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「明日にかける橋 1989年の想い出」特報!(動画) [「明日」編集]







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明日にかける橋ーポスプロ日記  パンフ制作続報! [ポストプロダクション]

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次第に「編集日記」では対応できなくなってきたので、「ポスプロ日記」というタイトルをつけてみる。「ポストプロダクション」の略。映画撮影以降のことをポストプロダクションと呼ぶ。ちなみに撮影以前を「プリプロダクション」という。

パンフレット制作も進んでいる。デザイナーさんからラフが送られて来た。それをチッェクして直しをお願いする。パンフはプロデュサーが主となって進めていたが、彼は今、別の作品の撮影中。動けない。で、僕がやらねばならない。が、そもそも、パンフは監督でないと分からないことが多いので、いすれにしてもやらねばならない。

例えば、デザイナーさんはセンスある配置やレイアウトをしてくれるが、どの写真がどの場面の写真で、誰が俳優で誰が市民俳優か?分からない。ネタバレする写真。撮影風景なのか?ドラマのスチールなのか?も現場にいないと分からない。さらにロケ地。いろんなことが分からないと写真を選ぶことができない。

それをおおまかにお伝えしてデザイナーさんがまずレイアウトを決めてくれるのだが、どうしても間違いや勘違いもある。それを見つけて指摘できるのは極々一部のスタッフだけ。今はもう僕しかいない。という訳でその作業もせねばならない。

デザイナーさんは毎回、お願いしている方。抜群にセンスがいい。今回もかなりいい感じになりそうだ。イメージとしては映画パンフというより、女性のファッション雑誌を目指している。

僕も記事を書かねばならないのに編集で忙しく、なかなか書けなかった。先日、少し編集を止めて急ぎ執筆。それをようやく今朝送った。デザイナーさん済みません。そのとたんにラフが届いた。

今朝からは写真入れ替えのお願いのために、写真探しが続いている。まだまだ、やること山済み。秋風景撮りの連絡と準備もせねば。。。。あーーー、歯医者も行かないと!(写真は前作「向日葵の丘」のパンフ。田中美里さんのインタビューページ)


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明日にかける橋ー編集日記 あとこれだけの作業がある!? [ポストプロダクション]

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残りの作業について書いてみる。編集作業は間もなく終了するが、その前に秋風景撮影のために地元へ。紅葉を中心に、秋らしい風景をいくつか撮影。それを持ち帰り、これまで編集した本編映像に入れ込む。これで地元の美しい四季を劇中で見せることができる。これは企業映画ではなかなかできないこと。四季撮影は多額の費用がかかる。太田組方式だからこそ僅かな予算で可能となる。以前に詳しく書いたので今回は省略。

音楽制作はすでにスタートしている。それとは別に効果音をつける作業が待っている。夏の物語なのでセミの声、虫の声。それだけでなく足音。扉の音。時計の音。撮影時に現場で録っているものもあるが、音も演出。その場ではしない音もつけることで物語が際立つ。

さらに「ドーン」とか「ガーン」とか、衝撃の展開があったときに聞こえる効果音もつけねばならない。そして、すでに録音されている音を「整音」する。映画館でみるときに観客が見やすいように、音を一定にして、小さな音は小さく、大きな音は大きく。それらをステレオにして、右から聞こえる。左から聞こえるというバランスをつける。

映像処理もスタートしたが、まだまだ時間がかかる。まずカラレコ。 3台のカメラで撮影しているので(いや、4台だ)それぞれに色合いが違う。それを統一する必要がある。また、同じカメラでも場所によって明るさが違う。それも統一。あるいは演出として画面を暗めにする。明るくする。赤みを強くする。画面を青くするいうこともせねばならない。

あと、合成。1989年が舞台なので、現在の街で見かける看板が写ってはまずい。劇中では当時の看板が上がってなければならないのだ。と言って、それをいくつも作るのは費用が大変。なので、合成で対応。劇中に登場する銀行も現在ある銀行を撮影するわけにいかない。架空のものにして看板を合成せねばならない。あと、花火を見上げる俳優たちの合成。花火大会で実際に俳優を呼び撮影するのは大変。なので、別に撮ったものを合わせる作業も必要。

こんなふうに完成まではまだまだ作業が必要だ。ただ、編集作業は僕が1人でやっていたのに対して、これらの作業はその道のプロフェッショナルが参加。進めてくれている。本当にありがたい。あとは時間との戦いだ。


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秋風景撮影が近づいて来た! 連絡だけでてんやわんや [ポストプロダクション]

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太田組作品では毎回、映画の中でその町の四季を描く。秋は紅葉だ。その撮影のために近日中にロケ地を訪れる。その連絡と共に、これまでもらった連絡の返事もせねば!と思ったのだが、誰が、どう連絡がくれたか? 分からない。メールか? Facebookか? ブログか? ラインか? メールでもアカウントがいくつもあるの。

その内の1つにも、もの凄い数のメールが来ていて遡ってもなかなか見つからない。あれ? Facebookでの連絡? 相手のアドレスを探すだけで、1時間。本当に参る。本来、連絡業務はプロデュサーが担当するのだが、現在彼は別の映画で撮影中。修羅場で戦っている。

どのスタッフもそうだが、1年以上1本の作品に専念する余裕はない。また、それをしてもらうなら、1年は生活できるだけのギャラを支払わねばならない。そうやってメジャー映画は最低でも1本1億円という製作費が必要となるのだ。経済的に上げる方法はひとつ。監督が7人分働くこと。そうやって人件費を削減することが重要。

ま、毎回そうなのだが、ここしばらく参加してくれている今のプロデュサーは何だかんだで、最後まで付き合ってくれ、本当に感謝している。だが、さすがに撮影中だと動くことはできない。で、僕自身が連絡するのだが、アドレスは見つからない。前回連絡受けたのがいつか?分からない。メールかラインか?も分からない。検索しても出て来ない。

そんなことで朝からどんどん時間が経って行く。見つけた人から連絡。でも、まだ半分も行かない。撮影前後は演出部を通じて、製作部を通じて連絡していたので、考えるとアドレスを知らない地元の人もいる。それならいくら探しても分からない。でも、その分からないことが分からない。と言っている内に、歯医者に行く時間。。。。あーーーー!(写真のような紅葉は果たして?)


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