「明日にかける橋」撮影日記 最終日 森町ロケ [「明日」撮影]
いよいよ最終日。本日で撮影が終わる。
まず最初のロケ地は森町。
先日の撮影で撮りきれなかった朝の登校シーンである。
森町は古い蔵などが現存。懐かしくも美しい町。
カメラ位置を決めて、
美術部さんがポスターを設置。
市民俳優さんたちが制服で集合。
1989年の朝を撮影します。
明日にかける橋」撮影日記 最終日 朝ご飯 [「明日」撮影]
８月２７日。いよいよ、本日で撮影が終わる。
シナリオの裏に書かれたシーン番号。
これらに×が着いた終了。残すところあと数個。
委員会の方々が作ってくれたおにぎりを食べて出発だ。
「明日にかける橋」撮影日記 ８月２６日 袋井商業高校ロケ [「明日」撮影]
さあ、どうだ。これ映画のワンシーン。この段階でなかなか本編映像は紹介できない。俳優の顔は承認取るまでNGだし、ネタバレもダメ。でも、これならいいだろう？ スチールさんが撮ってくれた１枚。何で巨大なピンセットで書類持ってるの？ そしてその書類ー何？ WANTED？ 西部劇か？ ふふふ、どんなシーンなんだろうね？ 先行上映は地元で１２月だ！
「明日にかける橋」撮影日記 ８月２６日 乾杯？ん？これ？ [「明日」撮影]
袋井商業高校ロケ。実験室の１コマ。「乾杯ーーー！」と鈴木杏、藤田朋子、草刈麻有、冨田佳輔の４人が乾杯するこのジュース。あれ？見たことあるーーという人は記憶力抜群。
実は映画の舞台となる１９８９年に爆発的に売れた飲み物。でも、著作権もあるので微妙に違うものを作ってもらった。映画見ていて気付かない人も多いと思うけど、美術部さんがこだわり作ってくれたのだ。こうやって時代感出すんだよー。
「明日にかける橋」撮影日記 ８月２５日 静岡のテレビ局で撮影？！ [「明日」撮影]
本物のテレビ局の本物のニューススタジオで撮影。
んー本物だ〜。
静岡県の皆さんが毎日見ているあの局のあの番組のスタジオです！
「明日にかける橋」ー撮影日記 ８月２５日 和の湯へ再び [「明日」撮影]
この日の撮影は早く終わったので再び、地元袋井市にある「和の湯」へ。ここは映画撮影中、スタッフは無料で入ることができるという応援をしてくれている。ありがたい。温泉好きのスタッフは毎日通っているようだ。
広い湯船、サウナもあるし、風呂から出てビールを飲む食堂もあるし、連日の猛暑。汗だくで働くスタッフにとっては天国。
最初に来たときは俳優の冨田佳輔君も一緒だった。彼は温泉大好きで、以前の映画「青い青い空」に出演してくれたときも、浜松の温泉旅館に泊まったときは大喜びだった。
そんな彼は現在NHKの大河ドラマ「直虎」にレギュラー出演中。ぜひ、見てあげてほしい。そんな冨田くんも和の湯に大喜びでした。
「明日にかける橋」ー撮影日記 ８月２６日 本日も撮影終了 [「明日」撮影]
この日もかなり遅くまで撮影。ただ、ロケ地が宿舎の近くだったので歩いて帰れる距離。でも、ロケバスで帰ったけど。
宿舎に戻ると差し入れの数々が待っている。酒、お菓子、カップラーメン。本当にありがたい。地元の方々から、委員会メンバーから。そして沼津や静岡。東京からも差し入れを頂いている。そんな皆さんの差し入れ。スタッフの夜の楽しみ。
さて、いよいよ明日で撮影は終わる。クランクアップだ。えーーもう終わりーという思いと、やっと終わりか？という思いが交差する。いや、そうではないか？ もう数ヶ月撮影している感覚。この町にかなり住んでいる感がする。
さあ、いよいよクランクアップ。この撮影日記もそこで終了。最後まで撮影の息吹を伝えたい。
「明日にかける橋」ー撮影日記 ８月２６日 花火を観る藤田朋子さんの場面 [「明日」撮影]
この日の最後の撮影は観福寺の近所。橋の上で藤田朋子さん演じる里美先生が現在の生徒たちと花火を見上げるシーン。写真では藤田さんの立ち位置に演出部のサード君がいて、市民俳優の皆さんが横にならんでいる。
手前の大きなライトは花火の光を作り出すもの。照明部さんのお手製。これで赤、青、黄色等の光を出して、見ている人たちに花火の反射光が当たっているようになる。
こうして藤田朋子さんの撮影は終了。んー俳優さんたち次々に終了して行くので寂しい。藤田さんには花束が渡され、最後のスピーチ。
「太田組、今回も楽しかった。また、呼んでくれた来ます！」
「明日にかける橋」ー撮影日記 ８月２６日 お通夜のシーン [「明日」撮影]
豚汁を飲んだあとは撮影再開。お父さん（板尾創路）のお通夜でうなだれる主人公みゆき（鈴木杏）の場面。
慰問客（写真奥）は地元実行委員会の方々。喪服を着て参加してくれた。この場面のあと、物語はいよいよタイムスリップに繋がるのだが、この段階でそれらのシーンは撮影済み。その前部分を撮っているので不思議な感じ。
「明日にかける橋」ー撮影日記 ８月２６日 豚汁が美味い！ [「明日」撮影]
この日の夕飯はロケ地の観福寺で。弁当と共に委員会の皆さんが作ってくれた豚汁。これがもの凄くうまい！ 僕だけかと思って他のスタッフにも訊くと「うまい！」との答え。お代わり続出。
きっと、連日の猛暑で汗をいっぱい流して塩分が不足しているのが補給されたので、より美味い！ということになったのかも。
この日は日暮れを待って、お通夜のあとのシーン。そして藤田朋子さんのラストカットの撮影。まだまだ終わらない。
明日にかける橋ー撮影日記 8月26日 再び観福寺ロケ [「明日」撮影]
この日も忙しい。袋井商業高校で実験室のシーンを撮影したあと。次は市内の観福寺へ。こちらは撮影前半でお世話になったお寺。徳川の御紋が輝く由緒正しいお寺。
そこで主人公の父親（板尾創路）のお通夜のシーンを撮影。この日も多くの市民俳優さんが参加。俳優は鈴木杏、草刈麻有、冨田佳輔（「直虎」に現在出演中！）らが出演。委員会の皆さんも喪服を着て参加。
明日にかける橋ー撮影日記 8月26日 うなぎ弁当！藤田朋子さんもブログで紹介。 [「明日」撮影]
なんと！この日のロケ弁はうなぎ弁当！ 地元の「うなぎの井口」さんからの提供。スタッフ＆キャストの人数分。凄い！本当にありがたい。
スタッフ・キャスト共に大喜び！ テンションが上がる。午後からの撮影もがんばるぞー！
で、なんと、うなぎ弁当のことを出演者の藤田朋子さんがブログに書いてくれている。
そちらもぜひ＝＞https://ameblo.jp/tomoko-fujita/day-20170826.html
明日にかける橋ー撮影日記 8月26日 実行委員会メンバーの活躍 [「明日」撮影]
昼ご飯。３０人以上いるスタッフ＆キャストが一気にやってくる。その食べる場所を確保。お弁当を用意。御茶を入れて待つ実行委員会のみなさん。
これはもう戦い。弁当の数を間違えると、午後からの撮影を飯抜きでやらねばならないスタッフが出るし。弁当の用意が遅れると、撮影再開も遅れ、取り残しがでる。或はクオリティを落として急ぎ撮影となる。
また、撮影終盤でスタッフも疲労困憊。だから、おいしいものを食べて、がんばってもらわねば！という地元メンバーの心配りがより感じられる。怒濤のようにスタッフはやってきて、昼ご飯を食べ、そして現場に帰って行く。それを支えるのが地元の方々なのだ。撮影もあと２日で終了。
明日にかける橋ー撮影日記 8月26日 袋井商業高校ロケ③ [「明日」撮影]
玄関のシーンを終えたあと。藤田朋子さんが参加。実験室で撮影。何と言っても「土曜日の実験室」からタイムスリップものはスタートせねば！
写真でカメラの前に仲良くならぶ男４人。実はスタンドイン。その場所に鈴木杏ら俳優たちが座る。その構図を見るためにスタッフが代役を勤めている。
これは映画の世界では慣習。俳優が演技に集中できるように、この段では現場に呼ばずスタッフが代役を勤める。ハリウッドではそのために背格好が似た別の俳優が用意される。それをスタンドインと呼ぶ。
明日にかける橋ー撮影日記 8月26日 袋井商業高校ロケ② [「明日」撮影]
まずは玄関のシーン。この大きな下駄箱が学校らしい。
この日は鈴木杏、草刈麻有、冨田佳輔、藤田朋子らが出演する。
