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間も無く「明日にかける橋」DVDが発売。思い出す過去の事件。DVDタダでくれ〜という人たち? [「明日」DVD]

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間も無く「明日にかける橋」DVDが発売。思い出す過去の作品での困った事件って何?

「明日にかける橋」DVDが発売となる。映画館公開も嬉しいが、形となり手元に残るので、ありがたい。が、過去には発売時に色々トラブルがあったので心配。一部にDVDと言うものを理解していない人がいたからだ。映画の寄付をした人、エクストラ出演した人で、地元製作委員会にこう言ってくる人がいた。

「寄付したのだから」「映画に出たのだから」

「DVDをタダで1枚くれ〜」

それはおかしな話だ。説明しよう。まず、DVDは製作サイドが費用を出して作ったものではない。そんなことをすると何百万も必要だ。今回はビデオメーカーから依頼があり生産される。だから、製作サイドが資金を出さなくてもDVDが発売になった。

つまり、映画(物語)の権利は製作サイドだが、DVD自体は製作費を全て出したメーカーのもの。だから、製作委員会が協力してくれたからと無料で配るわけにはいかない。それ以前に寄付というのは見返りない行為。

「故郷をアピールする映画作り!」

を支援したもの。あとで「寄付したんだからDVDくれ〜」は筋が違う。DVDは通常4000円くらいするものだ。例えば1万円寄付をしてくれても、DVDをあげると6000円しか寄付していないことなる。つまり今になって「4000円返せ!」と言うようなもの。問題ある発言であることが分かってもらえるだろう。

クラウド・ファンディング映画の中には、最初から約束として「10万円以上の高額寄付ならDVD1枚プレセント」という取り決めもあるが、今回はそんな形は取っていない。にも関わらず、時々ではあるが過去に

「ボランティアで協力したのに、何も見返りがなかった〜」

という人もいた。そもそもボランティアは無料奉仕。寄附行為も同じだ。見返りを期待しない美しい行為。故郷を全国にアピールするための支援。それをあとで「何かしてくれ〜」というのは、選挙時に「あんたに投票したから、飯でも食わせてくれ〜」と同じ。だが、中にはこんな人がいた。

「だって、私が映画に写っているんだから、DVD1枚くれてもいいでしょう〜」

旅行に行き、記念写真を撮った。私も写っている。だから、私にも1枚くれ!という感覚。でも、写真だって、焼き増し料金は必要だ。DVDも同じ、無料で欲しがるのは違う。「DVDくれ」は言いやすだろうが、

「4000円くれ〜」

と同じ。恥ずかしいことが分かるだろう。製作サイドであっても、俳優やスタッフでも無料でもらえる訳ではない。わかりやすくて云えば、畑で大根を植えるときに手伝った。その大根が大手百貨店の食品コーナーに並んだ。

「俺はダイコンを植えるときに手伝ったから、だから無料でくれ〜」

というのと同じ。すでに大根は百貨店の商品なのである。流通、権利、著作権というのは難しい。でも、DVDが発売されることで、映画館では公開されなかった街でも「明日にかける橋」を見ることができる。DVDレンタル店にも並ぶだろう。

そのことでまたロケ地がアピールされる。これは「故郷アピール」の第二弾なのだ。たくさん売れれば話題になる。いろんな人が見てくれる。何年経っても見ることができる。その効果はかなり大きい。発売は来月2月2日。予約受付中。ぜひ!


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「明日にかける橋」メイキングは市民の活躍と奮闘を記録した感動編!=2月発売のDVDに収録されています! [「明日」DVD]

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「明日にかける橋」メイキングは市民の活躍と奮闘を記録した感動編!=2月発売のDVDに収録されています!

2月2日に発売される「明日にかける橋」DVDには特典映像が収録されている。そのイチ押しが「メイキング」タイトルは「越後はる香 16歳の挑戦」だ。これは昨年夏に静岡のテレビ局で放送されたので地元の方は見ているかもしれない。その映像、サウンドを手直し、さらに見やすくしたものがDVDに収録されている。

静岡県以外の人は見ていない=その内容は? 今回は新人女優・越後はる香に焦点を当てて、撮影初日からクランクアップの日までを描いている。僕のFacebookを読んでくれている人なら覚えていると思うが、昨年の夏に悪戦苦闘して編集した記事を毎日連載していた、あれ。

その作品が今回収録されたメイキングだ。当初、その編集を配給会社から頼まれた。が、素材はかなり酷いものだった。予算の関係から大学生がカメラを担当したのだが、厳しい現場に根を上げて途中から手抜き撮影をしてしまった。まともな映像が撮れていない。通常のメイキングでも編集は大変なのに、そんな素材でまともなものが出来るのか?

依頼は断った。でも、テレビ局側も何とか作って欲しいとの希望。考えた。このままではDVD発売時に特典映像は無しだ。本来、メイキングというのは、関係者の「思い出のアルバム」。撮影中の苦労や楽しかったことが映像で記録されたもの。特に今回は故郷映画。地元の皆さんがあらゆる面で参加、応援してくれている。

メイキングがないと、形になる思い出が何もないことになる。映画自体はあるが、そこに「縁の下の力持ちたち」の記録を見ることはできない。あの暑い夏。おばさん。おじさんたちは本当に頑張った。撮影現場の交通整理、機材運び、弁当用意、エキストラ誘導。彼ら彼女らの力なしに、撮影を無事に終えることはできなかっただろう。

みんなの思い出になる記録作品を残すため...。そう思ってメイキングの仕事を引き受けた。が、予想通り、かつてない酷い素材で、僕の編集経験の中でも、最悪の作業となった。ひと言でいうと「愛」がない。ブレブレの画面。聞き辛い音、肝心な絵が撮れない。必要ないものを延々と撮影している。全てが最低。

最初、誰か若い人に任せようか?とも考えた。本来、自分が監督した作品のメイキングを監督自身が編集することはない。ただ、素材を見て若い経験のない編集者では無理だと思えた。それほど酷い。病人で言えば、もう手の打ちようがない感じ。ただ、僕はもともとメイキングをやっていた。僕がやれば何とかなるかも....と思えた。大手術をすれば作品になり得るかもしれない。

映像を見るたびに憤りと、怒りと、失望と、葛藤と、連日、血が逆流する思いで2ヶ月も編集。決して楽な作業ではなく、人生で最悪の仕事だった。通常の2倍の時間が必要だった。決局、学生くんが撮った映像は20%くらいしか使えず、あとはあれこれ持ってきたり、撮り足したりして仕上げた。完成品の評判はとても良かった。「あの素材からよくこれが!」という声。特に「地元の皆さんの活躍が心に残る」という感想が多かった。

第三者に任せなかったのは、現場でその姿を見ていないから。それでは描くことはできない。そんな姿を描くことで作品も感動的になり、見応えのあるものになる。あの暑い夏。長い撮影期間。当然、撮影中に記念写真を撮ったりするのは禁止。だから、思い出の写真はない。それでも奮闘してくれた市民の皆さん。その姿を記録したもの。残したかった。

それがDVDに収録されるメイキング。映画と共に、この映像も10年、20年、いや、50年、100年と残すことができるはず。撮影現場を知らない人たちには「へーーーこんな風に撮影したんだ!」という驚きや興奮ある作品になっているはず。ぜひ、DVDでご覧いただきたい。


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「明日にかける橋」DVD版は「特別編」とも言える再編集された本編が魅力!? [「明日」DVD]

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「明日にかける橋」DVD版は「特別編」とも言える再編集された本編が魅力!?

巨匠スタンリー・キューブリックはこう言う。

「2001年宇宙の旅ー以外の作品は全て撮り直したい」

へ? 何で、もう作って公開までしたんでしょう?と思うかもしれない。が、映画監督というのは、特に入れ込んで作るタイプの作家は出来上がっても満足せず。

「あそこはこうするべきだった....」「あの部分はこうした方が良かった?」

とあとあとまで考える。巨匠ではないが、僕もそんなタイプで、映画館で見ていて

「あーここはあと2秒長くすれば良かった〜」

とか思ってしまう。それを直したからと観客のほとんどは気づかなかったりするのだが、1人2人でも、「確かに!」と思ってくれればいい。何より自身が不満なのが嫌だ。

と言うことで、自作は機会あるごとに再編集。再ダビングする。スピルバーグが「未知との遭遇」特別編を作ったり、ルーカスが「スターウォーズ」完全版を作る気持ちよく分かる。今回も一昨年暮れの完成披露試写会版。そして映画館公開版は違う。さらにDVD版も違う。そのDVD版、特にサウンドに関して
大幅な直しをしている。

昨日も書いたが、映画館と家庭のAV機器は違う。なのに多くの映画はサウンドをそのままDVDにダビングしてしまう。面倒だし、直すと費用かかるから。でも、それは不誠実。映画館のサウンドは家庭では再現できない。機種によっては出ない音もある。そこで今回は家庭用機器で見られるように全編のサウンドをやり直した。

そして効果音も新たに加えて、よりドラマティックに盛り上がるようにしてある。どこが違うか? 多くの人は分からないかもしれないが、分からないと言うことは「良くなった」と言うことだ。家庭でも感動してもらえること大切。

それら直しは時間もかかるし、機材も必要。費用もかかる。しかし、ギャラはなし。でも、DVDは何十年も残るもの。より良い形で皆さんにお届けしたい。

あと特典映像も映像と音声を直して、より良くしている。こちらもかなり時間がかかったが、撮影の舞台裏ー地元実行委員の皆さんの活躍が描かれているのでお楽しみに!



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「明日にかける橋」DVD発売決定。予約受付始まる! [「明日」DVD]

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「明日にかける橋」DVD発売決定。予約受付始まる!

2月2日の発売が決定した。こんな早い時期に凄い! やはり地元での9週間のロングランが効いたのだろうか? 全国公開もされたし。海外でも受賞したし。全国のTUTAYAに並べばまた多くの人に見てもらえるぜよ!だが、多くの人はこう思っているはず。

「映画館で公開したんだから、当然DVDになるんでしょう?」

それは間違い。DVDメーカーが出資している作品がDVDになるだけ。地方映画の場合。その出資はまずないから基本はDVDにならない。「採算が取れる」とメーカーが踏んだもだけ、手を挙げたメーカーによってDVD化される。

僕の以前の作品では5年かかったものもある。それでもラッキーな方で、DVD化なし!という作品も結構存在する。その意味で「明日にかける橋」は公開終了から数ヶ月でDVD化というのは異例。配給会社が頑張って売り込んでくれたことも大きだろう。

今回のDVD化に際してサウンドを大幅に手直しした。先の劇場版は映画館で最高の音を聞いてもらうための設定してある。それをそのまま家庭用の機器で再生すると、いろんな問題が出る。そこで家庭でも素晴らしい音が再現できるようにして再録音。

さらに、映像も直した。どこが違うか? ぜひ、確かめてほしい。エンディングが違うなんて事はないが、より見やすくなっているはず。あと、特典映像として、昨年、静岡あさひテレビで放送され大好評だった

「メイキング 越後はる香 16歳の挑戦」

が収録されている。これも映像を手直し、DVDで見やすいように再編集してある。プラスして、静岡版の予告編。映画館ではかかってない版だ。それと笑える特典映像が一つ。これは見てのお楽しみ!

ロケ地ではどこかのお店で販売してもらえると思える。が、ネット等でも購入できる。詳しくはまたお知らせする。


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