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明日にかける橋ー編集日記 小説や漫画ではない映画ならではの表現? [「明日」編集]

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かなり調子が出て来て、昨日も午前中から作業を始めて深夜0時過ぎまで。もう少しやりたかったが体力の限界。また、神経が麻痺して来るので終了にしたが、気持ちとしては早く続きを編集したい。

「愛と悲しみの山河」の章を作業中だが、ここはシナリオに書かれた通りに繋ぐだけではダメ。僕の映画にはそんなシーンが必ず出て来る。この章はひとつのシーンではなく、いくつものシーンが集って出来ている。通常はカットが集ってシーンを作るが、ここはシーンが集まることでひとつの章となる。

撮影した映像を違う意味で使ったり、がんばって撮った素材をカットすることもある。また、シーンが前後したり、通常しないことをする。というのも、映画というのは机の上で文章によって物語を書き留めて行く。が、映画は映画は映像。文章を映像に置き換えるだけでは不十分だったり、表現しきれなかったりする。

また、頭で考えると、それで伝わると思っていても、その映像ではそうならないこともある。現場で撮れた思わぬ風景とか、素晴らしい演技。そんなものを活用することで映像的になる。小説や漫画では表現できない方法で物語を伝えることができる。

ここはもしかすると太田組スペシャルかもしれない。あまり普通の監督はしない。そして、そんなシーンは最初から意図していないこともある。今回はまさにそう。おーーこの章は.....と閃いた感じだ。面白くなって来た。


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