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宣伝PRについて、なぜ、みんな関心を持たないだろう? [地方映画の力!]

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宣伝PRについて、なぜ、みんな関心を持たないだろう?

業界のこと。一般の方々でもいろんなことを知っている。広告代理店。タレント事務所。視聴率。スポサー。バラエティ番組等でタレントがあれこれ話すことで広まったのだと思える。肖像権のことも知っている人増えている。が、意外に知られていないのは宣伝広告だ。何度も書いたが、驚くほど知らない人が多い。特に地方に行くとそれを感じる。

地方映画を作る際に地元で何度もレクチャーをするのだけど、撮影については皆さん興味を持って勉強してくれる。が、映画完成後の宣伝については、考えたこともない! 存在さえ知らないということが多い。前にも書いたが、テレビを付ければCM。新聞には広告。街を歩けばポスターが溢れている。

なのに、それらがどのように作られ、どのように展開し、どんな効果を持つのか? 興味さえ持たない人が多いことに驚かされる。大手企業は毎年何百億円という宣伝費を使っていることも意外に知られていない。そんな現実とは反対に、地方では宣伝に対して理解がなく、勉強しようという人も少ない。

なぜ、広告の海ともいえる時代に生きているのに、広告に興味を持たないのか? 80年代には糸井重里効果なのか?コピーライターになりたい人が爆発的に増えたことがある。広告代理店といえば、電通というのも知っている人は多いだろう。しかし、「電通ってどんな会社?」と聞くと

「コマーシャルを作っているところでしょう?」

という人が多い。要は宣伝広告に興味があるのではなく、糸井さんみたないカッコいい仕事がしたい。就職するなら大手の電通がいい。みたいな感覚だったのだろう。その時代から30年以上が経つが宣伝広告について、社会には浸透していない気がする。そこに何か理由はあると思うのだけど、僕も偉そうなことは言えず。映画の仕事を始めてから、あれこれ勉強した。

ついにネットの広告収入がテレビのそれを超えたと聞く。時代は動いていく。ネットの方がピンポイントで宣伝できるのが強みだろう。話は前後するが、監督仲間でも宣伝に関しては無頓着な人が多い。監督は映画を作る仕事であり、本来「宣伝」は配給・宣伝が行うものだが、今の時代、そんなことを言ってられない。
なのに、作品が完成すると「次回作は 。。。」なんて言っている。まず、完成作の宣伝だろう?と思うのだが、また、その辺のことも書いてみたい。

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