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映画人、俳優は変人=彼らに常識を押し付ける人たち?(中) [映画業界物語]

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映画人、俳優は変人=彼らに常識を押し付ける人たち?(中)

少し前の戦場ジャーナリストのバッシング。危険地帯に行き拘束され、帰国した人がいた。多くが一般の価値観で「自己責任だ」「危険なところに行ったのが悪い」と彼を批判している。あるお笑い芸人Bは登山家に例えて

「頂上まで行けなかったのと同じ。その意味では失敗だった」

と発言していたが、ジャーナリストを登山家に例えること自体が無意味。金をもらわなくても、安いギャラでも手抜きをせず、意味を感じ、命がけの仕事をする人もいる。それが多くの人には分からない。

「危険なところに行くのはバカだ!」

という発想でまとめてしまう。俳優の松田優作さんは「ブラックレイン」の出演が決まったとき、膀胱ガンにかかっていた。手術をすれば下半身不随。映画には出れない。

出演すれば症状が悪化、死亡すると言われた。が、出演を選び、亡くなった。それをバカだというだろうか?

役者にも命がけで演じる人がいる。戦場ジャーナリストも同じだ。それを外野から一般の論理で批判するのは無意味。また、親が危篤になれば、多くのサラリーマンは仕事を休み、病院に駆け付ける。

が、芸能人は「親の死に目に会えない」と言われる。舞台公演を休んで病院にはいけない。そのために公演ができず、多くのお客が迷惑するからだ。

(つづく)


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