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大手広告代理店の友人との会話。 映画「明日にかける橋」は1億円以上の故郷宣伝効果?! [地方映画の力!]

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大手広告代理店の友人との会話。
映画「明日にかける橋」は1億円以上の故郷宣伝効果?!

友人「監督。稚内の映画祭に行くんですって?」
僕「うん。昨年の『明日にかける橋』を上映してもらって俳優のトチノさんとトークショーしてくる 
 よ」

友人「また、『袋井市の3人の主婦が声をあげて、磐田市、森町の人たちも賛同して、市民の寄付で映画
  作りが始まった』という話をするんでしょう?」
僕「もちろん。今回は企業映画でなく地元の人たちの思いで作った映画だと伝えないと!」

友人「多分、稚内の方々は『袋井』も『森町』も聞いたことのない街だと思うし、『磐田』はサッカー
  で多少知られているけど、何もなければ一生、知ることがなすしね...」
僕「その街がどれだけ素敵で魅力的な街か?映画を通じて知ってもらうことも今回の映画の目的でもあ
  るから、稚内の映画祭での招待上映はとてもありがたいよ」

友人「もし、ロケ地の市役所が映画なしに北海道で『我が街』をPRをしようとしたら大変。イベントを
  開催しても、なかなか人は来てくれない。街の風景や歴史をパネルにして展示しても、興味を持っ
  てもらうのは難しい。職員が街の魅力を語ってもまず聞いてくれない。何より職員の交通費、宿泊
  費、資料代、展示資料代、会場代で何百万円は必要!」

僕「さすが広告代理店!プランナー。視点が違うね〜」
友人「でも、映画『明日にかける橋』があるので、交通費も、宿泊費も映画祭側が払ってくれて、会場
  を用意、客も集めてくれて、役所がイベントでパネルを貼る以上の宣伝効果を映画はあげる。多く
  の人が街の魅力を堪能してくれる」
僕「そーなんだよ」

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友人「役所の職員が北海道まで行かなくても、おしゃべりな監督と俳優が出向いて、がんがんアピー
  ル。地元でも役所の人の話より映画監督や俳優の話を聞きたがるから客も集まりやすい。それをま
  た監督や俳優がSNSで発信。監督のFacebook友達は4千人以上でしょう? 役所の観光課が1円
  も使わず、街の宣伝ができて、費用対効果は数百万円ということになるなあ。ふるさと納税に負け
  ない額ですよ」
僕「なるほどねー」

友人「観光客を呼ぶことも重要だけど、まず、我が街を知ってもらうことが難しく。名前を覚えてもら
  うだけでも、企業は何億円も払ってコマーシャルするんですよ。そう考えると故郷映画って凄い力
  を発揮しますよね」

僕「うん。北海道の映画祭で上映と聞いても、へーそう?と思う市民もいるかと思うけど、地元の人た
  ちが作った映画は物凄い宣伝効果を上げているんだよ」

友人「昨年までの全国公開、DVD発売、マスコミが取り上げ発信した情報、ちょっと計算したんですけ
  ど、軽く1億円を超える費用対効果。1億円かけて故郷を宣伝したと同じ! 市や県は地元のおばち
  ゃんたちを表彰するべきですよ!」
僕「その映画はこの先、10年、20年、50年、100年と残るから。延々とアピールになる。作ったおば
  ちゃんたち、やっぱ凄いなあ〜」



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