最近、嬉しかったこと。amazon ミュージックの存在。 [2019]
最近、嬉しかったこと。amazon ミュージックの存在。
amazon会員になるとプライムビデオが見られると同時に、amazonミュージックも付いてくる。ショッピングの翌日配達サービスも付いて1年1万円しない。その「ミュージック」の方をさらに月1000円弱払うと、unlimitedというコースがあり、6500万曲聴き放題というサービスだ。
以前にも紹介したが、とにかく凄い曲数。僕は500枚くらいCDを持っているが、その80%を処分してもいいほど充実。本当に聴きたいアルバムは買うなりレンタルするなりするが、ちょっと聴いてみたいだけのアーティストにTSUTAYAレンタルで100円と言えど、払うのは躊躇する。それなら未見の映画を見た方がプラスになる。それが月1000円未満でアルバム聴き放題!
また、TSUTAYAにあるCDはメジャーのものばかり、なのでLAに言った時にameba MUSIC(シネラマドームの隣。オン・サンセットです)のどでかい店に行ってエッタ・ジェームズやベッシー・スミスを探し購入していた。が、その店舗でさえないようなアルバムがamazonには山のようにある。(写真はビリーホリデーのセクション。見た事のないものがザクザク!)
前にも書いたが高校時代に聴きたくても、買えなかったアルバム(当時は2500円。レンタルレコードはなかった)カンサス、ブームタウンラッツ、ELO、ボストン、カーズ、等はFMで流されるのを探してカセットテープで録音するしかなかった。(FMfanとかFMレコパルを購読していた)
その後も、気になったアーティスト。LA留学してからだと、トム・ペティ、ジョージ・マイケル、デュラン・デュラン、Ha~HaHa、等もすべて網羅されている。毎日聞いても月1000円しない。TSUTAYAまで行かなくてもHa、等もすべて網羅されている。毎日聞いても月1000円しない。TSUTAYAまで行かなくても自宅でゲット。本当に凄い。
留学時代の想い出=南カルフォルニア(USC)大学映画科 [2019]
留学時代の想い出=南カルフォルニア(USC)大学映画科
「明日にかける橋」ロケ地バスツアーに参加された方が、もう一度、ロケ地巡り! [2019]
12月の「明日にかける橋」ロケ地バスツアー
参加された方が、もう一度、ロケ地巡り!
Twitterで報告。
本人許可を頂き掲載させてもらう。
関係者一同。感激です。
今もアメリカ時代の夢を見る。ーなぜか辛い思いが残る? [2019]
今もアメリカ時代の夢を見る。ーなぜか辛い思いが残る?
アメリカ留学から帰り、すでに29年が経とうとしている。にも関わらず、今も帰国直前のLA時代の夢を見る。「数日後に帰国せねばならない。部屋の片付け。荷物を安い船便で送り、お土産や記念品を買う。アメリカタイプの朝食を食べることも、当分ないんだろうなあ。と寂しく思ったり。
鍋やテレビをLAに残る友人にあげに行ったり。残りのものを捨てる。まだまだ使えるが持ち帰るのは大変。思い出が染み付いているけど、ゴミ箱へ。「明日の午後には空港か...」
そんな夢を何度も見る。そして目が覚めたとき、物凄い寂しさに襲われる。一つには最初、LAに留学した時に出会った日本人の友人たちが5年も経つと帰国していく。1人、また1人といなくなる。
そして日本にいる友人たちは大学を卒業する年齢となり、会社で働いていた。僕自身も決断せねばならない時期が来ていた。遅れてスタートした大学生活。でも、卒業したからとハリウッドで仕事が見つかる訳でもない。
年齢もあっただろう。20台も終わりが近づく、いつまでも勉強していていればいいのか? 現実の中で戦うことが大事ではないか? 学校でいくら勉強しても、現実に通用する事はあまりない。それはすでに理解している。そんな葛藤もあった。
でも、LAにずっとずっと住みたかったということではない。何でもいいからハリウッドで仕事がしたい!というのでもない。監督業をすることが大事。あれこれ考えて日本の方がまだ有利ということがあった。その判断は正解で今は監督業をしている。どうにか食って行ける。では、あの夢は何なのだろう。29年も前のことをなぜ夢に見るのか?それも目が醒めると、異様に心が苦しい。
最近だけではなく、何度も何度も、この29年に渡ってそんな夢を見る。フロイトではないが、何か理由がそこにあるのだろう。
脇役は主人公のために存在するのではない。人生と同じでそれぞれに物語がある!=それを実践したのが「アベンジャーズ」シリーズ? [2019]
脇役は主人公のために存在するのではない。人生と同じでそれぞれに物語がある!
=それを実践したのが「アベンジャーズ」シリーズ?
先に「アベンジャーズ」シリーズはテレビドラマしかできなかった表現法ー多くのキャラクターの背景や歴史、思いを表現することーで、より観客に感情移入や共感をさせ、ドラマを面白くさせると書いた。
それに気づいたのは、僕自身がシナリオを書くときに、いつも考えていたことだからだ。
下手なドラマというのは、主人公のために脇役を配置する。ヒロインが可愛い、美人というのを引き立てるために、友達役はデブ、チビ、ブスにしたり。強さを表現するために弱い相棒を配したり。物語を盛り上げるために、嫌な同僚を用意して、秘密を知られる展開にしたり。全て主人公の物語を進めるために、脇役を利用している。
しかし、現実はそうではなく、それぞれにドラマがある。悩みがあり、葛藤があり、夢があり、悲しみがある。それと対峙して行くのが人生だ。にも関わらず古いタイプのドラマ。出来の悪いドラマの脇役はただただ嫌な奴だったり、主人公を応援するばかり。なぜ、そこまで尽くすのか?表現されていない。あるいは「友達だから」という理由で済ませるドラマが多い。
また、主人公がある問題を抱えているとき、脇役たちは何ら問題がなく、主人公に協力する。そして出番がないときは、変化のない人生を送るだけ。展開があるのは必ず主人公と接しているときだ。簡単にいうと、仮面ライダーでも、ウルトラマンでも、彼らが行った先でしか事件は起きない。
その方が物語を作るのに都合がいいのだが、それは現実とは違う。あれこれ考えて、僕がシナリオを書くときは全員が主人公と思って書く。ただ、それでは物語が混乱するから視点は決める。例えば「向日葵の丘」では多香子(芳根京子&常盤貴子)だ。
高校を卒業後。大人になった多香子は東京で脚本家をしている。同じように他の2人もそれぞれに展開しており、みどり(田中美里)は結婚。子供がいる。が、不治の病。エリカ(藤田朋子)はアメリカで生活。あれ以来、故郷へは帰っていない。皆、それぞれに問題を抱え、現実にぶつかり、悲しみと対峙している。それぞれにドラマ(人生)を演じているのだ。誰を主人公にしても物語ができる。
3人がふとしたことで再会。そのことで3つの物語が交差。その部分を映画にしたのが「向日葵の丘」である。これはみどり視点でもドラマにできるし、エリカ視点でもできる。それを多香子で描いているだけ。それぞれに人生が存在する。メインの3人だけではなく、脇役である北さん(レンタルレコードをオープン)やマリン(俳優を断念したフリーター)たちにも、それぞれにドラマがある。
映画の中では詳しくは描かれないが、北さんは大阪で両親が結婚。やがて家族で静岡に越して食堂を始める。が、父が死亡。母と姑が店を続ける。だから、母と北さんは関西弁だが、姑は標準語。一角千金を狙いあれこれ手を出し、レンタルレコードを始め成功するが、店は潰れて借金がかさみ、ヤクザに殴られて死ぬ。彼を中心とした物語を作ることもできる。
マリンはアメリカ映画が大好き。マリリン・モンローに憧れており、劇団に入った。芝居はうまいが、あがり症で舞台に立つとだめ。劇団を辞め、自分の殻に閉じこもり、北さんの母の店でアルバイト中。そんなマリンは多香子たちの8ミリ映画に出ることで、自分を取り戻して行く。と、こちらも主人公にして1本の物語が作れる。
他のキャラも同様。でも、それぞれ時間をかけて描く余裕はない。設定だけ作り、ちょっとした台詞やリアクションで、それらが分かるようにしてある。現実というのはそうしたもので、皆が人生と言う名の物語を演じている。主人公と出会ったところからドラマが始まる訳ではない。他人のために存在するのではなく、自身の人生を生きている。そんな観点でいつもシナリオを書くので、登場人物、全てに物語を作っている。
だが、それはなかなか難しく、俳優さんはそれを理解して演じてくれているし、演出もそれに沿って行うが、劇中で詳しく背景を説明する時間的余裕はない。それを実現したのが「アベンジャーズ」だ。それぞれが主演作を持つことで、人生を生きている。悲しみ、悩み、葛藤を詳しく描くことができる。
アイアンマンも、キャプテンも、ハルクも、スパイダーマンも、そしてまだ主演映画のない(今後、作られる)ブラックウイドウもそれぞれの人生を生きていることを描ける。
これはテレビドラマなら可能だった「ガンダム」なら、シャアにはシャアの人生と物語がある。1年戦争で、たままたアムロと敵対しただけであり、主人公アムロを立てるために作られたキャラではない。だから、彼を主人公に「ジ・オリジン」を作ることができた。
「ウォーキングデッド」でも「プリズンブレイク」でも多くのキャラの背景が描かれているが、映画はその時間がないこと。どうしても主人公に都合のいい、物語を進めやすい脇役を作ることが多い(テレビドラマでも、その手は多くあるが)そうではなく、それぞれに人生がある方がドラマとして面白く、深みも出る。それを映画で実践したのが「アベンジャーズ」なのだ。その意味で画期的な作品と言える。
Facebookは特殊なルールがあるようです。「いいね」押すとどうなる? [2019]
Facebookは特殊なルールがあるようです。「いいね」押すとどうなる?
僕は4517人の「友達」がいる。もし、皆が1日1回記事をアップしたら、僕のタイムラインには4517件の記事が上がり、全てを読むことはできない。半分の2200人くらいが1日1回写真をアップしても全部を見ることはできない。そのさらに10分の1が記事をアップしても200件ほど。それでも大変だ。
しかし、Facebookのタイムラインを朝見て、数時間後にまた見ても、先の記事をいくつも見つけることが出来る。(基本、コメントが入るとライムラインの位置が上がる。「いいね」も少しは効果あるが、さほどでもない。何もないとどんどん下がって行く)
たまたま、その日はアップが少なかったのか? いやいや、4517人もいれば何百人かは数時間内にアップする。聞くと、全ての記事は流れて来ないという。もし、全部が流れてきたら大変だ。というのもあるが、「いいね」「シェア」「コメント」をしない記事(友達)のものは次第に制限され、その人のタイムラインに流れて来なくなるそうだ。
大きなお世話だ!何でそんなことをするかというと、「いいね」をたくさん押させて交流を活発にするためだそうだ。「いいね」を押されれば「友達」は喜び。「Facebookって楽しいなあ」と続けてしまう。そのための戦略。何だか、あれこれ操られているようで気持ち悪いが、逆の言い方をすると、僕の記事を読んでくれる人。「いいね」は意外に少ない。でも、
「読んでますよ。ただ、監督が気になさらないように『いいね』は押さないようにしています」
という人がいた。まあ、僕の場合は「いいね」が多いからと大喜びはしないが、Facebookルールにより「いいね」を押さないと次第に僕の記事が流れ行かなくなる。ある人に言われた。
「ここ最近、監督はFacebook書いてないんですね?」
そんなことはない。編集中だって、1日に2−3個記事をアップしていた。聞くと、その人も「いいね」押さなかったそうだ。
もし、僕の記事を読みたい!と思ってくれる「友達」がいれば、記事が面白くなくて「読んだよ」のつもりで、たまには「いいね」を押してくれると、明日も記事が届くはずだ。記事が読みたくて申請をくれたのに、それが届かないは悲しい。
ちなみに「記事。そんな面白くないよ。最近、政治のこと多いしね」という方は「友達削除」してもらってもいいが、何もしないと記事は流れて行かなくなるので、ご心配なく!
映画「明日にかける橋」GW上映会開催 4月27日に、 磐田市中央図書館で [2019]
映画「明日にかける橋」GW上映会開催 4月27日に、
磐田市中央図書館で
ロケ地・袋井市、磐田市、森町!
昨年、地元で大ロングラン(9週間)した感動の家族映画です。
http://zazamag.com/?p=26287