SSブログ

俳優になりたい!という若者。表現者(芸術家)とは何なのか考えた(下)ゲゲゲの鬼太郎でいう妖怪と人間? [映画業界物語]

71669419_3052362098171407_6776584685070843904_n.jpg

俳優になりたい!という若者。表現者(芸術家)とは何なのか考えた(下)
ゲゲゲの鬼太郎でいう妖怪と人間?



もともと違うのではないか?ということ。なぜか「ゲゲゲの鬼太郎」を観ていると感じるのだが、表現者というのは妖怪であり、人間ではない。鬼太郎はいう「妖怪と人間は仲良くしてはいけない」その言葉を痛感すること多々ある。

一般の人たちと接していると、最初は映画監督(妖怪?)を珍しがって、チヤホヤしてくれる。が、次第に人間(一般の)ルールを押し付けて来て、あーだ。こーだと言い始める人が出てくる。それを受け入れないと

「失望した」「裏切られた」「酷い」

と言って中傷。鬼太郎の物語と同じ。泥田坊のエピソードでも、悪いのは人間なのに、工事業者は鬼太郎に「退治しろ!」と強制する。それに似たようなことが起きる。

21752699_1616818365059128_2289782317453116829_o.jpg


やはり鬼太郎は人間が困ったときだけに登場して、悪い妖怪を退治したらさっさとゲゲゲの森に帰るべきなのだろう。その後も町の人たちと交流したり、ときどき訪ねたりしてはいけないという思いを抱かせるエピソードがある。

映画人だけでなく、表現者というのも同じではないか?と思える。誤解される。理解されない。ただ、妖怪にも、ねずみ男のような半妖怪もいる。猫娘のように限りなく人間に近い妖怪。人間にも妖怪を理解しようとするマナちゃんもいるが..。

それは表現の世界でも同じ。彼ら彼女らはどちらの世界でも生きていける。が、本当の妖怪はそうはいかない。「鬼太郎」だけでなく、「Xメン」も同じ構図の物語。ミュータントは特殊な能力があるために人間世界で生きて生きづらい。

それを自分でコントロールできず、周りに迷惑をかけることも多い。映画「ダークフェニックス」はそんな話。それらもミュータント=表現者を表しているように思えてしまう。また、あれこれ考える。



m_58380866_2620621131345508_6956524637744267264_n.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。