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映画人生を送っていると実感できない年月の流れ=でも、同級生は来年で定年?! [映画業界物語]

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映画人生を送っていると実感できない年月の流れ=でも、同級生は来年で定年?!

久々にテレビを見て、あれこれ感じた。どうも僕は未だに17歳の気分で、今も「だから大人は信用できない」とか言ってしまうことがあるが、お前こそが大人だろ?と言われる。来年にはもう60代に突入。信じられない。今、50代というのも信じがたく、40代も実感ないままに終わっている。30代?それならありかな? でも、発想は未だに17歳から進歩していないだろう。

実感がない理由には結婚をしていないということがある。子供の成長を見つめることで、年月を感じるものだ。また、会社員なら、新入社員が入ってきたり、課長や部長に昇進したり、定年を迎えたりで実感する。映画の仕事を、それも結婚せずに続けていると、時の流れを感じるのは難しい。髪はすっかり白くなったが、年齢による老化をあまり感じない。

でも、考えてみると身の回りでは月日が流れている。友人の娘。この間までモーニング娘。の矢口ファンだと言う中学生だったのに、今は働いて家計を助けているという。静岡の友人は来年、定年なのですでに準備を始めたと年賀状をくれた。お世話になった方が定年後も会社で働いていたが、春から完全にリタイヤーとか聞くと、やはり時代の推移を感じる。

撮影現場でも今や僕が最年長。19歳の時に映画の仕事を始めたので、(その後、留学してブランクあり)あの頃は20代が周りにおらず、上の先輩は30代。「ウエストサイド物語」公開の年に生まれたというと、先輩たちから「ついこの間だろ!」と言われた。が、今や、現場の後輩たち、俳優たちは昭和、どころか平成生まれ。あと十数年で令和生まれも出てくるだろう。

僕が子供の頃に、2時代前というと明治。そう、明治生まれのおじいさんと仕事するようなものなのだ。しかし、実感がない。矢沢永吉は昨年で70歳だが、まだステージに立ち続けている。それでも秋のライブでは体調不良で公演延期。デビューして初めてのこと。「60後半から体のあちこちに問題が出てきた」という。だとしたら僕はあと5年後くらいからだろう。まだ、実感しないが、そういう年齢なのだ。



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