今週後半からLAへ!「明日にかける橋」アメリカで上映。なのにメイキングの追い込み作業?! [8月ー2018]
1週間で大阪を2度往復。1度は途中下車してロケ地へ。打ち合わせ。2度目は舞台挨拶。そして宣伝活動。昨日、大阪から帰京。前夜はサウナでごろ寝。お盆でホテルもカプセルも満室。いびきと寝言がうずまく大部屋。いろいろ考えることもあり、ほとんど寝られないまま新幹線。そのままスタジオに入り、真夜中まで編集。少し寝て、朝から作業再開。もうランチタイムだが、昼飯時間なく。数日後にはアメリカ行きだ。
その準備もあるが、作業中のメイキングも本日中に仕上げないと放送できない。全国で観れるので、静岡公開の大きな宣伝になる。呪われたような酷い素材だったが、それなりの作品に仕上げた。時間と労力は通常の倍。生活のための仕事もできないまま作業に追われる。
誰が悪いわけではない。映画製作をすると、様々な問題が起こり、しわ寄せがいく。トラブルが責任のない人をも巻きこみ、時間や経費を無駄にしてしまう。だから誰かが、それを止めたり解決したりせねばならない。お金がなくても、時間がなくても誰かがやらねばならないときがある。それが今回は僕だっただけだ。何より監督はどんなときも責任者なのだ。
それにしても、数日後にLAというのに何も用意ができていない。大阪に持っていった荷物もまだ開けていない。洗濯物は風呂前に山済み、キッチンには1ヶ月以上も洗っていないコップと皿。おまけにLAから戻ると、いよいよ地元。映画のロケ地である静岡県公開だ。何とか、それまで倒れないようにしながら、宣伝活動も続けなければ。
たぶん、数年でいちばん暑い夏。1年でいちばん多忙な数ヶ月だ。お、書き出しが終わった。作業に戻る。
大阪公開スタート。帰京=>メイキングの仕上げ作用に [8月ー2018]
映画「明日にかける橋 」大阪で太田監督の舞台挨拶決定。 [8月ー2018]
川崎FM「岡村洋一のシネマストリート」出演終わりました。 [8月ー2018]
メイキング編集中(21)ようやく完成か? [8月ー2018]
多くの皆様にご心配をおかけしましたが、メイキングは今週中にMAをし完成となります。その最後の編集作業。大阪宣伝ツアーから戻り、かかっています。まあ、しかし、あの素材をここまで持ってきたなあ。という感じ。ここまで酷い素材を編集したのは人生初。作品になれば地元の皆さんの思い出の映像になる....それだけで怒りや殺意を抑えて作業した。
でも、いろいろ学ぶこともあった。今時の若い子は目の前にチャンスがあっても、夢を掴む機会であっても、必死にならない。いい作品を撮ることより、先輩たちに叱られないことを優先する。もちろん、そんな奴ばかりではないが、その種の若者は多く、今回は極め付け。そんなタイプの学生は何度も接して来たが、今回は本当にそのことがよくわかった。
夢があるーといいながら、自らそれを潰す若者たち。でも、そんな若者を育てているのが現代の教育であり、国なのだ。自分から声を上げず、言われれば従い、でも、決して本気を出さない。「やる気」がある振りをするのはうまい。どこで本気を出すのか? 何歳になったら本気を出すのか?しかし、考えてみると、僕の同世代も同じかもしれない。
そんな輩をチームに入れると、結果、時間と労力とお金をかなり無駄にする。みんなが尻拭いに奔走する。クランクイン前にもう少し時間があれば...僕自身が面接して...と思うが、当時、ちょうど1年前のFacebook記事を読むと、そんな時間は全くなかったことが分かる。監督業の仕事さえギリギリまでできていない。それでよく「明日」が撮れたな...という感じ。いろいろ考えてしまう。
編集終了〜いや、まだ完成ではない。 [8月ー2018]
だが、まだ完成ではない。このあとテロップを入れ、カラコレ、整音、ナレーション録り、MAと完成までまだまだ作業が続く。が、このあとは技術スタッフの仕事。スタジオ等に出して作業をしてもらわないと、テクニカルなものなので僕には無理。しかし、それら作用をしている間にももう一度、映像を確認。テロップやディゾルブをつける。あと、ナレーション原稿も書かねばならない。
と言う間に、大阪宣伝ツアーの日が決定した。3日ほど大阪を駆け回る。そして帰京。川崎で途中下車して、FM番組に出演。その後の3日間の1日でMA。週末には再び大阪へ。「明日」の公開初日に立ち会う。終わったら帰京。その数日後にはロスアンゼルス行きの飛行機の中。
あーどこかで何かとちりそう。。。猛暑の中、どこまでがんばれるか??