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アメリカ大統領中間選挙の日。=トランプ大統領を推理するの巻②彼の背後にいるのは誰か? [my opinion]

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アメリカ大統領中間選挙の日。=トランプ大統領を推理するの巻②彼の背後にいるのは誰か?

トランプの話。意外に好評なのでもう少し書く。ネットをやっている人たちはやはりリテラシーがあるのか? それとも僕のFacebook友達の多くが鋭い方々なのか? 意外だった。もっと多くの人が「トランプなんて単なるバカだよ!」とかコメントしてくるかと思いしや、そうではなかった。では、もう少しかっとんだ推理を紹介しよう。

決して、トランプを賞賛している訳ではない。が、彼がどんな人物で何をしようとしているのか? その背景に何があるのか ? そして何より、マスコミがなぜ、あそこまでバッシングするのか? その理由が一番気になる。大統領が不人気というのはあるが、正面切ってバッシングというのは、これまでになかった現象。そこに興味惹かれる。

さて、トランプは何をしようとしているのか? 彼が主張するのは「アメリカ・ファースト」これは選挙演説でも言っていたが「もう他の国ことはいい。アメリカはアメリカのことだけ考えて行く」というもの。そして「世界の警察は辞める」とも言っていた。これはどういうこと?

「世界の警察」これは世界の正義をアメリカが担って来た。平和を維持して来たという意味。だが、実際にやったのは、いちゃもんを付けて戦争を吹っかけていただけだ。ということは、戦争を止める。もうしないということ? だったら、前章でも書いた戦争で毎回、大儲けした企業は困るだろう? そのために働く政治家たちは巨額の献金をもらえなくなる。本当に戦争を止めるのか?

とにかく政治家は信用できない。どこかの国は「積極的平和外交」といいながら、実際は戦争が出来る国にしようとしている。トランプもそう言いながら、やはり戦争をして行くのだろうと思える。いかにも戦争が好きそうな顔だし、攻撃的、人種差別主義者、やらない訳がない。いやいや、イメージだけで決めてはいけない。もう少し考えよう。

アメリカが第二次世界大戦に参戦した理由。そもそもヨーロッパでどれだけ戦争をしようと、関係ない。海を隔てているし、迷惑しない。それをわざわざ派兵して多くの兵士を死なせる。当初、参戦は考えてなかったという。それがウォール街からの圧力で大統領は参加を決めたと言われる。戦争で大儲けする人たちが裏で蠢いていたのだ。

多くの政治家は多額の献金により、活動する。当然、そんな人や会社の頼み事を聞く必要がある。断れば、次の選挙で対立候補に献金されてしまう。日本もアメリカも同じだ。オバマ自身は平和主義者と言われるが、その手のグループからの要望で、記録的な空爆をした。「華氏119」でもそれを暴露されている。では、トランプはどうか? 

トランプもカジノ業者、不動産業界等からの応援があったと聞くが、彼自身は「誰にも頼らずに寄付をもらわずに大統領選を戦った」という。確かに彼は大金持ち、それが可能だ。だとすると歴代の大統領のように、軍需産業に言われても「戦争はしない」と言えるかも?「世界の警察を辞める」発言を実行できる。

もうひとつ気になるのが、マスコミが執拗なまでに彼を批判すること。それをトランプは「フェイクニュース!」と指摘する。ここは感じるものがある。日本でも原発事故以降、マスコミが真実を伝えていないことは公然となっている。一番、批判が多いのはあの国営放送。大本営発表とさえ言われている。

が、昔からマスコミは真実を伝えてはいなかった。テレビも新聞もスポンサーが付いている。それらの立場が悪くなることを報道はしない。アメリカも同じだ。その意味ではトランプのいう「フェイクニュース」というのは正しい。面白いのは、ここまでマスコミを敵にまわして対決する大統領はいなかったということ。何か悪役レスラーのような言動や行動が多い。ただ、やはりマスコミもおかしい。なぜ、執拗にトランプを攻撃するのか?

聞くと、選挙前、ほとんどのマスコミはヒラリー支持だったと聞く。3大ネットワークも、ニューヨークタイムズも、ワシントンポストも、日本でも有名なCNNなどは、クリントン・ニュース・ネットワークとまで(頭文字を取って)言われていたくらいだ。

トランプとヒラリーの対論をCNNが放送したとき、トランプが話そうとするとマイクの調子が悪くなったり、司会者の質問がヒラリーに有利なものだったり、僕もネットで見たがかなりアンフェアーなものだった。

トランプを支持したのは「華氏199」でも描かれていたが、FOXテレビのみ(「ウォーキングデッド」を放送している局だ)そう考えると、マスコミは支持したヒラリーが破れて、トランプ憎しで、批判的になるのも分かる? いや、報道は公正中立(ではないが)、マスコミがそんなことで感情的になり、反トランプを続けるだろうか?

例えば湾岸戦争。日本のテレビでも映像が放送されたが、まるでテレビゲームを見るように、爆撃機、或は衛星からの俯瞰映像。地上では美しいばかりに爆発の光が見える。犠牲者も破壊される建物も映らない。確かCNNあたりがそんな映像を何度も流していたが、これはベトナム戦争時の反省があったと言われる。

当時、マスコミはかなり自由で、戦地に行き、様々な光景を撮影。軍もそれを許した。が、その残酷な悲惨な映像や写真を見て、国内では反戦の声が広がり、大きなうねりとなった。ニクソンは当初、ベトナム戦争を止めると公約して大統領選に立ったほどだ。結局、当選後は戦争を長引かせる決断をするのだが、ここでも軍需産業が働きかけ、大統領の意思を変えてしまった。

話を戻す。ベトナム戦争の反省からマスコミを戦地には入れず、CNNだかに独占させて、軍からの映像を放送させたように記憶している。悲しみや破壊の映像を見せないことで、戦争反対の思いを起こさせない戦略である。それに協力したのが、多くのマスコミだった。

それを思うと、彼らはヒラリー支持だったというより、別の意図を持ってヒラリーを応援していたのではないか? もっというと、トランプが大統領では困る事情があるのでは? だから、徹底批判して、不人気にして、大統領の座から引きずり降ろしたい?そのあとは? 彼らの目的を実現してくれる別の大統領を応援する。

日本のマスコミ。例えばテレビ局はアメリカの局と提携している。先のクリントン・ネット・ワークではなくCNNはテレビ朝日。そこはCNNからもらったニュースや映像を使ってアメリカを報道する。他のテレビ局も同じだ。ここでくれば、かなり繋がった。軍需産業は戦争をしたい。大儲けしたい。ヒラリーを大統領にすればまた、戦争ができる。それを仲間のマスコミも応援した。

なのに、トランプに負けた。おまけに「世界の警察辞める」という=戦争はしない。これはマズい。引きずり降ろそう。こうして、マスコミは全力でトランプを攻撃する。でも、本当にトランプは戦争をしないのか? いかにもやりそうな顔をしている。ヒラリーの方が女性だし、知的だし、戦争の無意味さを理解しているようにさえ感じる。その試験石が北朝鮮だった。

最初「空母を差し向け、人工衛星で金正恩を探し、暗殺部隊を送り込んだ」と言われ、ついに朝鮮戦争再開か?と思えた。が、ここでもヘンに思えたことがある。なぜテレビで暗殺部隊派遣なんて報道するの? それも日本の番組で!北は日本のテレビ見れるのに?

もし、本当なら絶対にマスコミには漏れないようにして送り込むはず。空母にしても同じ。本当に攻撃するなら、真珠湾のように奇襲でないと。北朝鮮から発射されたミサイルは韓国にいる米軍にはすぐ届く。多くのアメリカ人が死ぬ。攻撃は一瞬で決めないと。

「トランプ戦争する気ないな?」

まさにトランプゲーム。ポーカーだ。凄い手があると思わせておいて、相手に降りさせる。まさにそうなった。攻撃どころか、2人が握手する映像が数ヶ月後に中継された。そして、南北は朝鮮戦争終結に動きだした。トランプはTwitterで「チビ」とか「デブ」とか「ミサイル野郎」とか批判していたのに、今では褒めちぎっている。

歴代の大統領ができなかった朝鮮戦争をトランプは終結させたのだ。しかし、このときもマスコミはトランプを批判した。中身のない条約。何ら進展はしていない。日本の政治家などは

「安易に戦争を終わらせるのは危険だ」

とまで言った奴がいる。え? 戦争続けてほしいの? でも、これでアジアの火種は消えようとしている。つまり、北が暴発して戦争を始めれば米軍はどうしても対応せねばならない。トランプのいう「世界の警察」を辞められなくなる。

が、これでアジアの大きな危険がなくなりそうだ。ということは、アメリカは「世界の警察」を辞めて、「アメリカファースト」に専念して行ける環境がひとつできた訳だ。おーー、トランプは本当に公約を果たそうとしているのか? こうなると、困る人たちもいる。そう、多額の献金をして政治家やマスコミを動かし、10年に1度の戦争をせねばならない人たちだ。死活問題。

同じことを50年前にしようとした人がいる。ジョン・F・ケネディ大統領だ。ベトナム戦争を止めようと、その発言をしたあとにダラスで暗殺された。あとを継いだ副大統領だったリンドン・ジョンソンは、ケネディの意思は継がず、ベトナムへの増兵を指示する。

そのあとのニクソン大統領は先に書いた通り、ベトナム終結を公約で立候補し、当選後は戦争継続に舵を切った。その背後にいた人たち。めっちゃトランプを許せないだろうなあ。

「お前、何を勝手なことやってんだよ!」

というところだろう。それこそ、暗殺だって考えているかもしれない。或はスキャンダルを探して、引きずり降ろす。でっち上げでも何でもいい。マスコミにも攻撃させよう。日本でもある政治家はそんな大企業グループのネガティブキャンペーン攻撃を受け、国民の多くが「悪い人」と思い込んでしまった事件がある。

では、トランプは正義の人なのか?いや、正義とか悪ではない。彼は政治家ではなく、もともとビジネスマンだ。彼にとってアメリカ合衆国株式会社なのだ。それがこの数十年、会社のことより、他の国のことばかりに関わり、社員や家族が大変な思いをしている。

「アカンやろ! まずは社員と会社のこと考えようぜ!」 

というのが「アメリカンファースト」会社の経営者の発想だ。悪を正すとかではない。一部の部署だけが儲かり、大多数の社員が困っている。「それはいかんぜよ!」ということだ。

ただ、分からないことがある。トランプがそんな真面目な経営者に見えない。大きな力を持つグループを敵にまわして、国民を守ろうというタイプに見えない。むしろ、裏で悪事をしても儲かれば何でもいいというタイプに思える。また、命を狙われてまで、大改革をする意味もないはず。金持ちだし、それなりの人生を送ればいい。むしろ、あちら側の人だ。

そこが一番の謎だった。そこまでする理由がない。だが、その理由の一端が見えて来た。彼を支持する人たちがいる。人たちではなく、団体、グループだ。謎の秘密組織ではない。実在する。ペンタゴンだ。え? 軍人でしょう? それなら戦争したい人たちじゃないの? と思うが、そこにも背景がある。そして目的を持つのはその人たちであり、代理人がトランプなのだ…。

これでトランプの背景が見えた。ここまでは一応、筋が通るし、整合性がある。そうすると、残る疑問は? そして、日本のあの人に対しては? その辺はまた別の機会に!



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アメリカ大統領中間選挙の日。=トランプ大統領を再び考えるの巻① [my opinion]

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アメリカ大統領中間選挙の日。=トランプ大統領を再び考えるの巻①

先日観た「華氏119」マイケル・ムーア監督作にしては切り込めていない作品であったこと。記事にした。どうも反トランプ陣営から頼まれて作ったような? 或はトランプ批判!という看板で実はフリント市の水道問題を伝えたかったのか?「トランプ許せない!」という思いが伝わらない作品だった。

むしろ、「ヒラリーって汚ねえなあ〜」「オバマってそんな奴だったの?」という印象が残る。でも、今さら前大統領や落選した人を批判しても盛り上がらない。で、「嫌われ者のトランプを!」という趣向にも思える。

さて、トランプ大統領だが、選挙前から注目している。僕自身も「華氏119」で描かれたように「絶対にヒラリーが勝利する!」と思っていた。不動産王で、ビフ(?)の見るからに怪しい男より、「初の女性大統領!誕生。さすがアメリカ」となること想像していた。

が、そのヒラリーも問題あること。あれこれ聞いていた。先のムーア監督の映画「シッコ」で描かれていたが、以前ヒラリーは日本のような国民健康保険を提案。「いいぞ、ヒラリー!」と思ったが、製薬会社から高額の献金をもらうとあっさり断念。

さらに、彼女が非常に野心家であること。旦那が大統領の頃からよく知られている。そして、オバマ政権で国務長官となったが、次の内閣では外されている。強行に戦争路線を主張したことで、オバマに遠ざけられたと言われる。

ただ、基本アメリカは戦争をしたい国だ。10年に1度戦争する。「世界の警察」といいながら、いちゃもんを付けてでも戦争を始める。イラク戦争がまさにそれだ。「華氏119」の中でも、大統領候補の討論イベントで、パパ・ブッシュの息子(弟の方)がトランプに

「大量破壊兵器は見つかったのか? あの戦争は犯罪だ!!」

となじられていたが、まさにその通り。侵略行為と同じ。それがアメリカという国。911も自作自演との説が最近は有力視されている。あの事件がきっかけでアメリカは「テロリストは許せない!」となり、戦争になだれ込む。日本軍の真珠湾奇襲のときと同じ構図。当時、アメリカは太平洋戦争には加担せずという方針。世論も大半が「関わるべきではない」だった。それがパールハーバーアタック「日本許せない!」となり、参戦。

やらせではないが、日本が宣戦布告するように追いつめ、真珠湾奇襲を知りながら、わざと攻撃させた。事前に知っていたので、主力空母は全て別の場所。それらが撃沈されていたらミッドウェイ海戦も別の結果になっていただろう。それだけでなく、ベトナム戦争にアメリカが参戦するきっかけ=トンキン湾事件。あれも実際にはなかった事件。でっち上げだ。それを理由にベトナムに乗り込んだ。

つまり、理由をつけて、理由を作ってでも、ウソだとしても戦争したいのがアメリカという国だ。

「なぜ、戦争がそんな好きなの?」

と思うだろう。好きとか嫌いではなく、儲かるから。戦争をして儲かるのは軍需産業、ロッキードやグラマン(戦闘機を作る会社)だけではない。例えばコカコーラ。マルボロも軍需複合体の1社。戦争になると国が製品を買い上げて、兵士に配給する。それら軍需複合体と呼ばれる、戦争で儲かる巨大なグループが政治家に、政党に献金する。だから政治家たちはがんばって戦争ができるよう、あれこれ努力(?)する。

そんな軍需産業の支援を受けている1人がヒラリーだ。女性で、聡明に見え、元大統領夫人でもあるし、イメージはいい。が、実は戦争屋の手下。国民保険も製薬会社から多額の献金をもらえば諦める。アメリカは医療費がバカ高い。それで儲けている人たちがいる。国民保険はそれを妨げるのだ。

日本は国民保険がある。これはアメリカにない素晴らしい制度。その意味を分かってない人がいるが、アメリカには同じものはない。(その後、オバマがオバマケアという制度を作ったが、実はとんでもない代物で、問題となっている。日本の国民保険とは違う。これはまたいずれ)

だから、前の大統領選。戦争屋の子分であるヒラリー。不動産王=見るからに怪しいトランプ。「どちらがいい?」というより、どちらが「マシか?」と言われていた。が、圧倒的に印象がいいのはヒラリーだ。それがなぜ、破れたか? 不正選挙? いやいや、それをするなら権力を持つヒラリーだろう。そしてムーア監督が映画で追及するはず。でも、それもなかった。

つまり、支持する人たちがいたのだ。例えばトランプはメキシコからの不法移民を止めるために国境に壁を作ると言っていた。日本では人種差別にさえ思える。が、僕はLAに6年住んでいたので分かるが、その不法移民が町に住み着き、仕事を奪い、犯罪を犯し、大きな社会問題になっている。

毎年、何万人もの不法移民。対応に巨額の税金を投入。数多くの人員も必要。「ある年より以前に不法入国したものは市民権を与える」という無茶な制度まで実施された。だから、国境に壁を作り、不法移民を止めるという主張は大いに支持されたのだ。

日本から見ると「移民の人が可哀想」と思うかもしれないが、もし、日本に毎年何万人ものが、観光でなく、アジアの国々から不法もやって来て日本に住み着き、犯罪を多発させたらどうだろうか? 可哀想と思えるだろうか? 優しく受け入れるだろうか? つまり、トランプの政策は国民を喜ばせるものがいくつもあった。それを支持する人たちも多いということ。

日本のニュース番組を観ていると、インタビューでトランプを批判する人を多く放送しているように思える。それらも真実の声だろう。でも、支持する人もいるから選挙で勝利した。そう考えると日本のマスコミはやたらトランプ批判が多い気がする。そのくせ自国の総理を批判するのを控えるが...。 

その辺を考えて行くと、いろんなものが見えて来る。最近、噂のQの存在。朝鮮戦争の終結。南北の和解。なるほど、繋がって来るなあ。かなり書いたので、その辺はまたいずれ。中間選挙のあとに一斉検挙があるとの噂もあるが、本当に行なわれるかどうか? 期待している。



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