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映画界&芸能界で仕事ができる人。できない人③社会でまともな生活が出来ない人が向いている? [映画業界物語]

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映画界&芸能界で仕事ができる人。できない人③社会でまともな生活が出来ない人が向いている?

俳優になるには感受性が大事という話

を3回に渡って書かせてもらった。まとめると、一般社会で普通に生きて行ける人たちには難しいということ。一方、俳優に向いている鋭い感受性を持つ人たち。他人の悲しみを自分のことのように受け止める純粋な心。溢れる悲しみや怒り。そして喜びをどうすればいいのか分からずに社会生活で苦しんでいることが多い。それを表現という形で発揮する。それが芸能界、映画界向きなのだ。

その表現は演技だけでなく、歌であり、小説であり、映画。つまり、アーティスト。才能ある優れた人たちではなく、多感で、感受性が強く、一般社会で生きて行き辛い人たちが、悲しみや苦しみ。喜びや感動を表現することで、自分の存在を見いだしている人たちなのだ(だから、彼ら彼女らはとても気難しい)。

「有名になりたい」「芸能人と仕事したい」「大手企業のCMに出たい」

という俗世間にまみれた人では無理。一般社会で生きて行ける人は感情を押さえ、個性を殺し生きている。それに対して芸能界や映画界は正反対なものが要求される。その構図が分からない人たちは、アーティストを見て

「才能あるから、あんな芝居ができるんだ!」

と思ってしまうが、そうではないことが分かってもらえたと思う。では、感受性の強い人は皆、アーティストになれるのか? というと、そうでもない。「素質」が必要。この素質をどう磨いて行くか? で、俳優になれるか? 歌手になれるか? 作家になれるか? が決まって来る。「磨く」とはどういうことか?それはまた別の機会に書かせてもらう。


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