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俳優になるにはまず、プライドをズタズタにされること①=そこからがスタートだ? [映画業界物語]

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俳優になるにはまず、プライドをズタズタにされること①=そこからがスタートだ?

俳優になるには「鋭い感受性」が必要という話。

いろんな角度から書いてきた。例えば「鋭い感受性」=怖がりというのは当てはまる。夜怖くてトイレに行けない子供。これは想像力が豊か。「お化けが出るんじゃないかな?」というイマジネーションが働く。でも、大人になるにつれ現実的になり想像力を失う。なのに怖がりというのは、表現の仕事に向いている。

センスも大事。おしゃれというのも感受性の成せる技。ただ、一流ブランドが好きというのは違う。そのセンスに惹かれるのではなく、一流ブランドだから好きという人も多いからだ。

就職希望がマスコミとか外資系とか大手銀行という人たちと同じで、そこでしたい仕事があるというよりブランドとして憧れているだけのことが多い。それと同じで高級ブランドを持つことで「自分が一流になった」と思いたい種の人々。決して「感受性」がある訳ではない。

「俳優ブランド」に憧れている人もダメ。

俳優だけでなく、作家でも、歌手でも、「私は特別。人とは違う」というプライドを満足させるために、その種の仕事をしたがる人も多い。

芝居が好きなのではなく、テレビに出て、キャーキャー言われ、大金を稼ぎ、有名になる。そこに憧れているだけの人がとても多い。要は注目を浴びて、虚栄心を満たしたい。強い自己確認をしたいという人たち。

もちろん、それが動機でスタートして成功する人もいる。しかし、多くは芝居がしたい。歌が歌いたいーではなく、有名になりたい。チヤホヤされたいが目的なので、辛い稽古をしたり、下積み生活に耐えたりというのを嫌がる。手軽にデビューしたい。

「大手プロダクションに入りたい」という。

その手の人はまず成功しない。高級ブランドが好きな人たちと同じ。高級品を身にまとうことで自分も高級になったと思い込む。楽していい気分に浸りたい。そんなタイプなのである。表現の仕事は無理だ。別の角度からも説明しよう。(つづく)


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