ポン・ジュノ監督の新作「パラサイト」観ると暗い気持ちになる? でも、傑作! [ドラマ感想]
ポン・ジュノ監督の新作「パラサイト」観ると暗い気持ちになる?
「ジョーカー」超えとは言わないが、かなり落ち込む。先のイーストウッドの新作さえ、ハッピーエンドなのに、こちらはかなりディープ。ま、「殺人の追憶」「母なる証明」の監督だからねえ。見終わってしばらくは暗い気持ち。立ち直れない。
でも、そんな作品はよく出来ており、監督が優秀ということ。近年の韓国映画のクオリティは日本映画を超えており(経済も抜かれたし!)非常によく出てきている。俳優もうまい。先日、韓国の映画祭に出かけた友人によると、日本映画の2倍以上の撮影期間だという。丁寧に撮られていること。映画からも分かるが、やっぱりねえ。
「1987、ある闘いの真実 」「タクシー運転手」と政治に切り込む力作もあるし、いろんな意味で日本映画は完敗している。何が違うのか?考えねば。
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