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小玉虫シスターズの「明日にかける橋」見ましたよ! [明日にかける橋=感想]

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by 小玉虫シスターズ

やっと、やーっと明日にかける橋見れました。期待通り、いえ、期待以上の明日にかける橋でした。
越後はる香ちゃんのヤングみゆきちゃん、物事をハッキリ言いますね。山田先生もタジタジ。でも、みゆきちゃんの言うことに納得しました。その後、弟を事故で亡くしたみゆきちゃん家族。お父さんは酒に溺れ、お母さんは心が壊れてしまいます。大学進学をあきらめ、就職して生活を支えていましたがお父さんの死後、強い願いを持って明日橋を渡ります。

そして、1989年の弟が亡くなる前日にタイムスリップ。後輩のアヤカちゃん、達也くんと共に弟を助けようと、時代を変えようと行動開始。アヤカちゃんの行動力いいですね。発言も説得力があります。若き日の母と父と会った大人みゆきさん、当時は解ろうともしなかった二人の想いを知ります。ここから涙が止まりませんでした。弟・健太を助けたい。お父さん、お母さんを救いたい。不幸な時代を変えたい。幸いなことに事故は回避できましたが、時代はそれを許しません。

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健太を死に導こうとします。強い想いを持って健太を助けようとするみゆきさんたちを阻止しようとする大人たち。大豪寺さんサイテー!あの人のせいで周りの大人たちが悪い方向に向いてしまいます。が、最後にみゆきさんを信じたお父さんとお母さん。以前のお父さんは一方的に考えを押しつけていました。お母さんは弟ばかり気にかけて、みゆきちゃんの方を向いてませんでした。ウチのお父さんオススメの田中美里さん(桐子母さん)、カッコいいです。そしてついに健太を見つけたみゆきさん。うーん……ラストは伏せておきます。涙が止まりません。ぜひ映画を見ていただきたいです。

太田監督の2010年の映画、青い青い空のラストにもありました。「時代は変わる」「そして新しい時代」強い想いを持って行動すればきっと叶う。明日にかける橋はまた私たちに大切なことを伝えてくれました。幸い私たちは父母に目一杯の愛情をもらっています。両親に感謝して、明日にかける橋に教わった強い想いを持って日々すごしたいと思います。



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真夜中にすんません! ダウンしています。 [8月ー2018]

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LAの映画祭、その前の大阪公開、大阪宣伝、舞台挨拶と、お礼を伝えたり、報告したりということをせねばならないお世話になった方々がたくさんいる。なのに、その連絡ができていない。というのは、帰国してからとうとうダウン。自宅入院状態となった。本来は全国公開を終えてから倒れるのだが...。

「青い青い空」のといきは病院でも過労と診断され、医者から「休まないと本当に過労死するよ」と言われて続けたのに、休まずに宣伝活動。映画製作、撮影からすると、数年休みなしの生活だった。東京公開を終えてからダウン。半年近く寝込んだ。あのときが一番酷かったが、その後も毎回同じ。

ただ、今回はこれから静岡公開なのに....LAから帰国して1週間の余裕があったのがいけなかった。ホッとしたので疲労困憊が吹き出した。それと、あの恐怖のメイキング。通常の3倍の労力と時間がかかる素材。それを2ヶ月ほどで(本来なら3ヶ月はかかる)作業。〆切もあったので睡眠時間を削り、早朝から深夜まで編集。おまけに愛のない撮影の映像。さらにブレブレ、ボケボケの素材。嫌がらせのように肝心な被写体を避けて撮るその素材にイラつき、激怒、神経の逆撫で。苛立とストレスで心身共にボロボロ...。

それを一時中断して大阪宣伝。猛暑の中をポスターを貼ってもらいに市内を歩きまわる。マスコミ取材を受け、帰京。宿泊は経費削減のためにカプセルホテル。編集作業に戻り、イライラが再攻撃!数日後に大阪舞台挨拶で大阪へ。お盆でカプセルホテルも取れず、サウナの長椅子で寝る。再び帰京して編集の仕上げ。48時間かけて完成。その直後、LA行き。2ヶ月に及ぶ編集で肩や背中に激痛。エコノミーシートで10時間のフライトはまさに拷問。「白状するから降ろしてください!」といいそうになり、数時間寝ただけでLA到着。

映画祭では全力発揮。またまた3時間睡眠で朝からLAレポート。深夜までイベント。さすがに体はボロボロだったようで...やはり、あの呪われたメイキングで心身ともにやられた感じ。何度も断ればよかったと後悔した。「何で生活のためにギャラがもらえる仕事を断ってやる必要がある?」と何度も思えたし、誰に頼んでも「この素材で作品は無理すっよ!」と言われた。「無理無理無理」そんな答えしか返って来ない。

でも、無理なんてことはない。考えて考えて行動すれば必ず方法は見つかる。というのは「明日にかける橋」の台詞にもある。僕の信条。いい物を作るのは無理でも、作品にすることはできるはず。でも、通常の3倍の時間と労力。そして体はボロボロ。心はズタズタ。心ない人が撮った映像を編集すると、こちらの心まで蝕まれる。人も同じ。思いのない業界人とは仕事しない。

そんなことでダウン。ひたすら眠り続けた。でも、静岡公開は週末。起きたら気力を振り絞り、静岡版予告編をアップ。そして新作予告の編集。これは静岡公開までに配信しないと意味がない。でも、疲労困憊。すぐにダウン。1日のほとんどを寝て過ごした。この半年の睡眠時間を取り戻すかのように、起き上がることができない。なので、お礼メールとか、報告メールとか、なかなか書けないでいた。文章を書く気力がない。心も疲れて果てていてネガティブなことを書いてしまいそうになる。ま、その前に体力がなく、予告編のアップで精一杯。

と、書くとまた、多くの方が心配して「大丈夫ですか?」「病院は行きましたか?」「何か栄養のあるものを送りますよ」とかコメントをくれる。が、それに答えるのにまた体力がいる。だから、いつも完全に元気になってからダウンしていたことを伝える。が、今回はあまりにもお礼連絡ができないので、早めに書いた。体調はかなり良くなり、このように長い文章もかけるようになったので、心配はいらない。ただ、静岡公開はもう週末。それまでにせねばならないことがあり、お礼や報告をあとまわしにすることを容赦してほしい。

1人1人に理由を伝えたいところだが、あまりにも時間も、体力もないので、ここで一斉に報告させてもらう。僕の信条。「毎回、遺作。これで死んでもいい」と思って映画を作っている。ただ、撮影途中、編集中に死ぬ訳にはいかない。完成し、多くの人に映画を観てもらうまでは死ねない。いつもそう思ってかかる。もし、全国公開が終わっても過労死しなければ、「もう1本撮れ」と神様が言っているのだと思う。心配ご無用。コメントも無用。静岡公開の宣伝。全力投球。


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