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俳優業—そして表現の仕事を目指す人たちへ③ それは本当の自分を見つける旅 [映画業界物語]

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俳優業—そして表現の仕事を目指す人たちへ③ それは本当の自分を見つける旅

俳優としての実力を磨くこともできたのに、バイトバイトで過ごしてしまう。そして彼らの多くは「才能があればやっていける」と信じている。

でも、才能なんて存在しない。何度も書いたように「鋭い感受性」を持つ者が、表現力を磨き、養い、育て、年月をかけて力を付ける。その仕事振りを見て、努力しなかった人たちが「才能あるね」というのだ。それに気づかずに

「俺には才能があるはず。いつか認められる!」

とバイトをして、半年に一度の舞台公演だけで何年も過ごしてしまう。展開があるわけもなく、やがて「俺の努力が足りないんだ...」とは思わず、こう考える

「世の中、甘くないんだ....」

こうして多くの夢多き若者は諦め、消えて行く。そんな人生をこの30年にどれだけ見て来たことか? だから、若い人たちが同じ轍を踏まないように、こんな記事を書いている。

自分の力を試すこと。なぜしない? 俳優志望だけでなく、作家でも、歌手でも、漫画家でも、脚本家でも同じ。演じる。書く。作る。奏でる。歌う。そのことで自分の実力を知ることができる。まず「自分が大したものではないこと」を知ること。最初からできる奴なんていない。

どの分野でも素質がある奴はいる。成長が早い者もいる。学びは遅くても大成する人もいる。自分は何が得意か?何が苦手か? 何が足りないか? 実践しながら、そんなことを考えていくことが大事なんだ。僕自身の話をしよう...。(つづく)


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