作家・東野圭吾との共通点=同じ大阪で高校時代。共に怪獣好き!? [読書]
作家・東野圭吾との共通点=同じ大阪で高校時代。共に怪獣好き!?
90年代。僕は島田荘司さんをはじめとする新本格派からスタート。いろんなミステリーを読んだ。その後、宮部みゆきさんにハマり。「理由」以前はほぼ読んでしまった。不思議な縁でその「理由」の映画版(大林宣彦監督)のメイキングを担当している。その後は監督デビューして、本を読むという時間がなかなか取れず、自宅入院状態の時に村上春樹を読みあさり、それからもう8年が経つ。
今回の自宅入院状態でのヒットが東野圭吾。ドラマや映画にはなっており見ているが、原作は読んだことがなかった。今は「流星の絆」を読んでいるが、まあ、面白い物語をあれこれ考えるものだ。僕も物語を作る脚本家の仕事をしているが、脱帽だ。一体、どんな人なのだろう?と調べてみると。僕より2歳上。ほぼ同世代。
自伝的なエッセイを読むと怪獣が大好きだったと知り、共感。「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」を同じような番組を子供時代に見て、夢中になり、怪獣にもかなり詳しいようだ。これは仲良くなれるかもしれない。怪獣ものは僕も負けない。「この人は凄い」と思ったのはあの切通理作さんだけ。
いつか、東野さんと怪獣対談というのをしてみたい。そして、中学時代に「アルキメデスは手を汚さない」というミステリーを読んだとのことが、僕も読んでいる。そこから「二十面相」でない大人の推理ものを読み始めたのだ。さらに共通点は大阪で中学、高校時代を送っている。なのでエッセイを読むと笑えるところが多い。
とても偉そうなことを言うと、僕は小説で映画化したい!と思う作品がない。僕の監督作は全てオリジナル。そして家族の絆で最後に泣ける。東野さんの小説も同じ。もしかしたら、東野さんの原作で「映画化したい!」と言うのが見つかるかも? でも、人気作家だ。原作料を払いきれないかも? そんなことを考えつつ、彼の小説を読んでいる。
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