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俳優の演技力と経験値について考える④ いろんな経験をしたからと、俳優業に生きるというものではない [映画業界物語]

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俳優の演技力と経験値について考える④
いろんな経験をしたからと、俳優業に生きるというものではない

幼い頃から児童劇団に通い。子役で活躍。その後、大人になってからも俳優を続けている。20歳になったときは芸歴15年。しかし、就職しておらず、学生と俳優の経験しかない。そんな人と。30歳まで職を転々として、いろんな仕事を経験して来た。結婚もした、離婚もした。会社員も経験。水商売でも働いた。経験豊富。でも、演劇経験ゼロの人と、どちらが俳優として有効か?

これは先の子役から活躍した子の方が、俳優という意味では有効なのだ。経験より表現力、演技力が重要。演技力のある俳優が刑事を演じたり、漁師を演じるなら、本物に聞くことができる。取材ができる。

もちろん、本物にリアリティは敵わないが、その本物に演技ができるか?というとまずできない。数ヶ月練習して台詞がうまくなる訳ではない。そう考えると、いろんな経験をしたからと、俳優業に生きるというものではない。先の脚本家志望の友人もそうだが、何よりも書く力が優先される。これはよく言われることだが

「最初は身近なものを題材として小説を書け」

学生なら青春もの。会社員なら会社を舞台にしたドラマ。自分がよく知っていることを題材に書くことが大事という。経験値があり情報があるからリアルなドラマが書ける。何本も書くことで文章力が養われる。そこで始めて別の世界のものを書く。取材して書く。調べて書く。文章力があるので、自分が経験していなくても、リアルな物語ができるというのだ。(つづく)


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