら1990年代。しかし、部屋を見回して、どちらでもないことを確認する。今は...2018年。「明日にかける橋」という映画を監督し、その公開を控えた4月1日。

僕は今、そんな時代に存在している。でも、ハッと目が覚めたらアメリカで、LAの留学生活の続きと言われても、納得してしまうような気持ちになっていた。そういえば、LA時代もたまにハッと目が覚めて、もの凄く不安な気持ちになったことがある。ついこの間読んだFacebookの3年前の記事にも、そんなことが綴られていた。何だか、そんな夜はいろいろ考えてしまう。

就職もせず、結婚もせず、映画を作るために映画監督という仕事を選び。給料も、年金もなく、どうにか食いつなぎながら、12年で5本の映画を作った。信じられないことに50歳を超え、今年57歳だ。10代の頃50代といえば、もうジジイ。体力も衰え、徹夜もできず、どんどん歳を取る。80歳まで生きてあと25年くらいの人生か?

この先、映画を撮り続けられるか?どうか?は分からない。もしかすると、この先、10年以上も依頼がなく、今回が遺作になるかもしれない。ま、毎回、遺作のつもりで後悔しないようにかかってはいる。「好きな仕事ができていいよね?」と言われることもあるが、そんな気楽なもんじゃない。経済的にも、精神的にも、毎回ボロボロになりながら作品を作る。いつも医者から「過労死するから休みなさい」と怒られる。

ただ、誰かの顔色を気にしたり、忖度したりしない。自分の意図しない映画作りは絶対にしない。作品を歪める者がいれば、命がけで戦う。気にせねばならないの会社やプロデュサーではない。映画を観てくれる観客の気持ちだ。感動したか? 泣いてくれたか? 笑ってくれたか? 明日への希望を受けとってくれたか?そのために映画を作っている。

ただ、こんなふうに夜中に目が覚めて孤独を感じるとき、来年の今頃はどうなっているのだろう? この先、生活して行けるのだろうか?と不安が込みあげる。フリーで仕事をしている誰もが考えることではあるが....。窓を開け、真っ暗な夜空を見上げ、友人の言葉を思い出す。

「お前は映画制作に入ると何ヶ月も、何年も連絡して来ない。もしかしたら死んでんじゃないか?と思って、Facebookやブログを確認する。何ヶ月も更新されてなければ、あー死んだなと考えるよ」

何だか、老人の安否を確認するお湯ポットのような機能をFacebookは持っているのだと思えた。「明日にかける橋」最終編集は終わったので、あとはカラコレ最終作業だ。これは数日以内に担当者と行なう。本完成まで、あと少しだ。


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「明日にかける橋」6月30日(土)~東京先行公開! [4月ー2018]

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ーバブル最盛期にタイムスリップする日本版「バック・トウ・ザ・フューチャー」

笑って、泣いて、感動。

鈴木杏、板尾創路、田中美里、藤田朋子、宝田明が出演。

東京先行公開。有楽町スバル座にて。



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