SSブログ

地元映画を生かす「明日かけ」の地元。でも、映画を生かせない街も多い? [地方映画の力!]

11233545_829338810473758_5862967633990305011_n.jpg


地元映画を生かす「明日かけ」の地元。でも、映画を生かせない街も多い?

昨日も「明日にかける橋」の地元実行委委員会の方から電話があり、今後の展開についての相談を受けた。彼女らは本当に勉強家で、疑問があると、あるいは新しい展開を思いつくと相談がある。映画を活用する上でとても大切なことだ。

というのも、映画を作った多くの町は地元で完成披露上映会をすると、あるいは映画館上映が終わると、「あーー終わった!終わった!」と解散し、何もしなくなることが多い。何のために映画を作ったの? 故郷をアピールするためでしょう? そこからが地元の皆さんの出番ですよ!というのに、そこで終わる。

一つには撮影は製作会社、公開は配給会社が中心に進む。地元はその協力をする。が、劇場公開が終わると、あとはイベント上映。これは地元が主となり計画し、推進する。が、その方法論が分からないのと、誰かが進めてくれないと動こうとしない地方の体質があるようだ。地方では問題が起こると「国が、県が、やるべきだ!」といい出す人が多い。自分たちで考えて動くこと。地方ではなかなかしようとしない。映画も同じ。その意味で今回の地元は本当に凄い。

地元映画のよくある展開。「何もしない」ともう一つある。やってはいけないことをどんどん進めてしまうこと。前回の記事に書いたが、映画は権利の集合体。その全てを地元が保有している訳ではないのに、映画を買い取ったかと勘違い、先の記事で書いたが、無断でグッズを作ったり、演劇にして上演したり、歌を作り演奏会をしたり、これらは違法行為となる。

それを指摘すると「知らなかった!」とショックを受けて、それ以降何もしなくなってしまう。それこそお蔵入り。当然、主なる権利を持つのは地元。他の会社やテレビ局が「うちで活用します」なんて言って来ない。いろんな活用法があるのに、全く地元PRにならない。そんな町も多い。

残念な話をよく聞くだけに、今回の地元は本当に頑張っていること。そして勉強家であること感じる。なぜ、映画を活用できないか? 動こうとしないか? それは知識がなく、勉強しないから。今回は撮影前から勉強会を何度もしている。そこが本当に凄い。


 dvd   pakeage.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。