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明日にかける橋ー編集 映画の構成はRストーンズのライブと同じ? [「明日」編集]

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映画はあるシーンだけよく出来ていてもダメ。全体を通したときに意味をなさねばならない。例えると、ロックコンサートに映画は似ている。歌1曲とシーンが同じなのだ。例えばローリングストーンズのライブ。オープニングは「スタート・ミー・アップ」とか「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トウギャザー」といった「始まるぞー」という元気で期待を持たせる曲が多い。

そして「ギミー・シェルター」とかで中盤盛り上げておいて、「アンジー」やキースのソロをじっくりと聴かせて。そして最後はヒット曲を連打「イッツ・オンリー・ロックンロール」「ブラウン・シュガー」そして「サティスファクション」一度引き上げて、アンコールが「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」でとどめ(?)

そんなふうに盛り上がったり、押さえたり、そして最後にドドドド!と頂点へ。観客は大満足となる。バラードばかりじゃ退屈するが、最初からヒット曲を演奏すると後半が盛り下がる。映画も同じ。オープニングは「始まり」を期待させてスタート。途中で盛り上がるを見せるが、あまり盛り上がるとクライマックスが生きない。最後は怒濤のヒット曲。つまり、ハラハラドキドキの場面の連続。そして感動のラスト。映画もライブも同じ構成なのだ。

だから、ストーンズだって、前半で「イッツ・オンリー・ロックンロール」「ブラウン・シュガー」「サティスファクション」「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」とヒット曲を続けて演奏はしない。後半が盛り下がるからだ。といって、前半にマイナーな曲ばかりだと観客は退屈する。途中で新曲も演奏せねばならない。映画でいうと今までとは違ったパターンの展開やジャンルのエピソードを持ち込むこと。

その意味で、あまりにも盛り上がるエピソードは全体を壊す可能性がある。でも、それを押さえてしまってはもったいない。その辺を考えながら、編集をしていかねばならない。


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