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「ボヘミア・ラプソディ」③ 共感したこと。音楽も映画も同じ! [映画感想]

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「ボヘミア・ラプソディ」③ 共感したこと。音楽も映画も同じ!

クイーン・ファンだけでなく大人気で、あちこちで評判を聞く。フレディ・マーキューリーの人生というだけでなく、いろんなことを感じた。

「ボヘミア・ラプソディ」のレコーディングシーンでもそうだが、曲が作られて行くのと映画作りが凄くダブった。「ここでコーラスを入れよう」とか「ここで手拍子」そうやって個性的ある歌を作る。

映画も同じで、撮影のときなら「ここは手持ちカメラで臨場を出そう」「ここはワンカットワンシーン」とか考える。編集時なら、「ここは画面を白黒にしよう」「ここは赤みを入れる」「ここは1秒のカットで連続する」そんなことで個性的な作品にしていく。音楽も映画も同じだ。

クイーンの曲が6分あって長過ぎて、レコード会社と揉めるのも共感する。映画も2時間を超えると映画館が嫌がる。1日に上映できる回数が減るからだ。それが分かっているのでプロデュサーが編集時にうるさくいう。DVDにするときも、2時間を超えると面倒だからだ。

しかし、僕の映画は毎回、2時間超え。前作の「向日葵の丘」は2時間20分。今回の「明日にかける橋」は2時間11分だ。必ず同業の友人が「10分くらいなら切った方がいいよ」と言いに来るが、絶対に切らない。2時間できる話を2時間11分で描いている訳ではく、2時間11分必要な物語なのだ。

だから、フレディたちがレコード会社のいいなりにならず、拒否し続けるのはとても共感する。「We will Rock you」誕生のエピソードも面白かった。観客が歌に参加するという発想。僕は「青い青い空」という映画のときに、クライマックスは観客が映画の客ではなく、物語の中の大会を見ている観客の気持ちになるような撮影と編集をしてみた。観客が映画に参加することができる。

「同じことは二度しない」

とメンバーがいう。映画も同じだ。クリエイティブはどの世界でも同じ。ここしばらくクイーンを毎日、聴いている。



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