地方映画の作り方(第6回)撮影準備って何をするのか? 衣装合わせ? [地方映画の力!]
地方映画の作り方(第6回)撮影準備って何をするのか? 衣装合わせ?
撮影の1〜2ヶ月以上前からー衣装、美術、小道具、撮影プラン、等を進める。俳優を順番に呼んで、劇中でどんな衣装を着て、どんなメイクをして、どんな小道具を持たせるか? メイン俳優全員分を決める。
衣裳部が準備したいくつかの衣装を順に着て、印象を確認。髪型はどうするか? ヒゲは? 肌は? それらを全て決め、撮影当日はスムーズに進むように準備する。
衣装合わせの際、演じる役について監督と俳優で打ち合わせをすることが多い。監督側からは要望やイメージを伝え、俳優側からは提案や疑問が出される。そこで役の方向性を統一し、撮影現場で揉めないように双方が確認をする。
監督は撮影に向けて、カット割りや撮影法を考え、スタッフは撮影時にトラブルを起こさないように、事細かに段取り、準備を進める。この段階の準備がとても大切。時間がなく、バタバタで進めて、撮影時に衣装が違う!特殊メイクが用意されていない!となると、その日の撮影ができない。
低予算映画でも撮影では1日に数百万が飛ぶ。膨大な額が無駄になる。スタッフは念には念を入れて準備。いよいよ撮影を迎える。
(つづく)
コメント 0