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若手俳優さん。俳優を目指す人たちへの応援ブログあります! [2019]

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若手俳優さん。俳優を目指す人たちへの応援ブログあります!

このところ若手俳優さん。俳優志望の方からのFacebook「友達申請」が多いので少し書く。

すでにご承知の方も多いと思うが、僕のFacebookにもらったコメントやメッセージにお返事はできない。そのことで過去にいろいろトラブルとなったので、1〜2度お会いしたことがある方でもお返事はしない。

それと俳優さんとも基本、プライベートで交流しない。これも何度も書かせてもらったが、俳優とは距離を置くことでいい仕事ができると考える。仲良くなり、友達付き合いをすることで、馴れ合いになったり、甘えたりしてしまうからだ。例えば、

「仕事が欲しい。最近、依頼がない。そうだ。太田監督に頼もう。新作を撮ると聞いた。監督はいい人だから、きっと役をくれる」

それはもう縁故入社! その役に相応しいから出演を頼む。友達だから出すのではない。でも、その俳優のプライベートを知り、大変な状態を知ると「何とかしてやりたい!」と思ってしまう。だから、最初から親しくならないことが大事なのだ。逆に、親しい俳優がブレイクした。その時に僕が

「あいつが出てくれたら、若い女の子がたくさん映画館に来てくれる。昔から面倒見てたし、特別出演してと頼んでみようか...」

なんて、思うかもしれない。それは監督として情けないこと。シナリオと企画で勝負する。それで気に入ってくれれば出てもらう。それを貫きたい。だから、プライベートでは会わない。

ただ、僕は10代から俳優志望の子たちを山ほど見て来た。売れない俳優も数多く知っている。オーディションを受けても、受けても、採用されない。女優は実力があっても30代になると仕事が激減する。これも以前に書いた。そんな俳優たちを見ていて「応援したい!」という思いがあり、昔は無料のワークショップもやっていた。太田組俳優部を作ろうと、新人を応援していた。

が、僕が応援することで勘違いしてしまう役者。わがままだを言う子。怠ける奴。「とにかく役をくれよ!」とか、「お前誰だ?」という奴。少し褒めると図に乗る若手。些細なことで落ち込み夢を諦める者。結局、誰もいなくなった。僕があれこれ言うことが結果、彼らをダメにしたのではないか?とも考えた。その頃から俳優とは距離を置いた。知り合いのマネージャーに言われた。

「監督の仕事は映画を作ることです。俳優を育てるのは僕らの仕事。それでも1000人1人ですよ。生き残るのは...」
そんなことで俳優たちとは距離置く。同時に、その頃から第1線で活躍する俳優さんたちと仕事をする機会が増えた。何も言わなくても素晴らしい芝居をしてくれる。


でも、僕もいろんな人に応援され、励まされて、監督業をスタートさせた。応援より批判、邪魔、嘲笑する人たちの方が多かったが....だから、余計に若い人にはがんばってほしい。

何か参考になれば、何かのプラスになれば!と、あれこれ記事を書いている。落ちぶれていった若手の話。チャンスを掴んだ子の話。演技って何なのか? 俳優業って何か? 業界ってどうなっているの? ハリウッドは? そんな話をあれこれ書いている。俳優のみならず、映画の仕事を夢見る人たちにはプラスになるはず。

僕の監督した映画は全てブログを書いている。今もアーカイブが見れる。それぞれの「映画業界物語」というカテゴリーにそれらが保存されている。もし、興味があれば読んで欲しい。でも、あれこれ質問はして来ないように! よろしくね。

「明日にかける橋」ー映画業界物語は以下から飛べます。
https://cinematic-arts.blog.so-net.ne.jp/archive/c2306016276-1


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