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「明日にかける橋」メイキングはある意味で「プロジェクトX」だ。地元のおばちゃんたちの奮闘は感動もの! [「明日」DVD]

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「明日にかける橋」メイキングはある意味で「プロジェクトX」だ。地元のおばちゃんたちの奮闘は感動もの!

DVDに収録されている「メイキング」は女優・越後はる香さんにスポットを当てて、撮影現場を紹介するドキュメンタリーにしてある。が、同時に映画を企画、製作した地元の実行委員会の皆さんが奮闘した記録でもある。

ご存知のように「明日にかける橋」は企業映画ではない。静岡県西部の3人のおばちゃんたちが「故郷のために何かしたい」「街をアピールする何かができないか?」と考えて映画作りを計画。それに賛同した3つの街の市民が参加して、寄付を集め、プロのスタッフを雇い撮影された映画だ。

何だか「七人の侍」のようだが、様々な苦労と問題を超えて完成させた労作である。だが、それで終わりではない。映画は宣伝しなければならない。また、自分たちの街で上映して終わり!では意味がない。全国の人に見てもらってこそ、故郷をアピールできる。

結果、全国20館近くの映画館で上映。東京、大阪、名古屋では壱番館と言われる第1級の映画館で公開された。地元では9週間のロングラン。広告代理店の友人に計算してもらったら、対費用効果=つまり、もし、現金を使っていたら=1億円かけたのと同じ宣伝ができたという。

おまけにスクリーンを通じて、故郷の美しさが観客に伝わった。「あの橋を実際にみたい」「花火大会を現地でみたい」と反応も上々だった。最近「プロジェクトX」を見直して、この映画作りも番組になるなあと思えてた。田口トモロヲさんのナレーションで

「静岡県に3人の主婦がいた。故郷を愛していた。どうすれば、この街の魅力を全国に伝えることができるだろう.....そうだ....映画を作ろう.....3人は盛り上がった.....しかし、街の男たちはいった.....主婦に映画なんて作れる訳ないだろう!......いきなり大きな壁にぶつかった......これは3人の主婦が多くの市民を動かし、感動映画を作り上げるまでの物語である」ー(声)プロジェクト、エッーークスぅ。

♬「風の中のすばる〜 砂の中の銀河 みんな何処へ行った 見送られることもなく〜」by中島みゆき

って、できそうだよね? 地元のテレビ局さん。1時間番組とは言わないので、ニュース番組の特集で15分もの。いかがですか? それをきっかけで他の街でも故郷映画作りが広がるはず。そんな物語の一部がDVDの「メイキング」でも描かれています。おばちゃんたちの活躍とは? ぜひ、DVDで見てほしい。


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