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映画人、俳優は変人=彼らに常識を押し付ける人たち?(上 [映画業界物語]

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映画人、俳優は変人=彼らに常識を押し付ける人たち?(上)

作家、演出家、音楽家、シンガーソングライター、俳優、映画監督とかいうと、世間の人たちは芸術家とか、アーティストと呼び、一目置き、尊敬する。だが、その手の職業の人にはひねくれ者が多い。おまけに世の中を斜めに見て、頑固で思い込みが激しく、付き合うととても大変な人種だ。正常とは思えない人、狂っているとしか思えない者もいる。(ただ、すぐには本性を見せない?)

それを知らない人たちが多く、興味を持ち、チャンスがあると近づいて行く。が、親しくなると、トラブったり、揉めたりしがち。最初は腫れ物に触るように扱うが、付き合いが長くなると、通常の接し方をしてしまうからだ。アーティストはもともと変人。どうでもいいことに拘ったり、意味不明なことで怒り出したりする。結局、多くの人は

「失望した!」「裏切られた!」「あいつ、おかしいよ」

と離れて行く。だが、もとも彼らは変り者。「優しい」「理解してくれる」と間違った期待をしただけ、裏切られたのではなく、最初からヘンな人たちなのだ。業界の先輩や後輩を見ても変人が多い。一般常識では計れない人たちがいる。ただ、おかしい人ほど素晴らしい作品を撮っているところがあり、常識的で無い人ほど能力があることが多い。

そして変人というばかりでなく、この業界、歌でも、芝居でも、映画でも、小説でもそうだが、一般の社会とそれら業界の価値観やルールが違うというのも大きい。そんな世界の人たちに、一般社会の価値観やルールを押し付けるとトラブルになるのは必至。映画学校に行くと生徒から

「監督業は食えますか? 月給に直すといくらになりますか?」

などと聞かれる。それこそ時給50円のときさえある。でも、月給に換算したり、食える食えないというのは一般社会での価値観。そんなことで「監督になる」「ならない」を判断するのはおかしい。少し前の戦場ジャーナリストへのバッシングもそうだ。(つづく)



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