明日にかける橋ー撮影初日② 主人公の家は古い日本家屋 [「明日」撮影]
8月14日ー昼食前に移動。主人公の家(内)を撮影する。映画でお借りする家というのは空き家であることが多い。住んでいる家で撮影すると、その家の人たちが大変だからだ。撮影は時間がかかり、多くの人が出入りする。本当に迷惑。だから空き家を使うのだが、それでは生活感が出ない。
不思議なものだが、家具が置かれていても1年以上、人が住んでいない家で撮影すると生活感がでず。セットのような味気ない感覚が漂う。なので、ついこの間まで住んでいた家とかを利用するのだが、家にも個性やキャラがある。その主人公が住むに相応しい家であることが大事。さらに、現在、人が住んでいるのがベスト。
でも、その両方が揃うことはなかなか難しい。それが今回、実現した。本当に素敵な家。昔ながらの日本家屋。木造。その上、住人の方から理解を頂き撮影させてもらうこととなった。今回の映画の舞台は1989年であり、バブル絶頂期の頃だが、あえて、その頃にどんどん壊されて行った古い作りの日本家屋を主人公の家に設定した。かなり素敵なシーンになると楽しみにしている。
この日は板尾創路さん。田中美里さんらが出演。家族のシーンを撮影した。
2017-09-03 09:48
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