SSブログ

明日にかける橋ー現状を報告。映画、申告、映画館公開等 [2月ー2018]

28164426_1823089744431988_2763016443496401029_o.jpg

「明日」進行報告。

再編集は少し前に終え、現在は音効(音響効果)さんが音付けをしてくれている。それが終わったら、すでに完成している音楽と共にミックスダウンするMAを行なう。さらに寄付応募が3月下旬で終了するので、それをまとめた地元実行委員会からの報告を受けてエンドロールに名前を追加。完成した映画に付けると完全完成。

申告準備がほぼ終了。

数日内に税理士さんを訪ねて疑問点が全て解決されていれば、あとはお任せ。税務署に申告をしてもらう。映画としては低予算作品だが、それでも数千万円の費用がかかっており、それを数百円。数十円単位まで全て確認して申告するのは本当に大変な作業だった。

宣伝活動の準備。

現在、東京6月、全国秋公開を目指して配給会社が映画館と交渉中。夏の映画なので7月8月に公開できるといいのだが、映画館は大手映画会社の作品を優先。インディペンデントは搔き入れ時である夏休みに上映することはまずできない。だから、その前後にお願いするしかないのだ。さらに通常は1年待ち。多くのインディペンデント映画が上映を申し込みしているので、その中で6月、秋公開が実現すれば、凄いことである。

東京6月は可能性

が出て来た。ある劇場が「非常によく出来た作品!」と評価してくれたとのこと。まだ決定ではないが、そのときにすぐ動けるように宣伝準備をスタートさせた。チラシ、ポスター、前売り券のデザイン。そして印刷。マスコミ試写会の準備。4月頃から試写会も始めたい。海外の映画祭にもアプローチしている。

ただ、監督業というのは宣伝活動を何ヶ月してもギャラはもらえない。なのに僕はこれまで他の仕事を断って宣伝活動をした。というのは配給会社が本当に何もせず、ポスターとチラシだけ作って終わり!というところが続いたからだ。結果、僕1人で宣伝活動。当然、ギャラはもらえず、経費は自腹。宣伝に時間を取られて生活のための仕事ができず、収入がゼロに! 借金で家賃を払い、生活するようなことをしていた。その後は心ある配給会社に依頼。僕は仕事をしながら、宣伝活動ができるようになった。が、今でも仕事を減らして宣伝してしまいがちでマズい。。

その次の仕事だが

「明日」以前に依頼されたプロジェクトがいよいよ春からスタート。思い出すことがある。昨年の今頃「明日」を1年延期しようという案が出たことがある。そうなると撮影は今年の夏ということになっていた。春ー秋は先に依頼された仕事がすでに決まっていたので、延期なら僕は降板ということになった。また、映画で「延期」というのはまず潰れる。それは不安の先送りにしか過ぎない。延期して完成した映画はまずない。だが、委員会メンバーは「何があっても夏に撮影する!」と決断。実際、夏に撮影。映画は間もなく完成する。彼女たちの勇気ある決断が厳しい現実を越えたのだ。本当に素晴らしい。

その「次の仕事」の準備も始めている。いろいろ勉強をせねばならないことがあるのに、時間が全く取れていない。ここからスタートだ。いろんな思いが交差する中、春からのさまざまな戦いが始まる。

m_E382BFE382A4E38388E383AB.jpg
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。