プロの俳優のためのワークショップ!参加者募集中 講師、太田隆文監督(朝日のあたる家、明日にかける橋、向日葵の丘) [WS]
プロの俳優のためのワークショップ!
講師、太田隆文監督(2年振り)
11月23日(土) 13:30〜17:30
場所、東京、大塚(詳しい場所は参加者に通知)
主催、青空映画舎
資格 演劇経験ありの方。
通常のオーディションに出すタイプのプロフィールをPDFファイルで添付
(顔社員。名前、住所ー事務所で可ー 所属事務所、身長、体重、3サイズ、学歴、出演作品等)
参加希望理由を書いて、以下のアドレス(青空映画舎)宛にメールしてください。
aozoraeigasya@yahoo.co.jp
参加費5000円(当日払い)
20人ほどで締め切り(少人数でもやります)応募多数の場合は抽選。
太田隆文監督のプロフィール=>https://cinematic-arts.blog.ss-blog.jp/2019-10-22-6
監督からのメッセージ=>https://cinematic-arts.blog.ss-blog.jp/2019-10-31
プロの俳優のためのワークショップ第3回、無事終了!今回も白熱の5時間 [WS]
プロの俳優のためのワークショップ第3回、無事終了!
今回もブルース・スプリングスティーンに迫る(?)白熱の5時間。皆、超真剣に挑んだ。多くがそれなりの実力があるが、それぞれがいろんな問題を抱えている。それとどう取り組んで行くか?俳優自身には見えないことが多く。皆、七転八倒する。
ここ3回のワークショップで、それを探すことができていれば7年振りの開催に意味があったと思える。そして、この中から何とか新作に出られる人材がでれば嬉しい。ただ、いくら熱意があり、実力があっても、他にそれ以上の存在がいたり、相手役との相性もあるので、その本人の熱い思いを受け止められないことも多い。
そこが辛いところだが、多くの実力派に出会えたことは本当に大きなことだった。夏には撮影。そのあとは数ヶ月の編集があるので4回目は当分できないが、また機会は作りたい。
僕の新作映画のHPはこちら=>http://ffc2017.main.jp
太田隆文監督によるープロの俳優のためのワークショップ第3回ー6月11日ー参加者募集開始 [WS]
オーディションというのは、本当に短い時間しか与えられない。それでも監督である僕はその時間内で実力派を見つけなければならないのだが、1時間ないと本領を発揮できないという俳優もいる。そんなタイプの俳優の力を短時間で見いだすのはむずかしい。
そこで時間をかけたワークショップを考えた。これまでに2回。大好評で多くの俳優たちが参加してくれた。皆、プロで活躍する人たちであり、実力派ばかり。延長戦をいれて5時間ほどやった。最初は緊張気味だった俳優たちも、後半になるとかなり持ち味を出し始めた。だが、それでも力を発揮できなかった人もいるはずだ。
だから、3回目を開催する。1回勝負のオーディションではなく、何回かのワークショップをする中で実力派を探すことができるはずだ。この夏に撮影する新作「明日にかける橋ー1989年」にも抜擢できる逸材と出会えること。楽しみにしている。
監督 太田隆文
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーワークショップ第3回ー詳細
日時 6月11日(日)午後1時開場、1時半開始〜5時(1時間延長の可能性あり)
場所 東京 荻窪 徒歩15分ほど(詳しい住所は参加者のみに伝えます)
参加料 5000円(当日支払い)
参加資格 自称プロの方。初心者向けのレッスンでなく、経験ある人のスキルアップが目的
受講者数 8〜15人くらい。
講師 太田隆文監督(実際に撮影で使った台本等を使い芝居をしてもらい、太田監督が指導します)
*太田監督の作品「青い青い空」「朝日のあたる家」「向日葵の丘」をレンタルDVDで見てから参加を御願いします。全国のTSUTAYA、GEOで借りれます*
希望者は以下のアドレスに、希望理由。名前。住所。携帯番号。所属事務所(フリーも可)等
を書き、顔写真付きのプロフィール(履歴書)をメール添付で送ってください。
希望者多数の場合は審査の上で、連絡させて頂きます。
連絡先はこちら。メールを!=>青空映画舎 aozoraeigasya@yahoo.co.jp
太田隆文 監督プロフィール
1961年和歌山県生まれ。「スターウォーズ」のGルーカス監督の母校・南カルフォルニア大学・映画科に学ぶ。
2006年、故郷を舞台に青春ファンタジー映画「ストロベリーフィールズ」(佐津川愛美、谷村美月、波岡一喜)を監督。カンヌ映画祭フィルムマーケットでも上映。和歌山県から「きのくに芸術新人賞」受賞。
2010年、浜松を舞台にした青春書道映画「青い青い空」(波岡一喜、松坂慶子、長門裕之)を監督。地元でその年1番のヒット。ロサンゼルスの映画祭でも上映。
2013年「朝日のあたる家」(並樹史朗、山本太郎 いしだ壱成)原発事故の悲劇を描いた作品を監督。全国23館。世界6カ国で上映。
2015年は向日葵の丘1983年夏」(常盤貴子、田中美里、藤田朋子、芳根京子)を監督。全国でヒット。
いずれも原作のないオリジナル脚本を自ら執筆。地方の美しさを描いた映画。「毎回、涙が止まらない爽やかな感動作!」と多くの映画ファンが注目。毎回、大作ではないが、多くの有名俳優が出演を承諾。俳優陣からの信頼が大きい。大林宣彦監督が最も期待する映画作家の1人である。
太田隆文監督の俳優ワークショップ。第3回開催決定! [WS]
太田隆文監督の俳優ワークショップ。第3回開催決定!
「向日葵の丘」「朝日のあたる家」「青い青い空」の太田隆文監督によるープロの俳優のためのワークショップ第3回目が決定。1回目2回目は大好評。「次こそ出たい!」との多くの声に応えて、もう一度やる!白熱の4時間!
新作「明日にかける橋」もキャスティングが進む。ワークショップで出演してほしくなる俳優と出会えるのを期待している。オーディションでは時間をかけられないが、ワークショップなら徹底して向かい合える!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーワークショップ第3回ー詳細
日時 6月11日(日)午後1時開場、1時半開始〜5時(1時間延長の可能性あり)
場所 東京 荻窪 徒歩15分ほど(詳しい住所は参加者のみに伝えます)
参加料 5000円(当日支払い)
参加資格 自称プロの方。初心者向けのレッスンでなく、経験ある人のスキルアップが目的
受講者数 8〜15人くらい。
講師 太田隆文監督(実際に撮影で使った台本等を使い芝居をしてもらい、太田監督が指導します)
*太田監督の作品「青い青い空」「朝日のあたる家」「向日葵の丘」をレンタルDVDで見てから参加を御願いします。全国のTSUTAYA、GEOで借りれます*
希望者は以下のアドレスに、希望理由。名前。住所。携帯番号。所属事務所(フリーも可)等
を書き、顔写真付きのプロフィール(履歴書)添付し送ってください。
希望者多数の場合は審査の上で、連絡させて頂きます。
連絡先はこちら。メールを!=>青空映画舎 aozoraeigasya@yahoo.co.jp
プロ俳優のためのワークショップ第2回も白熱の5時間。終了!ーー感じたのは俳優たちの壁? [WS]
2月のワークショップが大好評だったので、先日(4月下旬)第2回目を行なった。前回の参加者の80%が来るであろうと想定。内容を考えた。ところがGW初日ということもあり、舞台公演等が重なり前回の参加者からの応募は3人のみ。多くが「残念です。行きたかった!」と連絡をくれた。淋しいワークショップになるかと思い気や?結果的にまた定員いっぱいとなり〆切告知をすることになってしまった。僕のような無名監督のワークショップに、こんな多くが応募してくれるなんて驚き。ありがたいことだ。
さて、前回もそうだが、今回の参加者もかなり実力がある人ばかり。基本、プロの俳優のためのワークショップではあるが、そんな中でもかなり力のある俳優たちが来てくれた。それでも皆、なかなか大きな役を得ることができずにいる。本当にこの業界は無情の世界。実力があっても、仕事にすぐ繋がる訳ではない。所属事務所の力や運が大きい。
また、オーディションに呼んでもらわなければ、実力を示す機会もない。参加できても持ち時間は5分10分だ。その中で力を示すことができずに終わることも多い。そんな環境。僕の映画のオーディションでも選ぶ時間は限られている。費用や会場のことを考えると、そうなってしまう。そこで時間がかけられるワークショップを開催。時間をかければ、短時間のオーディションでは実力を出せない俳優たちでも秘めた力を発揮できるはず。次回作に起用できる人材もいるかも?そんな出会いを期待してワークショップを考えた。
1回目は5時間やったが、それでも実力発揮できない人が多かった。初めての監督。渡されたばかりのシナリオ。緊張もする。いろいろプレシャー。5時間ったが本来の力を示せなかった俳優がほとんどだった。そこで2回目を実施したのだが、前回参加者は3人(あとの人たち。本当に残念)けど、さらに多くの初参加者。今回もレベルが高く、同じく5時間かけて今回は応用編までやってみた。
皆、苦戦しながらも、いいところまで行ったが「よし!」というところまで行ったのは1人。やはり、5時間かけてもむずかしい。これが舞台演劇なら公演まで1ヶ月以上もみっちり稽古ができるが、映画撮影は現場で1回リハーサルをするだけで、すぐ本番。そこで合格点が取れる演技をしなければ2度と呼ばれることはない。
よくドラマ等で何回も何回も演技をしてNGを出される俳優の場面を見るが、あんなことは実際ほとんどない。日本映画黄金期には俳優を育てるために何度も演じさせることがあったが、今は時間とお金がない。3度4度も演じなければならない俳優はアウトなのだ。
僕の撮影でも3度以上、同じ演技をさせたことはない。ほとんどが1度でOKだし。2度やってダメならもうOKにして、編集で短くする。或はカット。そんな俳優のために現場で時間を使うことはできない。その日、撮り残しが出れば数百万円の赤字となるのだ。だから実力がある俳優が求められる。ただ、先にも書いたがオーディションは5分10分。その中で力を示すのはむずかしく。長時間のオーディションを実施したのである。
今回の感想だが、実力がある俳優はいる。でも、即戦力は少ない。でも、少しレッスンをしたり、指導を受ければ十分戦力になる人もいる。プロの現場で活躍できる人たちは多くいるということ。なのに、そんな勉強の機会がないようだ。事務所は所属させるだけでレッスンをさせないところが多いし。そんな機会を作る事務所も、俳優にプラスになることをしていないように思える。基礎的な声の出し方。俳優としての考え方等は教えられる。が、ある程度の力がある俳優が勉強できる機会がないのだろう。
もうひとつ感じたのは、演技力ではなく、考え方が分からない人もいるということ。「個性」とか「自分らしさ」というもの。これはさらに一段上の問題だが、それがなければ俳優業を長く続けることはできない。これは俳優だけでなく、監督業も、作家も、絵描きも、ミュージシャンも同じだ。ここが本当にむずかしい。僕も30代で「その壁をどう超えればいいか?」悩み足掻いた。長くなるので、別の機会に書くが、その辺を学ぶ機会もないこと。感じた。
次回作「明日にかける橋」に出てもらえる俳優に出会いたくて、開催したワークショップだが、いろいろと感じることがあった。撮影準備がいろいろあるが、できるなら第3回を考えたい。