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「明日にかける橋」ららぽーと磐田にて 来年1月12日(土)( 1日限り)アンコール上映が決定 [12月ー2018]

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【速報!】

「明日にかける橋 1989年の想い出」

 ららぽーと磐田にて

ロケ地静岡県磐田市

2019年1月12日(土)14:00〜

アンコール上映が決定

9週間のロングラン。大ヒット。

「もう一度観たい!」

という熱い声に応えて1日だけのアンコール上映が決定しました。

最後のチャンスです。5.1chステレオ。大スクリーン! 感動をもう一度!




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「明日にかける橋」に出演してくれた富田佳輔くんの新作です。「青の帰り道」公開中! [12月ー2018]



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「明日にかける橋」に出演してくれた富田佳輔くんの新作です。




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続・明日にかける橋」製作が問題なく進み、無事に完成した理由?=異文化を理解するということ。 [地方映画の力!]

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続・明日にかける橋」製作が問題なく進み、無事に完成した理由?=異文化を理解するということ。

前回も書いたが「明日」は準備から、撮影、ポストプロダクション。そして劇場公開とトラブルなく、本当にうまく進んだ。大ヒットし、多くの観客が「感動した」と喜んでくれた。その1番の理由はやはり、地元実行委員会の皆さんの活躍である。

お世辞で言うのではない。地方映画を作る時に一番難しいこと。一番揉めるのは地元の方々とのコミニュケーションだ。映画作りは通常の仕事とは違う。方法論や価値観。ルールも一般の人には理解し辛いものばかりだ。そこに建築屋さんの価値観、役所の方法論を持ち込んでも絶対にうまくいかない。

なのに、多くの地方映画ではそれをゴリ押しする人たちが必ずで出てくる。だから製作開始が決まる前から僕は何度も地元に通い、その説明をする。しかし、多くの人は「どの女優さんが街に来てくれるのか?」とか「写真を一緒に撮れるのか?」ということにばかり興味が行き、映画製作に興味を持ってもらえない。

「高倉健に出て欲しい」「吉永小百合も来て欲しい」

という人もいて、それなら数億円の製作費が必要というと、

「そんな金どこにあるんだよ!」

と怒り出す。彼らにとって映画というのはリアリティのない夢の世界の出来事に思えているのだ。また、権利問題も理解してもらい辛い。例えば肖像権というのは、製作費を地元が出したとしても、映画に登場する俳優さんたちの写真や映像を自由に使うことはできない。

「おかしいだろ? 俺たちが金を払ってんだぞ!」

と怒られたこともあるが、撮影中に撮ったスチール写真も俳優が所属する事務所に確認して、使用許可をもらって使う。まして、その写真を地元の商店街のセールの宣伝等で使ってはいけない。これは映画界のルールではなく、法律に基づくもの。なのだが、金払った=全て俺たちのもの!という固定概念から離れられず。その説明だけで何時間もかかることがある。

スチール以前に現場で勝手に俳優の写真を撮る人達もいる。それも禁止であること。理解してもらうのに時間がかかる。サファリパークのライオンではないので、勝手に人の写真を撮ることは常識的に失礼なこと。でも、俳優相手になるとそれを忘れる。撮影中に写真を撮るとシャッターの音がする。俳優も演技に集中できない。

そんな一般の仕事では起こりえないケースが山ほどある。それをまず、理解してもらわないと撮影はできない。だが、必ず

「何で俺たちがそこまでしなきゃいけないだ!」

と怒り出す人。何ども説明したのに、現場で写真を撮る人が出てくる。それをネットに上げたりしたら、大変なことになる。そんなことを、様々なケースで説明するのだが、理解するどころか不満を持つ人もいる。

これは海外旅行でも同じ。国によって生活習慣は違う。嫌な思いもする。「おかしいだろ?」という対応もある。でも、そこは日本ではない。日本の常識やルールで測ってはいけない。映画製作も同じ。

建物を作る。映画を作る。ということに関して共通点もあるが、建設屋さんのルールで映画を作ることはできない。海外旅行と同じで、文化習慣が違うことに気づかず

「失礼だ」「おかしい」

と相手が悪いと思ってしまう。人は長年慣れ親しいだ習慣やルールで生きており、別の価値観をすぐに受け入れるのは難しい。だが、その国を訪れれば、その国のルールを守ることは大事。映画の場合。やはり通常の映画製作を理解してもらわないとならない。

「今回は市役所の意見を取り入れて撮影します」

ということはできない。餅は餅屋なのだ。そのスタート地点が本当に難しい。撮影が終わったら「完成!」と思う人も多い。「編集」という作業が理解できない。説明しても「映像を繋ぐだけで、何で3ヶ月もかかるの? なんかサボったりするわけ?」と言われてしまう。

「映画は好きでやってんだろ? だったらギャラ要らないよね?」

と最後に言われたこともある。映画作り=趣味と思う人もいる。仕事をしたら賃金を払う=常識なのだが、日常では分かることも、映画となると勘違いしてしまうことも多い。また、何度説明しても分かってもらえないこともあり。製作スタッフで我慢の限界を超え、東京に帰ってしまったこともある。

そんなことを乗り越えて地方映画は作らねばならない。それが今回の「明日にかける橋」では地元委員会の皆さんが本当によく勉強してくれて、大きなトラブルがなかった。映画スタッフが気持ちよく仕事ができる環境作りをしてくれた。これは本当に凄かった。

地方映画の成功。それは異文化を受け入れるということなのかもしれない。別の価値観を理解すること。何だか、政治や海外との交流にも繋がる。それを見事に成し遂げた地元委員会。本当に素晴らしい。


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