お返事もお礼もできず。すみません! [7月ー2018]
あと2日で「明日にかける橋」の東京公開が終了する。公開1ヶ月前からバタバタ。今もバタバタ。でも、多くの方の応援で映画はヒット。連日、感動の声が届いている。一般の方は映画がスタートしたら「ほっと一息!」と思うかもしれないが、映画は上映終了まで宣伝を続ける。また、すでに8月11日公開の大阪の準備。同じく8月に行われるロスアンゼルスの映画祭の招待作にもなっているので、そちらの準備もある。
配給会社のスタッフは2人しかいない。僕は3番目の要員(でも、監督は宣伝が義務なのでギャラはなし!)。自分でも動いて番組にも出演させてもらい宣伝。映像関係の宣材は僕が全て作る。また、メイキング制作もスタートせねばならないのに、やること山済みで今もスタートできていない。締め切りは月末。それまでに仕上げないと大変なことになる。が、そんな状況は一般の方々には分からない。だから「応援してあげたのにお礼の連絡もない」「試写会行ったげたのに、礼状もない」と怒っているかたもいる....。
「映画はスタートしたんだから、いい加減。お礼の電話くらいすればいいのに」という人もいるだろう。でも、映画公開スタートは新たな戦いの始まりであり、宣伝活動の終わりではない。また、東京公開の終了は大阪公開の始まりでもある。そして静岡、名古屋、LAと続く。さらに配給会社がまさか2人でやっているとは知らず。監督は舞台挨拶をしたらお役目終了と思い、まさか僕が第3の宣伝員をやっているとは思わない。なので公開初日から3日間は自宅に戻ることさえできず、連日、都内のカプセルホテルやサウナ泊まり。その後も朝、家を出て帰宅は最終電車ということが続いていた。
だが、こう思う人が多いはずだ。「誰かが宣伝してくれるんじゃない?」「テレビがやってくれるし」「新聞が紹介してくれるよね」「いろんなところが宣伝してくれるんだよね?」それは違う。「誰かが宣伝」ではなく配給会社が根回しをし、お願いをしての結果。メディア側から「応援しますよ」と言ってくるわけではない。その辺が分からないので、最初は応援をしてくれた人も、公開がスタートすると、応援を終えてしまう。それどころかお礼がないと叱られる。でも、戦いはまだ終わっていない。
そんな状態なのでプライベートな連絡に関しては全く返事ができていない。でも、そんな訳なのでご勘弁を。まずは多くの人々に映画の存在を伝えることこそが僕の役目。なので、関係者の皆様には東京公開が終わったら、時間を見て、順にお礼連絡をさせていただく。実際は大阪公開。LA映画祭が続き。メイキング制作。さらに生活費を稼ぐための仕事もせねばならないので本当に余裕はないのだが、一応、東京公開が節目だと考える。ご理解。頂けるとありがたい!
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