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地方映画の作られ方(第5回)地元キャストオーディション? [地方映画の力!]

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地方映画の作られ方(第5回)地元キャストオーディション?

映画会社が作る大作と違い、独立プロが製作する地方映画(町おこし映画)は通常とは少し違う進行をする。特に太田組の場合はかなりユニークな手法だ。それを前回に続いて紹介しよう。

⑩ 地元キャストのオーディション                            

これも太田組スペシャル。監督曰く「地元感を映画で出すには全てが東京の俳優ではいけない。地元の人たちにも単なるエクストラだけではなく出演してもらう」

どの町にも劇団経験者や経験がないけど芝居がうまい人たちはいる。また、漁師の役はどんなに俳優が頑張っても本物にリアリティでは敵わない。セリフはプロには敵わないが、セリフのない役で座っているだけで絵になる人もいる。町中にアナウンスして地元オーディションをする。

これが映画製作を盛り上げる。寄付活動も熱が入る。毎回100人近い人が出演。芝居ができる人はプロの俳優とも共演してしもらう。ここが太田組の地方映画が他の映画と違う点である。

皆が関心を持ち、力が入る。やる気になる。完成後は町の記録となる。10年経って見ると懐かしさが溢れる。それが地元映画の魅力である。(写真は太田組「朝日のあたる家」での地元オーディション風景と新聞記事)

(つづく)


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