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【太田組作品に出演してくれた市民俳優さんたち=新作撮影でも募集中です! [5月ー2017]

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【太田組作品に出演してくれた市民俳優さんたち】

夏に撮影予定の新作「明日にかける橋 1989年」

(静岡県袋井市、磐田市、森町ロケ)でも市民俳優を募集。

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6月にオーディション開催。

あなたも有名俳優と共演しよう! 

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詳細は公式HPの「オーディション」ページへ

=> http://ffc2017.main.jp/index.html

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「明日にかける橋」キャスティングで悩む。 [5月ー2017]

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「明日にかける橋」キャスティングで悩む。

この役は誰がいいのか? 

キャラ、演技力だけでなく。事務所。ギャラの額。

プライベートも合わせて考えねばならない。

そして、地元出身俳優枠。大物枠も必要だ。

んー神経切れそう....。


最新作「明日にかける橋」公式JP=> http://ffc2017.main.jp/index.html

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映画「明日にかける橋」市民俳優を募集開始! あなたも有名俳優と共演できる。 [5月ー2017]

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【映画「明日にかける橋」市民俳優を募集開始! あなたも有名俳優と共演できる。】

市民俳優とは名前の通り市民の俳優さん。エキストラのように通行人として出演するだけではなく台詞があったり、役名があったり。プロの俳優さんと共演する人たちのこと。

「向日葵の丘」でも多くの市民俳優さんに出演頂いた。(「向日葵の丘」全国のTSUTAYAにてレンタル中!)

今回の「明日にかける橋」でも、そんな市民俳優さんを大募集します。ロケ地の静岡県、袋井市。磐田市。森町周辺の方。ぜひ、応募してほしい。台詞は苦手!という方でも台詞のない役も多い。出演より通行人でいいから撮影現場に参加したいというのでもOK。

映画界で行なうのと同じ形のオーディションを行なう。ギャラや交通費は出ないけど、今回は参加することに意味のある市民映画。映像は100年先まで残る。まずは応募してほしい。


こちら=>http://ffc2017.main.jp/bushu.html



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【明日にかける橋ー昨日も都内でスタッフと打ち合わせ!】 [5月ー2017]

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【明日にかける橋ー昨日も都内でスタッフと打ち合わせ!】

3日連続で打ち合わせ。何度も書くがスタッフは多忙。8ー9月からの撮影スケジュールは空けてくれているが、現時点では別の仕事がある。週一の休みに休養をせず、こちらの映画の打ち合わせに当ててくれる。

全スタッフが同じ日に時間は取れない。だから、スタッフ1人1人、別の日に訪ねて打ち合わせをする。これまでの経過。ロケハン情報。映画は単なるお仕事ではない。まず地元を好きになってもらうことが大切。そこからがスタートだ。地元のお菓子を食べてもらい、撮りためたロケハン写真を見てもらう。

地元の人たちがどんなに熱い思いで、がんばっているか?を伝える。その上で、今回の作品の傾向。方向性を説明する。キャスティングが現時点でどうなっているか?を話す。どのシーンをどんな場所で撮るか?他の映画でいうと、どの作品のどのシーンか?いろんな説明をしてイメージを掴んでもらう。

それだけではなく、この映画で何を伝えようとしているか?も話す。あ、あと、大事なのは今回の舞台となる1989年という時代についても説明する。バブル最盛期。昭和最後の年。そこで何を描くか?何時間もかけて話をする。ここ3日続けて、スタッフと会い、同じ話を何時間もかけて伝えた。終電まで話合う。説明が終わるとヘトヘト。でも、これが監督業なのだ。

最新作「明日にかける橋」公式JP=> http://ffc2017.main.jp/index.html


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【「明日にかける橋 1989年」ロケハン写真ー袋井市篇 [5月ー2017]

【「明日にかける橋 1989年」ロケハン写真】

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ロケハン=「映画の撮影地をさがすこと」で見た街の風景。

今回はモノクロで紹介。

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どこで撮るか?はまだ決めていないが、

この街には懐かしい場所がたくさんある。

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今回の写真は袋井市。

この他に磐田市と森町でも撮影する。


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【明日にかける橋ー連日、スタッフ打ち合わせが続く】 [5月ー2017]

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【明日にかける橋ー連日、スタッフ打ち合わせが続く】

昨日は都内から少し外れた街で、B部のスタッフさんと打ち合わせ。本日は都内で別の方と打ち合わせ。ここしばらく、スタッフ打ち合わせが続く。本来なら全員が集って話せば1度で済むのだが、皆、第1線で活躍する売れっ子スタッフ。彼ら彼女らの余裕があるときに、こちらから出向いて話をさせてもらう。


スタッフは皆、アーティスト。気難しい芸術家だ。しかし、真剣になれば本当に素晴らしい仕事をする。僕の映画が毎回、高い評価をされるのは彼ら彼女らのお陰。そんな人たちの力を借りて今回は第5作目に挑む。


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自分らしさって何だろう? 自分しか作れない映画ってどんなだろう?(中編) [5月ー2017]

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けど、僕はSF&ファンタジー映画が好きで、そんなものを作りたいとずっと思っていた。恋愛ものや青春ものに興味はないし、とても書くことはできない。大きな壁が目の前に立ちふさがっていることを実感した。そんなとき、映画界で働く友人に言われる

「別のジャンルのものを描いてみろよ。SFは本当に理解されない。そんなものを書くより、低予算の深夜ドラマなんかで使ってもらえそうなものを描いてみろよ。ラブストーリーとか青春ものとか、需要が高いもので採用され、ブレイクしたらSFをやればいいだろう?」

 悔しいがそうかもしれない。ただ、恋愛ものは苦手だ。青春ものもなあ。そもそも、普通の青春をせずに30代になっている。サッカーも野球もやらない。描けるものがない。そう考えると、僕は10代から映画ばかり見ていたことを思い出す。自分が観た映画で気に入ったものを、模倣してシナリオを描いているだけだったのだ。そのことを痛感。アメリカ留学を決意。6年間を過ごした。そのときの体験をシナリオにしてみようと思った。


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 カルチャーギャップ。経験した怖い話。外国人との付き合い。アメリカ人との交流。アメリカの大学生活。そんなものを物語の中で紹介しながら、繰り広げられる物語を描いた。ら、これが評判よかった。今までに一度も僕の作品を評価しなかった業界の友人が褒めてくれた。

 「お前、もしかしたら青春ものが合ってんじゃないか?」

 な訳はない。一番嫌いなジャンルだ。10代から青春ものなんてほとんど見ていない。なのに、他の友人にも評判がよかった。そこからスタートして、今度は青春ミステリーを書いてみた。ミステリーは好きで学生時代からいろいろ読んでいた。これも評判がよかった。そこで少し矛先を変えてユーモア・ミステリーにも挑戦した。赤川次郎は特に好き!という訳ではないが、あのスタイルは面白い。松本清張は無理でもあれなら自分でも書けそうな気がした。

 そんな作品の1本が若手監督の目に止まり、脚本家デビューすることになる。「アンナ・マリーズ探偵団」という作品。Vシネマとなる。タイトルは変更になったが、僕のデビュー作だ。そのあとも、いきなり仕事が殺到ということはないので、依頼がなくてもあれこれ書き続けた。次はサイコ・ミステリー。これも評判がよかった。そこで描いたテーマ。その答えを探して青春ファンタジーのシナリオを書いた。

このジャンルは昔から大ファンだった大林宣彦監督が得意とするもの。学生時代はその分野の作品を8ミリ映画で何本も撮っていた。久々にそのジャンルに戻る。が、よくよく考えてみると、ファンタジーだが、それも青春もの。僕は以前から青春ものを書いていたのだ。


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 結果、それが「ストロベリーフィールズ」となり、僕の映画監督デビューとなった。もの凄く評判がよく、その後は青春映画ばかりを撮っている。ただ、よくある青春ものではなく、笑ってハラハラして、感動して泣ける。そういうと、よくあるタイプのように思えるが、気がついたら「自分らしい」作品を作っていた。

 題材はユニークだ。「書道」「原発事故」「8ミリ映画」となかなか扱わないものばかり。それでいてどれも泣ける。青春だけでなく家族物語にもなっている。観た人は「どれも太田監督の思いが溢れる、個性的な作品」と言ってくれるようになった。「どっかで観た事ある物語」と言われることはなくなった。

 では、僕の作品らしさ。自分らしさを作ったものは何だったんんだろう?

(つづく)


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【「明日にかける橋 1989年」撮影8−9月を目指して準備中】 [5月ー2017]

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【「明日にかける橋 1989年」撮影8−9月を目指して準備中】

やることあり過ぎるので、メモ用紙に書いてコルクボードに貼る。

終わったものから外す。

本日も午後からスタッフ打ち合わせ。

多忙なB部さんが時間を作ってくれたので、

ご自宅までシナリオ改訂稿を持って伺う。





【「明日にかける橋」シナリオ。この部分を直す必要がある?!】 [5月ー2017]

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シナリオは一度書いて「出来上がりー!」ではない。書き上がったらしばらく時間を置くと問題点が見えて来る。ロケハンをして、素敵な場所が見つかれば、そこに合わせて書き直す。役者が決まれば、その人の魅力がより出るような台詞に直す。撮影直前まで直しは続く。

こんなこと、企業映画ではまずしない。ベテラン脚本家は「俺の本を勝手に変えるな!」という。でも、僕の映画のシナリオは僕自身が書く。直すのも自由。詰まらないプライドが映画をダメにする。机の上で書いたものを現場でそのまま再現することなんてできない。

大事なのはシナリオの完成度ではなく、映画の完成度なのだ。だから、直し続ける。気になっている部分をメモする。



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「明日にかける橋ー1989年」スタッフ打ち合わせ。 [5月ー2017]

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本日はこの街で打ち合わせ。スタッフは現在、それぞれ別の仕事に着いているので、余裕あるときに、こちらから出向いて1人1人と打ち合わせをする。監督だからと偉そうに人を呼びつける奴もいるが、僕は自分から出かける。とりあえず、これでS1部、S2部、P部の3人と話した。明日はB部スタッフと会う。



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自分らしさって何だろう? 自分しか作れない映画ってどんなだろう?(前編) [5月ー2017]

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 先日のワークショップ。演技力はそこそこあるのに、大切なものを持っていない俳優たちがいた。個性であり「自分らしさ」である。これはよく言われる「オンリーワン」ということ。俳優で大事なのは替えが効かないということ。「AさんがダメならBさんで行こう」と言えるのは同じレベルの人がいるということなのだ。

 三船敏郎の代わりはいない。勝新太郎の代わりもいない。それでこそ俳優なのだ。ま、彼らほどまで行かなくても、同じようなタイプの俳優がたくさんいるのはアウト。これはアイドルでも、歌手でも同じだ。矢沢永吉のような歌手は他にはいない。中島みゆきだって1人きり。

 これは映画監督の世界でも同様。友人は言う「映画監督は3つに分けられる」①「映画作家」②「職業監督」③「ディレクター」。「ディレクター」は与えられた作品を予算内、期日内に取り上げて、そこそこのクオリティ作品にする。でも、他のディレクターが撮ってもさほど変わらない。テレビドラマに多いタイプ。

 「職業監督」は言い換えるとプログラム・ピクチャー監督。それなりにおもしろい物を作り、それなりの個性はあるが、メッセージ性はない。「映画作家」タイプはその人が撮ると明らかに他の作品とは違うスタイルがあり、個性が強い。メッセージ性が強く、他の監督には真似のできないものを作る。

 有名監督で言えば黒澤明、市川崑、大林宣彦というような人たちだろう。俳優と同じでオンリーワン。替えの効かない人たちである。では、どうすればそんな存在になれるのか? 

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 僕が監督デビューしようとしていた時代。そのことで本当に苦しい思いをした。当時、アルバイトをしながらシナリオを書いていた。今でこそ漫画原作の映画は多く、SF作品も日本でも作られているが、当時の日本は文芸作品が中心。SFは邪道。せいぜいミステリーだった。

 それでもSFものが好きで、そんなタイプのシナリオを個人的に書き続けていた。が、時代が時代だけに、また僕よりも年代が上の人はSF=子供向けと思い込んでおり、「スターウォーズ」以降、ハリウッドで作られる映画の大半がSFなのに、それを受け入れる人はほとんどいなかった。

 僕が書きたいシナリオはアメリカで言えば「ターミネーター」や「ヒドゥン」のようなSFアクションだった。日本の漫画で言えば石ノ森章太郎や永井豪のような作品。朝から夜までアルバイトをして、夜にアパートに戻り、朝までシナリオ執筆。何本ものシナリオを書いた。が、友人のPやカタギの友人に見せても評判はよくなかった。

 SF好きの友人には好評だが、他は散々。「お前、才能ないよ」と何度も言われた。理解者は「映画のことはよく分からないけど、それこそ『少年マガジン』や『ヤングジャンプ』に漫画として掲載されても決して見劣りしないよ」といってくれた。そこである漫画雑誌の原作大賞に応募してみた。副編集長審査まで行ったが、最終審査まで行かなかった。

 そのときは「何がいけないのか?」分からず。試行錯誤を続けた。僕の力不足なのか? 業界が閉鎖的なのか? 時代がまだ到達していないのか? 答えが見えずに七転八倒していた。が、今考えると分かるのだが、当時の僕の作品。ドラマのレベルとしてはそんなに悪いものではなかった。起承転結。ドラマ文法も次第に理解して、エンタテイメントとしての条件はそこそこ揃っていた。


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 ただ、足りなかったものがある。個性だ。つまり、ハリウッドならJ・キャメロンが作りそうなB級映画であり、ロジャー・コーマンやスピルバーグがプロデュースしそうな低予算映画なのである。日本の漫画で言えば、やはり永井豪、石ノ森章太郎が過去に描いた漫画。それらと同じスタイル。もっと言えば、それらの猿真似でしかないのだ。

 まったくのパクリではない。が、模倣。それらの作品に強い影響を受けた作品だった。「どこかで観たことがある。どこかで読んだことがある。そこそも面白いが、ずば抜けた面白さはない」漫画雑誌の編集者が言った言葉が鋭かった。

「高橋留美子さんの漫画を模倣したラブコメ的なものを描く新人は多い。でも、高橋さんを超える漫画でなければ採用する必要はない。高橋さんに連載を続けてもらえばいいのだから」

その通りだろう。映画化されるされないは別にして、僕のシナリオはハリウッド映画の亜流であり、そんな作品を見なくてもハリウッド映画を見ればいいということなのだ。そう、自分らしさがない。太田隆文作品といわれ、他のとは違う何かがないのなら、現在、活躍中の脚本家に依頼すればいいのだ。

 そう考えると、山田太一さん。倉本聰さん。皆、自分のスタイルがある。その上でクオリティの高いドラマを書く。スピルバーグだって、ルーカスだって、ゼメキスだって個性がある。自分らしさがある。では、僕はどうなんだ?自分らしい作品ってどんな映画なのか? どんな物語なのか? 

 (つづく)



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「明日にかける橋 1989年」公式HPが開設されました。 [5月ー2017]

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 「明日にかける橋 1989年」公式HPが開設されました。

 以下のアドレスからご覧になれます。

 制作意図、あらすじ。市民が作る市民映画。寄付の方法も分かります。

 よろしく御願いします。


  こちら=>http://ffc2017.main.jp





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