明日にかける橋ーポスプロ日記 今年の作業をスタート [1月ー2018]
一昨年に秋にスタートした今回の映画。昨年1年を走り抜けた。休みなしで走り続けた1年。疲労困憊で正月はひたすら寝ていた。起きて年賀状を書いたら酒飲んで寝るという感じ。しかし、いつまでも休んでられず、数日前より仕事をスタートさせた。
まず、今年の映画館公開を目指して映画の再編集を行う。映画というのは「よし!できた」で終わりではない。完成試写をしたあとも気になるところ、問題点を見つけたら直しを入れる。とはいえ、直した箇所に気づく観客はほとんどいない。でも、プロの目から見てこれではダメということがある。だから直す。
そしてエンドロールの協賛も追加しなければならない。映画完成後に寄付をいただいた方、会社がいくつもある。そしてまだしばらく協賛を受け付けているので、その方々の名前も入れて行く。1万円以上ならエンドロールに名前がクレジットされる。額が上がれば、文字が大きくなる。ぜひ、お願いしたい。
というのは、映画の制作費はまだ完全に集まってはいない。映画館上映の際にDCPとか映倫審査とか費用のかかることがいくつもある。その辺の費用を払わないと映画館上映はできない。今後集まる協賛金でその辺を賄うので、ぜひ支援をお願いしたい。実行委員の方々は今も協賛金集めに走り回ってくれている。なんとか支援をお願いしたい。
こちら=>http://ffc2017.main.jp
あと、全国公開の戦略も先日、配給会社と行った。映画館公開というのは、いろんな戦略が必要。どの映画館で、いつ上映するか? 同時に、どの映画館がいつ上映してくれるか?もある。
でも、映画が公開されれば、様々な形で地元が発信される。対費用効果だけで5000万円を超える。そしてお金では換算できない効果もある。感動と共に地元の素晴らしい風景も全国に届けたい。
2017年に見た映画 [1月ー2018]
a Happy new year 2018 [1月ー2018]
監督デビューしたのが1995年。「ストロベリーフィールズ」で映画監督デビューしたのが2005年。それから13年。5本の映画を監督することが出来ました。全て脚本は僕自身。2作目からは自身でプロデュース。いずれも全国の映画館で公開。この数作は全国20館以上で上映。全作品共に海外の映画祭で上映されています。
しかし、映画は監督1人で作れません。多くのスタッフ、キャスト。そして地元の方々の応援、支援、協力。さらには応援団の皆さんの力があって初めて素敵な作品が出来ます。ここまで来れたのも皆様のお陰と感謝しています。監督生活13年目を迎え、今年はいよいよ「明日にかける橋」の全国公開。多くの方々に感動を届けられるようにがんばります。