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明日にかける橋ー編集日記(2日目) 映画作りとは人生と向き合うこと  [「明日」編集]

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ボクサーがタイトルマッチを控えて、ジムに泊まり込み。試合だけのことを考えて朝から夜まで練習するように、映画の編集も編集室に閉じこもり作業を続ける。この数週間も関係者以外に会わず、できるだけ1人で仕事をしていた。

いろんな人に会うといろんなことを考えてしまう。しかし、今は「明日にかける橋」を編集することだけを考えるようにする。ボクサーが試合のことだけ考えて外部との接触を断つように。そうやって少しずつ編集モードに切り替えを進めて来た。

映画は「仕事」ではない。「人生」であり「戦い」。生活のためにする訳ではない。というより映画で生計は立たない。映画の仕事だけで食って行ける者は極僅か。にも関わらず映画を作るのは、人生と向かい合うためだ。

自分が生きている意味を、生きている理由をそこで探す。そして俳優たちの人生を。支援、応援してくれる多くの方々の思いを受け止めること。それを作品に反映させなければならない。映画作りはそんな人生を賭けた戦い。

特に編集は作品に魂を入れる作業。例え血を吐いても、作品と向かい合い、最後まで見つめなければならない。そうしてこそ、観客の魂を揺さぶる作品になる。そんな編集作業がついにスタート。12月の地元先行上映会に間に合うべく戦いが続いている。


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